ノーマライゼーションとは?意味・8つの原理・提唱者をわかりやすく解説

初任者研修で習うノーマライゼーションって何?
介護職員初任者研修を受講すると、さまざまな介護用語・医療用語を学びますが、初めて聞く言葉や専門的な言葉に戸惑う方も多いかと思います。
特に受講中によく耳にすることになる「ノーマライゼーション」という言葉。
高齢者の尊厳や介護現場で大切な理念となるキーワードであり、介護職が理解しておかなければいけない用語の一つです。
実はこの言葉、介護・福祉を学ぶ人なら誰もが一度は出会う超基本キーワードでもあります。福祉系の学生やレポート課題で調べている方、これから介護の仕事を検討している方にも役立つよう、意味・提唱者・8つの原理から、バリアフリーなど似た言葉との違い、介護現場での実例までまとめて解説します。
ノーマライゼーションは初任者研修の最後に実施する修了試験でも出やすいので、誕生の歴史や意味をしっかり覚えておきましょう。
- ノーマライゼーションの意味・定義(厚生労働省の公式見解)
- 提唱者と歴史(ミケルセン・ニィリエ、そして3人目のキーパーソン)
- ノーマライゼーション8つの原理
- バリアフリー・ユニバーサルデザイン・インクルージョンとの違い
- 介護現場での具体的な実例
ノーマライゼーションとは?意味・定義をわかりやすく解説
ノーマライゼーションとは、障がいの有無に関係なく「当たり前の生活を送れる社会」を目指す考え方です。まずは公式な定義と語源、介護現場での基本理念を押さえましょう。
厚生労働省による定義(引用)
ノーマライゼーションは、もともと「障がいがある人も障がいがない人も、同じ生活と権利が保障される社会・環境を目指す」という考え方です。
厚生労働省もこの理念を公式に位置づけています。
「障害のある人もない人も、互いに支え合い、地域で生き生きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指す」
出典 「障害者の自立と社会参加を目指して」※障害保健福祉部見出し(厚生労働省)
この理念は現代では障がい者に限定されず、高齢者を含むすべての人にあてはめて考えられています。具体的な対象範囲は次項で解説します。
語源・英語表現・対象範囲
「ノーマライゼーション」は英語のnormalization(normal=普通、を名詞化した言葉)に由来し、日本語では「普通化」「正常化」と訳されることもあります。
対象は障がいのある方に限らず、高齢者を含むすべての人が「当たり前の生活」を送れることを目指す理念として、介護・福祉分野全体に広がっています。高齢者介護の現場では「高齢になっても、介護が必要になっても当たり前の生活を当たり前にできる環境」を目指すことが、基本の理念とされています。
より広い福祉の基礎知識を体系的に学びたい方は、福祉とは?意味や具体例、仕事の種類から役立つ資格まで簡単に解説もあわせてご覧ください。
介護現場での基本的理念(リハビリテーションとの違い)
介護業界未経験の方にとってノーマライゼーションという言葉は、聞いたことがない・知らなかったという方がほとんどかと思います。
しかし、介護業界・現場では、高齢者の尊厳の保持・自立支援の基本的理念として理解しておくべきキーワードです。
たとえば、広く知られている「リハビリテーション」という言葉。
これは怪我や障がいをリハビリテーションによって克服し、社会復帰を目指して行うというイメージがあります。リハビリテーションの意味する障がいは、その原因となる部分や状態ととらえられます。一方でノーマライゼーションの意味する障がいは、障がいがあることで生じる「生きづらさ」という社会的障壁であり、その原因は社会や環境にあるとされます。
介護現場では、高齢になっても、介護が必要な状態になっても「生きづらさ」を感じない、自分らしい生活ができる環境を目指すことが大切です。
介護職はその環境を目指してサポートする役割をもっているため、ノーマライゼーションの意味を理解して介護の仕事をすることが重要なのです。
介護・福祉の基本だからこそ、初任者研修の修了試験だけでなく介護福祉士国家試験でも出やすいワードです。
なお、「介護」と「福祉」という言葉自体の違いが気になる方は、介護と福祉の違いとは?資格や仕事内容・働く施設の違いを徹底解説も参考にしてください。
