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介護職の志望動機・志望理由の考え方って?例文や面接の突破法もご紹介

更新日:2019/07/08

介護職の志望動機・志望理由の考え方・例文

介護職の志望動機・志望理由の考え方って?

履歴書を書く時に頭を悩ます「志望動機」。
その介護事業所を志望する動機や理由があっても、あらためて文章にしてまとめるのは難しいことです。
今回は、志望動機の書き方で悩んでいる皆さまへ、志望動機の考え方や例文、注意点、さらには面接の突破方法についてご紹介します。
履歴書を作成する前に、ぜひご一読いただければ幸いです。

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1.介護職の志望動機・志望理由の考え方(職種・経験別)

志望動機は応募者の仕事に対する関心や、取り組みの姿勢が読み取れるため、採用する側にとっては重要な項目です。
採用担当者は、当然ですが、その会社で働きたいと強く想っている方を採用したいものです。
さっそく、採用したいと思わせる志望動機の書き方をご紹介します。

・志望動機・理由の構成

書き慣れていない方にとっては、なかなかうまく書けないことがあります。
そんな時には構成を組み立てて、整理すると書きやすくなるので、構成に使用するテーマの例をご紹介します。

[介護職を志望した動機・理由]
なぜ介護職として働こうと思ったか、きっかけになった出来事や考えを書きます。
介護職員初任者研修を受講した方や、大学等で福祉を勉強した方は、「なぜ介護職員初任者研修を受講しようと思ったのか」「なぜ福祉を勉強しようと思ったか」から記載すると良いでしょう。

[会社・事業所を選んだ理由]
数ある介護事業所の中で、どうしてその会社を選んだのか、という理由を書きます。
ここでは、その会社がホームページ等で強みとしてアピールしている点について書くと良いでしょう。

[会社に対してできる貢献]
就職したら、どのような貢献ができるかを記載します。経歴や特技などを今後の業務に結びつけて書きましょう。

[自分の将来像・目標]
どんな仕事をしたいか、またはどんなキャリアアップを目標にしているかを記載します。
あまり遠い将来ではなく、就職後3~5年のイメージが良いでしょう。

[熱意・やる気]
介護業務に対して会社に対して、「ここで働きたい!」という想いを書きましょう。

・経験別の志望動機の考え方

次に経験別に志望動機についての考え方やポイントについて説明します。

[介護職員(経験なし)]
初めて、介護職として働く方は、動機を多めに記載しましょう。
介護職員初任者研修を受講した方や、福祉の勉強をされた方は、どんなことを学び、それを仕事でどう活かせるのかをメインに書くといいでしょう。

[介護職員(経験あり)]
経験者の場合、採用担当者が気にするのは、どうして前の職場を辞めたのか、職場を変えようと思ったのか、という点です。
退職する理由の多くは、給料や職場環境に対する不満が原因でしょう。
しかし、前の職場を批判するような内容を書くことはNGです。
新たな環境で頑張りたい、ステップアップを目指したいなど、前向きな気持ちを書きましょう。

2.介護職の志望動機・志望理由の例文

では、次に具体的な志望動機、志望理由の書き方と例文を紹介します。

・具体的な書き方

いきなり文章として書くのではなく、まず最初に先ほどご紹介したテーマ
「介護職を志望した動機・理由」「会社・事業所を選んだ理由」「会社に対してできる貢献」「自分の将来像・目標」「熱意・やる気」に該当する内容を箇条書きにします。
次に、書き出したものをテーマに合っているか確認し、必要に応じて修正、分類を変更します。
それぞれのテーマの中で、自分が一番アピールしたいものを選びます。
選んだ項目を使い、文章を作成します。すべてのテーマを使う必要はありませんし、複数のテーマをまとめて文章を作成することも問題ありません。

・具体的なテーマ別の箇条書き

(例)50歳男性の転職理由
45歳で家族の介護を機に、それまで働いていた運送業から有料老人ホームの介護職に転職。待遇の良い別の有料老人ホームへの転職を希望している。

介護業界の志望動機 家族の介護を通じて介護の大切さを感じる 人に感謝される仕事がしたい 運送業での仕事が身体的に難しいと感じていた
事業所の選択理由 給与が高い(現在の職場の給料面が不満) 会社が大手で安定している。 自宅から近い 研修制度がある
経験 長所 運送業の経験 5年間の介護職員の経験 明るい性格 体力がある 資格
将来像・目標 給料のアップ 管理職を希望 人間関係のよい職場環境で働きたい

