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「介護職は経済的に安定した生活をもたらしてくれました」―不安定な生活から脱却、セカンドキャリアに介護職を選んだ50代男性の思いとは

更新日:2023年9月19日

初任者研修から踏み出した一歩

「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役は萩原光さんです。25年間、動物に関わるフィールドワーカー(動物調査員)としてやりがいにあふれた日々を過ごされてきました。その一面、収入や休日は不安定でご家族も一抹の不安を抱えた日々だったといいます。介護への転職は収入面の安定だけでなく身体的に無理のない生活、家族の安心感、そして本当の意味での「趣味の時間」を持つことへ繋がりました。初任者研修を取得された今、介護の仕事は「今までの経験を自分の個性として活かすことができる」と語る萩原さんにお話を伺いました。

萩原 光さん(54歳)

2020年1月~4月 介護職員初任者研修/千葉校
2020年12月 特別養護老人ホームに就職

記事の監修者:藤井寿和(介護福祉士)

“やりがい”と“不安定”の葛藤の中、家族を最優先に決断

藤井:介護職の前はどんなお仕事をされていたのか、教えてください。

萩原さん: 千葉県の房総半島を中心に、25年間フィールドワーカーとして自然の中で生きる動物を調査する仕事をしていました。特に猿の依頼が多く、行動調査・報告を上げて、特定外来種の狩猟をするというのが主な業務内容です。

藤井:珍しいお仕事ですね!なぜそこから介護職に興味を持たれたのでしょうか?

萩原さん: いえ、いきなり介護職に興味を持ったわけではなく、フィールドワーカーから転職しようと思ったのが先でした。

藤井:というと?

萩原さん: 日本の自然科学業種というのは財源が非常に乏しく、福利厚生や給与面があまりよくありません。やりたいことではあったし、仕事のやりがいもあって天職だなと思っていましたが、今後の未来を考えていくのは難しいと考え、転職を決意しました。

藤井:転職を考えてからどうされたんですか?

萩原さん: まずは働く場所を変えようと思い、フィールドワーカーの会社を辞めて2019年に千葉に大型台風が来たときボランティア活動でお世話になった養鶏場にお世話になることになって、そこで1年働きました。

藤井:養鶏場で働かれていたのですね。その後、介護に興味を持ったんですか?

萩原さん: フィールドワーカー時代に独居高齢者だった叔母の看取りを経験し、その時に介護という仕事の大切さを実感し興味を持ったのが最初のきっかけです。子どもの学校のPTA会長をやったりして、元々地域貢献にも興味がありましたが、このときはまさか介護職をやるとは思っていなかったんですよね。
その後コロナ禍になり、養鶏場で働きながらもフィールドワーカーの経験を活かせる仕事はないかと色々と探し回りました。狩猟できる資格をもっているのでジビエ関係や運送関係、警備員まで色々です。その選択肢の中に介護もあり、カイゴジョブアカデミーに電話してみたところとても親身になって相談にのってくれて、トントンと話が進みました。

相談をしたことが後押しになり、介護の仕事に進めた!

藤井:カイゴジョブアカデミーのキャリアアドバイザーとどんな話をされたんですか?

萩原さん: 私も全くわからなかったので色々と相談させていただきました。その中で「介護職というのは、就労年月を重ねれば給料が上がるのではなく、自分のスキルを身に付けること、自分の努力次第で給料を上げることができるんです」とアドバイスを受けました。自分の年齢を考えると今から何かを新しく始めるのは難しいなと思ってましたが、キャリアアドバイザーさんとのお話は転職の後押しになりましたね。資格取得やスキルを身に付けることで給料が上がるのは自分にとって非常に魅力に感じました。

藤井:キャリアアドバイザーのアドバイスが背中を押してくれたんですね!

萩原さん: はい、職場探しについても手当てや就労条件、自分に合うのかも含め考えてくれて、複数の介護事業所を提案してくれたのがすごくよかったです。職場探しのお手伝いに加え、初任者研修も取得できて自己負担金のかからない特待生キャンペーンも、何も知らない業界のことなので凄く手助けになりました。

藤井:初任者研修を受講してみていかがでしたか?

萩原さん: 自分が良かったなと思うのは、その場に集っている仲間との出会いです。みんな介護職としていろいろなところで働いていたので、介護の職場状況とかそういうところも聞けたりして、「自分もやっていけるかも」という気持ちに変わっていきました。クラスメートとは仲良く過ごすことができました。

藤井:萩原さんは介護の仕事と初任者研修の通学を同時に進められましたが、大変ではなかったですか?

萩原さん: 特に大変とは感じなかったですね。趣味のバイクで海岸線を走って通学してたんで、通学の日が楽しみでした。それに働いている職場があって学びの場もあるというのは、学んだことを即実践できるので自分にとってはよかったです。

藤井:初任者研修で印象に残っていることはありますか?

萩原さん: 前職のこともあり、人間の身体の仕組みとかの授業は面白かったです。大学時代に習ってはいますが、体の神経とか臓器であるとか、学生に戻ったような感じで凄く楽しかったです。やはり生物に興味があるんですよね。

藤井:勉強したことで介護のイメージは変わりましたか?

萩原さん: はい、変わりました。もっと医療に近いのかなと思っていたんですが、授業を受けてみて生活に近く生きる側に近いんだなということや、利用者様自身の力を使って健康に生きようという考え方は目から鱗でした。

培ってきた経験は個性となり、大きな武器となる!