ノーマライゼーションの提唱者は誰?歴史からみる3人のキーパーソン
ノーマライゼーションは1人の提唱者だけで完成した理念ではありません。
デンマーク・スウェーデン・北米と、複数の人物が理念を発展させてきた歴史を解説します。
生みの親:ニルス・エリク・バンク=ミケルセン(デンマーク・1959年法)
ノーマライゼーションは1950年代にデンマークのニルス・エリク・バンク=ミケルセンによって提唱されました。
当時、知的障がい者は収容所のような大規模施設に入居し、劣悪な環境の中で生活していましたが、環境改善のため1951年に知的障がい者の親の会が発足しました。
この親の会の訴えにニルス・エリク・バンク=ミケルセンが共鳴し、共に政府へ処遇の改善を訴えました。
「障がいがある人もない人も、同じ生活と権利が保障される」というノーマライゼーションの理念が確立され、「ノーマライゼーション」という言葉を盛り込んだ1959年法がデンマークで制定されました。
育ての親:ベンクト・ニィリエ(8つの原理を整理・成文化)
1960年代、ノーマライゼーションの流れは北欧諸国にも広がり、スウェーデンのベンクト・ニィリエがノーマライゼーションの理念を整理・成文化。
ノーマライゼーションの8つの原理を提唱し、世界中にノーマライゼーションの理念が広がる土台をつくりました。
ニルス・エリク・バンク=ミケルセンは、ノーマライゼーションの父・生みの親といわれるのに対して、ベンクト・ニィリエは育ての親といわれています。
3人目のキーパーソン:ヴォルフェンスベルガーは北米にどう広めた?
ミケルセン・ニィリエの2人に続き、北米へノーマライゼーションを紹介したとされる3人目の人物として、ヴォルフェンスベルガー(Wolf Wolfensberger、1934〜2011年)が挙げられることがあります。ニィリエの8原理を英語圏へ紹介するとともに、後年には「ソーシャルロールバロリゼーション(Social Role Valorization)」、つまり障がいのある人にも社会の中で価値ある役割を持ってもらうという考え方を提唱したとされます。
日本への広がりと政策(国際障がい者年・ノーマライゼーション7か年戦略)
ノーマライゼーションの考え方は、その後ヨーロッパや北アメリカへ広がり、1981年の国際障がい者年(国連が「完全参加と平等」を掲げた年)を契機に国際的な広がりを見せました。
日本でも、1996〜2002年度に「障害者プラン〜ノーマライゼーション7か年戦略〜(内閣府)」が実施され、地域生活支援やバリアフリー化の数値目標を含む具体的な施策が国によって初めて体系的に示されました。
厚生労働省もノーマライゼーションを推進し、現代では障がい者福祉に限らず高齢者介護の基本理念としても浸透しています。
ノーマライゼーション8つの原理
ノーマライゼーションへの理解を深めるため、ベンクト・ニィリエが定義する「8つの原理」を一覧表と詳細説明でみていきましょう。修了試験対策としても重要なポイントです。
| No. | 原理名 | 一言要約 |
|---|---|---|
| 1 | 1日のノーマルなリズム | 起床・食事・就寝という当たり前の1日の流れ |
| 2 | 1週間のノーマルなリズム | 平日・休日のメリハリある生活リズム |
| 3 | 1年間のノーマルなリズム | 季節・行事を感じられる暮らし |
| 4 | ライフサイクルにおけるノーマルな発達経験 | 幼少期〜老年期まで自然な人生経験 |
| 5 | ノーマルな個人の尊厳と自己決定権 | 自由と希望を持ち、自分で決められること |
| 6 | ノーマルな性的関係 | 他者との良好な社会的・親密な関係 |
| 7 | ノーマルな経済水準とそれを得る権利 | 安定した生活を送るための経済的保障 |
| 8 | ノーマルな環境形態と水準 | 望む地域・家に住み社会交流できること |
1.1日のノーマルなリズム
朝起きたら顔を洗って着替える、食事は寝たままではなく座って食卓でする、そして夜にはパジャマに着替え歯磨きをして1日を振り返り寝る、という1日のリズムのことです。
2.1週間のノーマルなリズム
多くの人はひとつの場所で生活しながら、1週間の中で学校に行ったり仕事に行ったり、週末にはのんびり過ごすリズムがあります。