テーマに沿って書き出し、整理を行いました。
みなさんならどのように組み立てていきますか?正解はありませんが、私であれば転職理由、貢献、目標を中心にまとめます。

・例文

私は家族が要介護状態になったことを機に、介護の仕事の大切さとやりがいを知り、また感謝される仕事がしたいという想いから、運送業から介護職に転職しました。
5年間有料老人ホームの介護職員として勤務し、昨年介護福祉士の資格を取得しました。
さらに自身のスキルを高め、より良いケアを提供したいと考え、研修制度が充実している貴社を志望しました。

・その他の例文

子供の育児がひと段落したことから、やりがいのある仕事、人と接する仕事として、介護業界への就職を希望しました。
今まで未経験の仕事ですから業務の理解をするために、介護職員初任者研修を受講し、先日修了しました。
研修は受講しましたが、就職後もしっかりと勉強をして、一日でも早く一人前の介護職員になれるよう努力しますので、よろしくお願いします。

3.介護職の志望動機・志望理由の注意点

言葉というのは難しいものです。時に書き手が意図しない、マイナスなイメージ、ネガティブな印象を与えてしまうことがあります。
そうならないためにも、使う言葉や内容には注意しましょう。

・給料・福利厚生

就職先を決める時に重視するポイントの一つが、給料や福利厚生だと思います。
しかしこの理由を記載すると、採用担当者は「もっと給料が良いところを見つけたら、すぐに転職するかもしれないな」と感じることがあるので、書かない方が良いでしょう。

・人間関係のトラブル

退職理由で「上司と折り合いが悪く」「同僚とうまくやっていけず」などの人間関係のトラブルについて記載するのは避けましょう。
一般的に人間関係は、双方の努力で成り立つものという認識が強く、あなた自身にも何か原因があったのではと思われます。

・自分の言葉で自分の考えを書くこと

志望動機は、ご自身にとってはアピールの機会になり、採用担当者にとってはあなたの仕事に対する姿勢や考え方を知るために重要な情報となります。
そのため面接の時には、志望動機についての詳細や関連した内容を質問されることが多いものです。
中にはインターネットや本の例文をそのまま書く方がいますが、当然内容が伴わないことになり、印象が悪くなります。
文章の出来栄えよりも、自分のことを自分の言葉で説明できることが一番大切だと思います。

4.介護職の面接突破法

就職活動において面接は大きなポイントとなります。面接ではどうしても緊張してしまい、本来の力が発揮できないものです。
ここでは、少しでも緊張しないように準備することをご紹介します。

・時間に余裕をもって行動する

面接場所には早めに着くように、必要な時間を調べましょう。早めに着いて、身だしなみをチェックするくらいの余裕があると良いでしょう。

・履歴書の内容を覚える

面接では志望動機や退職理由など履歴書に書いた内容を話します。質問に対する答えが履歴書に書いた内容と全然違うと印象が悪くなります。
事前にきちんと整理して覚えておきましょう。

・言葉遣いに気をつける

話をしていると、つい普段使っている言葉が出てしまいます。語尾の「です。ます。」自分のことは「私」は、最低限気を付けるべきところです。

・面接は会話のキャッチボール

面接は担当者の質問に対して、あなたが答える形式です。質問に対して、質問に合った明確な回答を心がけましょう。

・職場は自分を磨く場でもある

仕事は給料をもらうためだけのものではありません。働くことを通じて人は成長していきます。
会社があなたに期待していることの一つは、長く勤めてもうことでより成長し、将来は会社の大きな戦力になってもらうことです。
例え、今は資格や経験がなくとも、向上心や熱意があれば会社は高く評価してくれることが多くあります。

まとめ

履歴書に書く志望動機はわずか数百文字ですが、あなたの印象を大きく左右します。
志望動機を書く時に、どうしてこの会社を選んだのかを自分なりに整理しましょう。
特に給料などの処遇面以外にしっかりと目を向けることで、選んだ会社について知ることができ、共感できる理念や、取り組みを見つけ、動機付けに組み込むことができます。
また、まだ介護の資格を持っていない場合には、出来る仕事が限られてしまうため、「初任者研修」や「実務者研修」の資格を取ることで、就職活動がスムーズになりより良い待遇が期待できるでしょう。

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