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離婚し、自活のために正社員としての介護を選択!「人を大事にしてくれる今の職場でキャリアップを目指したい」

更新日:2023年6月30日

初任者研修から踏み出した一歩

「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役は高橋志穂里さんです。高校卒業後、約13年間販売業に携わっていた高橋さんは、人とじっくり話をするのが好きな販売スタッフでした。その後離婚し、自活のために始めた転職活動。正社員雇用を目指し、「昔からお年寄りとお話するのが好きだった」ことから初任者研修の受講を決め、介護業界へ転職しました。地元のデイサービスでは夜勤もなく、「販売のときより仕事が楽しい」と話される笑顔が印象的でした。

高橋 志穂里さん(32歳)

2022年9月~2023年1月 介護職員初任者研修/柏校
2023年3月 デイサービスに就職

記事の監修者:藤井寿和(介護福祉士)

販売スタッフの勤務時間やノルマに疲弊

  
販売員時代

藤井:ずっと販売のお仕事をされていたそうですが、接客がお好きだったのですか?

高橋さん: もともとウィンドウショッピングが好きでした。高校卒業後、不景気で就職が難しかったのですが、販売なら就職しやすいと聞き、かつ興味もあったので販売員として働き始めました。この頃は若い人向けのあまり高額ではないバッグや靴などを販売していました。

藤井:販売のお仕事は楽しかったですか?

高橋さん: それが、実際に働いてみると結構大変でした。セールの期間は7日間連続で出勤だったり、休みも思うように取れなかったりして。営業が22時までの店舗にいたので、帰宅すると夜中になっていることもしょっちゅうでした。販売額のノルマもあり、在庫がないのに予約を取りまくって予算を達成させるような会社だったんです。

藤井:それは大変でしたね。そこからどうされましたか?

高橋さん: 結婚して、印鑑屋さんにパートとして転職しました。印鑑屋さんって、時間通りにきっちり閉まるじゃないですか。

藤井:確かに時間通りに閉まりますね。印鑑は高額なものもありますし、お客様の年齢層も上がりそうですね。

高橋さん: 数千円単位の商品から、一気に数十万円単位の商品を販売することになって、自分ではステップアップできたと思っています。安いものを数多く売る販売とは違って、客層も変わります。一人のお客様にじっくりと時間をかけて、時には人生相談のような深い話もしながら接客していました。これがすごく私に向いてたみたいで、約2年でしたがとても楽しく仕事ができました。


藤井:その後、介護業界に転職されたのはどんなきっかけがあったのですか?

高橋さん: 実は離婚して、自活していくためにはパートの収入ではやっていけなくて……。接客が好きだから販売員でも良かったのですが、離婚後に実家に帰ってきたとき、そんなに弱っているとは思ってなかった祖母が訪問介護でヘルパーさんのお世話になっていたんですよね。私はもともとおばあちゃんっ子で、祖母が介護されている様子を見て、「私も介護したい!」と思ったのが最初のきっかけです。それに介護業界なら正社員でも募集していて、この頃の私には「正社員」という雇用形態がとても魅力的だったのも理由の一つです。

藤井:介護への転職が思い浮かんでから、どんな行動をされましたか?

高橋さん: まずは仕事探しですね。求人情報を見たり、カイゴジョブに登録したりして自分で探しました。それである求人サイトで見つけた有料老人ホームに就職しました。

夜勤のない地元のデイサービスへ転職

藤井:資格を取らず、先に就職されたのですね。初めての介護職はいかがでしたか?

高橋さん: これが思っていた仕事と全く違って、精神的にも肉体的にもしんどかったんです。日勤メインだと思っていたのに、なぜか夜勤専従のようになってしまって、友達に相談しても「正社員とはいえ、夜勤ばかりというのはおかしい」と言われました。それに指導体制にも疑問が……。教えてくれる先輩はいるんですが、先輩は介護度の低い1階にばかりいて、介護度高めの2階には私一人。何かあったら電話して、とは言われてましたが、それがまだ入社して3日目くらいのことなんです。ある意味、早く仕事を覚えられましたが、介護事故につながる危険性もあり、今思えば辞めて正解でした。
その頃、会社側から「早く資格を取れ」と言われたので、自分で探してカイゴジョブアカデミーで初任者研修の受講を始めたんです。ただ、夜勤しながらだったので、通学はきつかったですね。

藤井:夜勤と昼間の通学を両立するのは確かに大変ですよね……。そんな状況を、カイゴジョブアカデミーのキャリアアドバイザーには相談されましたか?

高橋さん: はい、通学中に相談できるタイミングがあったんです。そしたら「もっと無理なく働けるいい施設がありますよ」と言ってくれて、それで紹介していただいたのが、今も働いているデイサービスです。

ある1週間のスケジュール

藤井:そうでしたか、デイサービスに転職してみていかがですか?

高橋さん: 家から徒歩10分程度、夜勤がなく、休みも取りやすい所が良いと思っていたら、まさにそのようなところを紹介してもらって、格段に働きやすくなりました! それに前の職場に比べると、介護職を大事にしているなと感じます。希望休をしっかり取れるのが嬉しいですね。
実は転職後にある病気になったんですが、正社員からパートに切り替えて、働きやすいように時短勤務にしてもらいました。それでも教育係として新人さんに仕事を教えたりして、まとめ役のようなこともさせてもらっています。社員のことを大切にしてくれる会社なので、今後も働き続けたいと思っています。

ある1週間のスケジュール
ある1週間のスケジュール

藤井:接客業などで培われてきたコミュニケーション能力が活かして活躍されているのですね。初任者研修で勉強したことは、現場でどのように生かされていますか?