障がいや介護の有無に関係なく、1週間のリズムを大切にしようという考え方です。
3.1年間のノーマルなリズム
1年には季節や時期によって日常生活の変化やイベントがあり、参加することで毎日の生活をリフレッシュすることができるでしょう。
季節を感じられる食事や行事を楽しんだり、余暇活動や旅行をしたりといった1年のリズムのことです。
4.ライフサイクルにおけるノーマルな発達経験
ライフサイクルとは人の誕生から死までの過程を指します。
幼少期には友達と遊び、青年期にはおしゃれを楽しみ、異性との交流に関心をもち、成人すれば仕事をして責任感をもち、そして経験を重ね知恵が豊富な老年期には昔の思い出に浸る……といった、自然な人の営みの過程を重ねていくことです。
5.ノーマルな個人の尊厳と自己決定権
障がいがあっても介護が必要な方も、自由と希望をもって生き、周囲はそれを認め、尊重します。
そして仕事や行動を自分で決めることができる権利を持っています。
6.ノーマルな性的関係
子どもや大人でも、他者との良好な社会交流を行うことです。
定義では「他者」の部分が「異性との関係」と書かれていますが、現代ではLGBTなど多様な個性を尊重し合う社会として「他者」と捉えられることもあります。
恋をして、誰かを愛して、愛されて。そして一生を過ごしたいと思った人がいたら結婚を考えるということです。
7.ノーマルな経済水準とそれを得る権利
障がいや介護の有無に関係なく、誰もが公的な財政援助である社会的保障を受け、安定した生活を送る権利があります。
そして自由に使えるお金があり、必要なものや欲しいものを自分で自由に購入できることです。
8.ノーマルな環境形態と水準
自分が住む家は自分で決めることができます。
障がいや介護の有無で住む場所が限定されたり社会から隔離されたりすることなく、自分が望む地域、家に住み社会交流をしながら生活するということです。
より深く介護の理念を学びたい方は、対人援助の基本姿勢をまとめたバイスティックの7原則とは?をご覧ください。
関連用語との違い:バリアフリー・ユニバーサルデザイン・インクルージョン
ノーマライゼーションと混同されやすい関連用語を整理します。「理念」と「手段・アプローチ」の違いを押さえることがポイントです。
| 概念 | アプローチの起点 | 対象 | 一言でいうと |
|---|---|---|---|
| ノーマライゼーション | 社会のあり方そのものを問い直す理念 | 障がい者・高齢者を含むすべての人 | 当たり前の生活水準を保障する考え方 |
| バリアフリー | 既存の障壁(バリア)を取り除く | 障がいのある人・高齢者 | 段差や制度の壁をなくす手段 |
| ユニバーサルデザイン | はじめから誰もが使える設計にする | すべての利用者 | 誰にとっても使いやすい設計手法 |
| インクルージョン | 誰も排除しない社会をつくる | 障がい・貧困・性別・年齢などを問わない全員 | 包み込む・共生する社会づくり |
バリアフリーとの違い(障壁を取り除く視点との対比)
バリアフリーとは、障がいのある人が社会生活をする上で障壁(バリア)となるものを取り除くことです。エレベーターのボタン位置を低くする、駅ホームに転落防止ドアを設置するなどが代表例です。
ノーマライゼーションが「当たり前の生活水準そのもの」を目指す理念であるのに対し、バリアフリーはその理念を実現するための具体的な環境整備の手法にあたります。
ユニバーサルデザインとの違い(誰にとっても使いやすい設計との対比)
ユニバーサルデザインは、年齢・性別・障がいの有無にかかわらず、はじめから誰もが使いやすいように設計するという考え方です。開閉しやすい取っ手や音声案内付きの信号機などが例に挙げられます。
ノーマライゼーションという理念を実現するために、あらかじめ誰もが使いやすい設計を取り入れる手法がユニバーサルデザインといえます。
インクルージョン(ソーシャルインクルージョン)との違い(包み込む社会づくりとの対比)
インクルージョンは、障がい・貧困・性別・年齢・民族などにかかわらず、すべての人が排除されず社会に参加できる状態を目指す理念です。「誰一人取り残さない」という考え方を軸に、教育・雇用の現場で実践が広がっています。
