<先輩に聞く!どうして介護の仕事を続けるの?vol.4>未経験からの1年半。ヨガと介護が教えてくれた“私らしい働き方”
私が介護を続ける理由「人との関わりに、自分の力を感じられるから」
「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役は枦木郁美さんです。50代で未経験から介護の世界へ。「ありがとう」の言葉に背中を押され、1年半を駆け抜けてきました。趣味のヨガで体を整えながら自分らしく働き続ける枦木さん。今の率直な思いを伺いました。
2024年2月 有料老人ホームに就職
2024年3月~6月 介護職員初任者研修/新宿校
<前回の記事はこちら>「今介護がアツいらしい!」と聞いて飛び込んだら想像以上に楽しかった!管理職や営業職の経験を活かしつつ高齢者との交流を求めて介護職へ
※本文中の各種手当、給与、賞与に関する記載は個人の事例です。
必死で駆け抜けた日々。「できた!」の喜びが力に
Q: 介護職を始めた当初と今とで、どんな変化がありましたか?
Q: 夜勤も始まり、ヨガも日々の仕事に活きているそうですね。
枦木さん:
はい、夜勤は入職から半年ほど経ってから入りました。長時間なので最初は不安もありましたが、休憩もきちんと取れますし、先輩が丁寧にOJTで教えてくださったので、無理なく始められました。
ヨガは毎日続けることで自分自身の体調管理につながっていて、以前の仕事では年に何度もぎっくり腰になっていたのが、今はまったくなくなりました。体を整えることの大切さを改めて感じています。
職場はチーム。安心して働ける場所
Q: 転職後、現場での技術に悩まれたそうですが……。
枦木さん:
技術面では本当に悩みました。研修で教わった通りにやってもうまくいかないことも多くて、ある利用者さんの介助を失敗して落ち込んだこともありました。
でもそんなときは、ベテランの先輩に見てもらったり、会社の動画教材を見返したり。夜勤中や休憩時間にYouTubeも使って自分なりに勉強しました。できることが一つずつ増えて「できた!」という喜びにつながるのは、きっと年齢を問わず変わらない感覚ですね。
Q: 職場の雰囲気はいかがですか?
枦木さん: とても働きやすい職場です。困っていると自然に「手伝おうか?」と声がかかる雰囲気で、何でも気軽に相談できます。
Q: 待遇面について、差し支えない範囲で教えていただけますか?
枦木さん: 待遇面も満足しています。実務者研修を取得した現在は、基本給195,000円に加えて各種手当がつき、残業も含めると月給は約27万円ほど。賞与も年2回支給されるため、年収も安定しています。頑張った分がきちんと評価されるのは、大きなやりがいにつながっています。
Q: お仕事とプライベートのバランスについてはいかがですか?
枦木さん: 仕事が終わればしっかりリセットできています。でも、ふとしたときに思い出して笑ってしまうような、かわいいやりとりも多くて……。夢に利用者さんが出てくるくらい、毎日が本当に濃いんです(笑)。
自分の体も大切に。介護職を長く続けるための工夫
Q: 介護の仕事は体力的に大変な面もあるかと思いますが、何か意識していることはありますか?
枦木さん: 確かに、腰などに負担がかかる場面はあります。でもボディメカニクスを意識すれば、動き方ひとつで体への負担はずいぶん軽減されます。たとえば移乗の際に自分の姿勢や力の入れ方を少し工夫するだけでも、まったく違ってくるんです。
Q: 仕事を続けるために、普段から心がけている健康習慣はありますか?
枦木さん:
私は体を動かすのが好きなので、毎日ヨガや簡単な体操を続けています。ちょっとしたストレッチでも、こわばりや疲れを和らげる効果があると感じています。
職場でも「こういう体操があるよ」と他のスタッフにシェアすることもあります。自分の体を大切にしながら働くことが、無理なく仕事を続けるためには本当に大事だと思います。
介護を続けるのは「人との関わりに、自分の力を感じられるから」
Q: 枦木さんが「この仕事を続けていこう」と思えるのは、どんなときですか?
枦木さん: やっぱり利用者さんからの「ありがとう」をいただいたときですね。体を使う仕事ですし、楽なことばかりではありませんが「あなたがいてくれて助かったわ」と言ってもらえると、本当にやってて良かったなって思えるんです。毎日のちょっとした積み重ねが、誰かの支えになっていると感じられることが一番のやりがいです。
Q: 今後の目標や、キャリアについて教えてください。
枦木さん: 実は姉が看護師をしていて、よく「いつか一緒に施設を立ち上げられたらいいね」なんて話しているんです。まずは介護福祉士の資格を取得したいですし、将来的にはケアマネジャーも視野に入れています。そのためにも、目の前のことを丁寧に。一緒に働く新人さんをサポートしたり、チーム全体を明るくする役割も担っていきたいです。
Q: 最後に、介護職を目指す方へメッセージをお願いします。
枦木さん:
最初は誰でも不安です。でもわからなければ聞けばいいし、失敗しても次に活かせばいい。素直に取り組んでいけば、ちゃんと成長できる仕事です。
私は50代での転職でしたが、今は本当に「やってよかった」と思っています。迷っているなら、まず一歩、踏み出してみてください。
インタビューを終えて
「やってみたい」という気持ちに素直に向き合い、未経験・50代という立場から一歩を踏み出した枦木さん。自分に合った環境で、着実にキャリアを重ねてこられました。
「人が好き」「誰かの役に立ちたい」という想いがあれば、介護の世界は年齢を問わず、あなたを必要としてくれる—そんな前向きなメッセージを、枦木さんの姿から感じることができました。
<前回の記事はこちら>「今介護がアツいらしい!」と聞いて飛び込んだら想像以上に楽しかった!管理職や営業職の経験を活かしつつ高齢者との交流を求めて介護職へ
「みんなの介護転職ストーリー」でご紹介している方々は、無資格・未経験から介護業界に挑戦したカイゴジョブアカデミーの卒業生です。皆さんが活用された「特待生キャンペーン」なら、自己負担なしで「介護職員初任者研修」の資格を取得でき、さらに介護職専門のキャリアアドバイザーによる就職先の紹介も受けられます。資格が1つあるだけで、給与や待遇がアップし、就職・転職時にも大変有利です。下記リンクからそれぞれ詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

枦木さん: 最初はとにかく覚えることばかりで、毎日が必死でした。排泄介助やレクリエーションも緊張しながら取り組んでいましたが、利用者さんから「楽しかったよ」「またお願いね」と声をかけてもらえると、それだけで「また明日も頑張ろう」と思えるんです。
今では視野も広がり、自分にできることが増えていくのが嬉しくて、「あの頃の私がここまで来たんだ」と驚いています。