高橋さん: 前の職場のときは、先輩に「トイレ介助のときは利用者さんのお腹をこんな感じで押してあげて」と言われたのですが、具体的にどこをどう押せばいいのかよくわからずただ見よう見まねでやっていただけでした。でも、カイゴジョブアカデミーの先生に丁寧に教えていただいたので、今はきっちりできるようになりました。移乗も教えてもらった通りにやってみたら、本当に立ちやすかったです。すべて実践できることばかりでした。
それから一緒に勉強できる仲間ができたこともよかったです。夜勤でヘロヘロだったので、もし仲間がいなかったら勉強を続けていけなかったかもしれません。仲良くなったクラスメートとは、今も連絡を取り合っています。

人が変化していく過程が見える介護は楽しい!

藤井:どんなときに介護の仕事でやりがいを感じますか?

高橋さん: 「お風呂に入りたくない」という人に、私が対応したら入ってくれたときや、レクに参加しなかった人が私の誘導で参加するようになったときなどですね。少し前のことですが、それまで「俺はやんないよ」と、レクに絶対参加しない利用者さんがいたんですが、私が「やってみようよ」と何度も声をかけているうちに参加してくれるようになりました。それからは「今日は何するの?」とか、「おお、やってみよう」って、言動が変わってきて。「あの人は何をしても変わらない」と思われていた人が、私の働きかけで変わっていく過程を見ることができることにとてもやりがいを感じます。販売員のときは、お客様が買ってくれたあとの変化を見ることはできませんでしたから。

藤井:自分の働きかけで利用者さんにプラスの変化が起こるのは嬉しいですね。高橋さんが介護への転職を迷っている人にオススメポイントを伝えるとすれば、どんな点でしょうか?

高橋さん: 排泄介助もありますから、便の匂いとか気にされる方もいると思いますが、私は案外平気でした。働く時間が決まっていて残業も少ないし、ちゃんと休みも取れるところもオススメできるところだと思います。

藤井:営業や販売から転職された方は、「介護は休みがちゃんと取れる」と言われることが多いですね。

高橋さん: それと「ありがとう」と言われることが増えました。販売員時代は、こちらが「ありがとうございます」と言うばかりでしたが、この仕事を始めてからは相手から「ありがとう」と言われてばかりです。特に、私のような年代だと利用者さんにとっては「孫世代」なので、「孫と同じ年だよ」「あなたは私の孫だからね」と言ってとても可愛がってくれて、仕事が楽しいですよ。

高橋さんのおばあさま(左)

藤井:介護に転職して、ご家族の反応はいかがですか?

高橋さん: 実は、最初は親に反対されました。「娘が他人の下の世話をするのか」と。でも、この仕事に就くきっかけになった祖母が、私の勤めているデイサービスに来ていて、私の働く姿を見てくれて「がんばってるね」と認めてくれています。私が企画したレクにも参加してくれたりして、「みんな楽しんでいたわよ」なんて言ってくれて、喜んでくれています。

藤井:高橋さんのデイは地元にあるんですもんね。介護職のきっかけになったおばあさまにも見てもらえているなんて理想的ですね! 最後に、今後挑戦したいことをお聞かせください!

高橋さん: まずは実務者研修を取って、介護福祉士まで取りたいです。介護は次の資格にステップアップできるところがいいですね。今の会社からは「介護福祉士を取ったら生活相談員も向いていそうですね」と言われていて、介護職だけじゃなく、業界内でのキャリアプランも一緒に考えてもらっています。私は介護の仕事ができて本当に良かったと思っているので、これから介護に挑戦しようか迷っている人にも、是非オススメしたいです!

インタビューを終えて

販売員から介護職に転職した高橋さんは、一人の人とじっくり関わって関係性を深めていくのが得意な方。介護施設で心が頑なになった方でも素直になってしまう魅力をお持ちです。高橋さんのように、一人ひとりと向き合いたい仕事をしたい方にこそ、介護職はピッタリの仕事なのかもしれません。

構成、執筆:谷口のりこ


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>>自己負担なしで介護職員初任者研修を取得できる!「特待生キャンペーン」についてもっと見る

>>介護の最初の資格といえばコレ!「介護職員初任者研修」についてもっと見る

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この記事の監修者

藤井寿和


1978年 静岡県西伊豆生まれ。
18歳~24歳まで陸上自衛隊の救急隊員(衛生科)を経験し、 三宅島噴火に伴う災害派遣をきっかけに介護の仕事に転身。
医療法人で在宅医療に特化した介護を学び、介護施設の介護職員、生活相談員、管理者、事業部統括マネージャーに就任した後に、株式会社にて超都心型デイサービスの管理者を経験後、36歳で独立。
2015年に合同会社福祉クリエーションジャパンを設立。
介護福祉士現場コンサルタント、商品開発アドバイザー、講師業を経て、2017年、テレビ朝日の“スーパーJ チャンネル”にて自身への特集、密着取材が全国放映された経験から、介護業界の情報発信とスポットライトが当たる重要性に気づき、自主メディアの制作を志す。
介護専門誌のフリーペーパー発行人、編集長を歴任し、2021年9月にメディア事業へ注力する株式会社そーかいを設立し、代表取締役に就任、現在に至る。

・一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会 公認講師
・合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
・株式会社そーかい 代表取締役
・ものがたりジャーナル 編集長
・NPO 16歳の仕事塾 社会人講師
・映画「ぬくもりの内側」プロモーションディレクター

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