ノーマライゼーションが「当たり前の生活」に焦点を当てるのに対し、インクルージョンは教育・雇用・地域活動など社会参加の機会づくりに焦点を当てたアプローチという違いがあります。
ノーマライゼーションの課題と現状
理念の実現にはまだ課題も残っています。介護現場で働く上で知っておきたい3つの視点を簡潔に整理します。
障がいのある人々への差別・偏見
障がいへの偏見・差別は根強く残っているといわれます。
就職や社会活動の場面で不利益を受ける、合理的配慮(一人ひとりの状況に応じた無理のない対応)が十分に受けられないなど、意識上のバリアが課題です。関連して、介護現場での不適切なケアが問題になるケースもあります。
就労・教育機会の格差
障がいのある人は、採用条件や職場環境の整備状況によって、健常者と比べて就労参加率や就学経験に格差が生じているといわれています。
教育・就労機会の不足は経済的自立を妨げ、ノーマライゼーションの実現を阻む要因のひとつです。
施設依存・地域生活移行の停滞(脱施設化の遅れ)
「施設から地域生活への移行」は一定の成果を上げてきた一方、いまも施設依存的な支援構造が残っているとの指摘があります。
単に施設を減らすだけでなく、住まい・就労・移動支援を一体化した地域生活支援が求められています。
この「脱施設化」の流れは、実は介護現場にもすでに浸透しています。次の章で具体的な実例をご紹介します。
介護現場のノーマライゼーション実例
介護現場でどんなことがノーマライゼーションとつながっているのか、わからない方も多いかと思います。そこで、筆者が体験した実例をお伝えします。
脱施設化「ユニットケア」
以前は大規模な老人ホーム(従来型の特別養護老人ホーム)が多かったのですが、2001年に厚生労働省が個室ユニット型への整備方針を示して以降、ユニットケアが現代の主流になりつつあります。
ユニットケアは「個々の生活リズムに合わせた暮らしに寄り添い、なじみの入居者やスタッフと社会交流をしながら暮らせる」介護スタイルです。入居者をおおむね10人以下の人数で1つのユニットに分け、個室・リビング(共有スペース)があり自宅のような環境です。
大規模施設のように、タイムスケジュールに合わせた「一律」「流れ作業」のようなケアではなく、一人ひとりに合わせたケアを行うため、入居前に近い生活です。
グループホームでも、好きなときにリビングに出てゆっくりしたいときは居室へ戻るなど、このように生活リズムや個性を尊重した個別ケアが重視され、リラックスして生活することができます。
朝の気分に合わせておしゃれを楽しむ
昔の介護施設では寝衣のまま着替えず1日過ごす、次の入浴の日や汚れるまでそのまま……などが当たり前だった時代もありました。しかし最近では高齢者がその日に着たい服を選び、おしゃれを楽しむ介護施設が増えています。
「今日はどんな服を着ますか?」
「上の服がしましまで、ズボンが水玉って派手だよー」
「もうすぐ春だし、今日は暖かいからこの服もいいですよね」
「この花柄の服は娘が買ってくれたの」
など、自然な会話を入居者だけでなく介護者も楽しめますね。
今日の気分に合わせた服を着て、おしゃれを楽しむ。年齢を重ねても自分らしくいられるのは、すてきですね。
家での当たり前を施設でも当たり前に(食器の実例)
介護現場のノーマライゼーションは、使う食器一つにも関わっています。
みなさん、家で飲み物をのむときどんな食器を使っていますか?
コーヒーはコーヒーカップ、冷たいお茶やお水はグラス、メニューによっても和食器・洋食器と種類を変えている方も多いですよね。以前働いていたデイサービスセンターで残念だと思ったのは、すべての飲み物を黄色いメラミンのマグカップに入れていたことです。
筆者は、お茶やお水、ジュースはグラス、コーヒーや紅茶はマグカップ、緑茶は湯飲みと……スタッフからの猛反対の中、2週間かけてすべての食器を変えました。
「なぜ介護が必要な方は黄色いメラミンのマグカップしか使ってはいけないのか?」という問いかけに対して
「落としても危なくないように」
「手の力が弱いから」
「みんな一緒の方が喧嘩にならないから」
というのがスタッフの意見でした。
わかります、ガラスや陶器は割れたら危ないですし、グラスや湯飲みは持ち手がないから落としそうですよね。
しかし自分が相手の立場だったらどうでしょうか?