藤井:介護の仕事に就いて3年が経ちますが、前職の経験が役立っていると感じることはありますか?

萩原さん: 前職の経験上、自分でイメージを膨らませることや観察することが比較的得意で、それがすごく役に立っています。例えば、自分で上手くものごとを伝えることができない利用者さんに対し、いかに観察しコミュニケーションをとって本当に伝えたいことを酌み取れるかっていうことですね。感覚的なことなので、言葉で伝えるのが難しいですね(笑)。

藤井:いまの職場環境はどうですか?

萩原さん: 前の仕事は殆ど休みがありませんでした。今はシフトで週2日の休みと、NO残業の職場なので体の面でも助かっています。今までは仕事も趣味みたいな感じで、休みの日でもしっかり休んでなかったというか。今は言葉どおり休みをしっかりとれるので、本当の意味で自分の趣味の時間をもつことができています。

藤井:もしかして先程おっしゃっていたバイクですか?

萩原さん: そうです、バイクがすごく楽しいです!もともと中型免許は持ってましたが乗れてなくて、今は大型免許を取って乗り回してます。房総半島は山道も凄く綺麗なので、気持ちよくツーリングや通勤ができますよ!

藤井:いいですね!お休みもしっかりあって、ご家族との生活にも変化はありましたか?

萩原さん: そうですね。国民健康保険が社会保険になり、給料がちゃんと定期的に振り込まれることが何より大きいです。フィールドワーカー時代はまとまった契約金をもらって、それを切り詰めながら生活していました。いっときはうまくお金が回らず困ったこともありましたが、こうして安定した収入がある生活になって安心しています。

ある1週間のスケジュール
ある1週間のスケジュール

藤井:萩原さんが考える介護の仕事の楽しさややりがいはどんなことですか?

萩原さん: 自分にとって介護の仕事は不思議や興味がいっぱいなんです。高齢の方々との生活は楽しくて飽きません。これまで自然科学関係でやってきましたので、介護のいろんなことに面白味を感じています。
別の面でいうと地域貢献できているんじゃないかと思うこともありますね。地域をどう安全にするか、どういう風に構成していくのかと考えると、その中に高齢者は必ず存在するわけだし、全部つながっているのかなと思います。

藤井:コロナ禍を経て、世の中がどんどん変化しています。もしリストラや早期退職などで悩んでいる方がいたら、介護の仕事はお勧めできますか?

萩原さん: お勧めはできますよ。人間嫌いだと難しい仕事ではありますが、一人一人の個性を生かせる仕事なので、自分をうまく発揮しやすいと思います。介護という集合体の中にいろいろな人がいていいし、個性というのはすごく大事だと思います。そういう意味では間口が広い仕事だと感じています。

藤井:最後に、今後の目標について教えてください!

萩原さん: 介護の仕事を始めてちょうど3年になります。カイゴジョブアカデミーで介護福祉士実務者研修も取得しましたので、介護福祉士試験に挑戦して、介護の仕事をもっと理解したいです。また、コロナ禍で大変な時期にいまの職場が採用してくれました。自分に「来てほしい」と言ってくれた、その恩には必ず報いていきたいです。

インタビューを終えて

社会の自然環境問題に長年従事されてきた萩原さん。仕事のやりがいと、家族、生活の葛藤からの経験談は、共感できる部分も多くありました。50代でセカンドキャリアを考えるとき、経験という個性を活かせる介護の仕事はとても魅力的ですね。悩まずにまずは経験という個性をキャリアアドバイザーに伝えることから始めてみてはいかがでしょうか。

構成、執筆:秦 佐起代


「みんなの介護転職ストーリー」でご紹介している方々は、無資格・未経験から介護業界に挑戦したカイゴジョブアカデミーの卒業生です。皆さんが活用された「特待生キャンペーン」なら、自己負担なしで「介護職員初任者研修」の資格を取得でき、さらに介護職専門のキャリアアドバイザーによる就職先の紹介も受けられます。資格が1つあるだけで、給与や待遇がアップし、就職・転職時にも大変有利です。下記リンクからそれぞれ詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>自己負担なしで介護職員初任者研修を取得できる!「特待生キャンペーン」についてもっと見る

>>介護の最初の資格といえばコレ!「介護職員初任者研修」についてもっと見る

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この記事の監修者

藤井寿和


1978年 静岡県西伊豆生まれ。
18歳~24歳まで陸上自衛隊の救急隊員(衛生科)を経験し、 三宅島噴火に伴う災害派遣をきっかけに介護の仕事に転身。
医療法人で在宅医療に特化した介護を学び、介護施設の介護職員、生活相談員、管理者、事業部統括マネージャーに就任した後に、株式会社にて超都心型デイサービスの管理者を経験後、36歳で独立。
2015年に合同会社福祉クリエーションジャパンを設立。
介護福祉士現場コンサルタント、商品開発アドバイザー、講師業を経て、2017年、テレビ朝日の“スーパーJ チャンネル”にて自身への特集、密着取材が全国放映された経験から、介護業界の情報発信とスポットライトが当たる重要性に気づき、自主メディアの制作を志す。
介護専門誌のフリーペーパー発行人、編集長を歴任し、2021年9月にメディア事業へ注力する株式会社そーかいを設立し、代表取締役に就任、現在に至る。

・一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会 公認講師
・合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
・株式会社そーかい 代表取締役
・ものがたりジャーナル 編集長
・NPO 16歳の仕事塾 社会人講師
・映画「ぬくもりの内側」プロモーションディレクター

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