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ガイドヘルパー(移動介護従事者)の給料と年収ってどれくらい?

更新日:
給料袋と介護職員服

みなさんは、ガイドヘルパー(移動介護従事者)という職業をご存知でしょうか?この職業は、精神障害や視覚障害など、何らかの障害があり、ひとりで移動することが困難な方のサポートをする仕事です。障害福祉の仕事に就くことを目指す方、訪問介護事業所でホームヘルパーとして働いている方の中には、このガイドヘルパーの資格に興味がある方がいるのではないでしょうか。
ここでは、ガイドヘルパーの資格、仕事内容、給料についてご紹介します。

1.ガイドヘルパー(移動介護従事者)の給料・年収は?

ガイドヘルパーの給料はどれくらいなのでしょうか。
求人情報を確認すると、地域により差はありますが、正社員の月給が18〜22万円、年収にすると250~280万円程が多いようです。また、パートの時給は1,300円〜1,500円が多いようです。

2.ガイドヘルパー(移動介護従事者)になるには?

ガイドヘルパーになるためには、ガイドヘルパーとして働くために必要な知識や技術を習得する為に各都道府県等が指定する研修を受講する必要があります。これらの研修は、障害の種類(視覚障害、知的障害、全身性障害)によって学ぶべき内容が異なることから、それぞれの障害の種類に合わせた研修プログラムが設けられています。ここでは、障害者総合支援法上で必要とされる具体的な資格や研修をご紹介します。

行動援護

行動援護に従事するためには以下のいずれかの資格が必要となります。

  • 行動援護従業者養成研修修了者であり、障害者の直接支援業務に従事期間1年以上の従事経験がある方(期間の定めあり:2021年3月31日まで)
  • 介護福祉士、実務者研修修了者、居宅介護職員初任者研修修了者であり、障害者の直接支援業務に従事期間2年以上の従事経験がある方

「行動援護従業者養成研修」とは

行動援護従業者養成研修とは、行動障害全般に関する知識や介護技術を学習する研修です。カリキュラムは10時間の講義と14時間の演習となっています。受講期間は3~4日で設定している研修機関が多く、受講料は、2~3万円となっています。

同行援護

同行援護に従事するためには以下のいずれかの資格が必要となります。

  • 同行援護従業者養成研修修了者
  • 介護福祉士、実務者研修修了者、居宅介護職員初任者研修修了者、介護職員初任者研修修了者、視覚障害者外出介護従業者養成研修修了者、全身性障害者外出介護従業者養成研修修了者、知的障害者外出介護従業者養成研修修了者であり、障害者の直接支援業務に従事期間1年以上の従事経験がある方
  • 視覚障害学科の修了者

「同行援護従業者養成研修」とは

同行援護従業者養成研修とは、障害全般に関する知識や同行援護に必要となる技術を学習する研修です。一般過程と応用過程に分かれており、一般過程のカリキュラムは12時間の講義と8時間の演習、応用課程は、2時間の講義と10時間の演習となっています。。受講期間は3~4日で設定している研修機関が多く、受講料は、2~5万円となっています。

3.ガイドヘルパー(移動介護従事者)の仕事内容・職場

ここではガイドヘルパーが活躍する職場と仕事内容についてご紹介します。

ガイドヘルパーが活躍する職場

ガイドヘルパーは下記の事業所において活躍しています。

  • 障害により屋外での移動が困難な方に対する外出支援を行うため、障害者総合支援法に定められる障害福祉サービス事業所(居宅介護、同行援護)
  • 障害を持つ要介護高齢者に対する外出支援を行う介護保険法に基づく介護事業所(訪問介護)
  • 市町村の実施する移動支援事業を受託する事業所

仕事内容

仕事内容は、提供するサービスの種類によって異なります。

【行動援護の仕事内容】

  • 外出の際、行動障害を起こすことを予防するための工夫
  • 外出中、行動障害を起こした場合の対応
  • 移動の支援
  • 排泄、食事等の介護
  • その他

【同行援護の支援内容】

  • 外出において必要な情報の提供
  • 移動の支援
  • 排泄、食事等の介護
  • 代筆、代読
  • その他

4.ガイドヘルパー(移動介護従事者)の給料・年収が高くなる資格は?

ガイドヘルパーが働く事業所は先ほどご紹介しました。これらの事業所では、ガイドヘルパー以外にも、サービス提供責任者、事業所管理者という職種が働いています。
まずはサービス提供責任者を目指すことで、給与、年収が増加することになりますので、障害福祉サービス事業所と介護事業所でサービス提供責任者になるための資格をご紹介します。

介護事業所のサービス提供責任者

  • 介護福祉士として必要な知識、技術を習得した者(介護福祉士、実務者研修修了者)
  • 介護職員基礎研修修了者、訪問介護員養成研修1級課程修了者
  • 障害福祉サービス事業所のサービス提供責任者の要件を満たす者
  • 看護師等

障害福祉サービス事業所のサービス提供責任者

  • 介護福祉士
  • 実務者研修修了者
  • 介護職員基礎研修修了者
  • 居宅介護従業者養成研修1級過程修了者
  • 居宅介護職員初任者研修修了者で、3年以上の実務経験がある者
  • 介護保険法の訪問介護事業所のサービス提供責任者の選任要件を満たす者
  • 看護師等

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。ガイドヘルパーは、サービスの種類によって、求められる役割は様々であり、必要となる知識や技術が異なります。
ガイドヘルパーの従事するために必要な資格を把握し、研修を受講することで、就職先の選択肢が増えることになります。まだガイドヘルパーの研修を受講をしていない方は、ぜひ受講をご検討ください。

>>全身性ガイドヘルパーとは?

吉田あい写真
この記事の著者 吉田あい
プロフィール
大阪府出身。現役のケアマネージャー
専門は「高齢者介護論」「社会福祉援助技術論」「介護現場におけるリスクマネジメント」
特別養護老人ホームや居宅介護支援事業所などの現場で、介護職を10年以上経験。介護講師経験3年。
WEBライターとして、介護・医療・転職・健康などのジャンルで執筆700本以上。
カイゴジョブアカデミーにて、介護の仕事や資格について、実体験を踏まえたお役立ち情報をお伝えします。
保有資格
介護支援専門員(ケアマネージャー)、介護福祉士、社会福祉士、メンタル心理カウンセラーなど
介護専門の資格講座学校「カイゴジョブアカデミー」の編集部です。
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