週4日デイサービスを利用されている方は、来所時と昼食時、おやつの時間と1日3回もこの黄色いマグカップを使っている現状。当たり前のことが当たり前にできていない、ノーマライゼーションの理念や視点に気づけなかった事例です。
確かに手の力が弱い方や麻痺のある方には難しいケースもあります。
そのような場合は、落とさないように見守りをしたり、介助に入ったり、その方に合った食器を使ったりと、臨機応変に対応すればよいのです。
飲み物に合わせた食器を導入後、ある利用者に変化がありました。オレンジジュースの色や氷の音、陽にあててキラキラの反射を感じ「美味しそうやなぁ」と水分量を増加することに。更に、お互い模様の違う湯呑を比べて「カワイイねぇ」と笑顔。綺麗な所作で湯呑を使ってお茶を飲まれていた方もいらっしゃり、「実は昔お茶を習っていたの」と昔話も。
食器はリサイクルショップで購入、たったこれだけ。当たり前のことを当たり前にするだけで、介護の世界は変わるのです。
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受講費用*&
テキスト代 -
振替受講や
再試験代 -
就業
サポート
*初任者研修 または 実務者研修
ノーマライゼーションに関するよくある質問(FAQ)
- Q1.
- ノーマライゼーションの対義語・類義語は?
- A.
明確な定型の対義語は定められていませんが、あえていえば「排除」「隔離」といった状態が対極にあります。
「インクルージョン(包摂)」「共生社会」は、概念としては別物ですが(詳しくは前章参照)、目指す方向性が近く、あわせて使われることが多い言葉です。
- Q2.
- ノーマライゼーションの4つのバリアとは?
- A.
一般に、(1)物理的バリア(段差や交通機関などの移動面の障壁)(2)制度的バリア(機会の均等を奪う制度・ルール)(3)文化・情報面のバリア(点字・手話通訳の不足などによる情報格差)(4)意識上のバリア(偏見・差別・無関心)の4つを指します。
- Q3.
- 介護職員初任者研修の修了試験ではどう出題される?
- A.
「ノーマライゼーションの8つの原理」や「ノーマライゼーションの4つのバリア」についての、定義や解説を問う選択式の設問が出題されやすい傾向にあります。
- Q4.
- ノーマライゼーションが覚えられない……効率的な覚え方は?
- A.
-
8つの原理は「1日→1週間→1年→一生(ライフサイクル)」という時間軸の広がりでイメージすると整理しやすくなります。
初任者研修を受講中、もしくは受講を検討している方は、初任者研修が覚えられない…効率的な学習方法もあわせてご覧ください。
まとめ
ノーマライゼーションの意味や考え方、提唱者、8つの原理、関連用語との違い、介護現場での実例について紹介させていただきました。
「ノーマライゼーション」というとなんだか社会的で壮大なイメージがしますが、実は「当たり前のことを当たり前に」という身近な課題なのです。
介護現場にはこのようなニーズがたくさん潜んでいます。介護職はそれに気づき環境を改善させようと働きかけ、QOL(生活の質)の向上を目指し、豊かな人生を支える役割を持ちます。
このような介護のノーマライゼーションは、医療・介護・地域と連携し住み慣れた地域で暮らせる「地域包括ケアシステム」や、認知症があっても地域で安心して生活できる「認知症サポーター」の存在など、地域社会にも浸透しています。
介護業務をする上でも欠かせない理念であり、これから介護の仕事を目指している方はノーマライゼーションを理解しておくことが大切です。
ぜひ、カイゴジョブアカデミーの介護職員初任者研修の資格講座ページからご確認ください。ノーマライゼーションについて一緒に学びませんか。
編集部
介護業界のプロフェッショナルが介護の仕事や資格に関するお役立ち情報をお届けします。
