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更新日:2022年7月13日

30歳を機にジョブチェンジ!溢れる好奇心が導いた、福祉・介護の仕事

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荒川 直樹さん (30歳)

2022年1月 障がい者向けグループホーム
2022年1~2月初任者研修・短期コース/福岡天神校

注目ポイント:夢に向かう第一歩

「いつかやってみたいこと」はあるけど、まずは介護資格を取って経験を積んで、次のステップアップに備える。「10年先のことはわからない」という若い世代にとっても、介護職は夢へ向かうための堅実な第一歩になり得ますね。

この記事を監修した介護福祉士:藤井寿和
藤井寿和

「人と関わるのが好き」×「好きな街に移住」の職探し

「人と関わるのが好き」と自分の性分がわかっていながら、人ではなく機械に関わる製造業に長年携わっていた荒川さん。2022年1月に介護職に転職して、現在はそのコミュニケーション力を存分に発揮している。現在に至るまでの経緯のなかに、荒川さんの個性と30歳の若者らしい人生感が垣間見られる。

荒川さん両親が飲食店を経営していたので、幼い頃からほとんど毎日、店に顔を出していました。いろいろなお客様に接してきて、多くの人に愛情を注いでもらって今の自分ができていると思っています。

だが、中学のときに父親が他界。母親一人になり高校卒業後は進学をあきらめ、就職を余儀なくされた。就職難の時代にとくにやりたいことも見つかってなかった荒川さんは、学校の紹介で収入が安定している製造業に就いた。ところが、東日本大地震で仕事が減ってアルバイトをすることになり、初めて介護職を経験した。

荒川さんデイサービスで週1日アルバイトしました。介護は重労働で大変だというイメージをもっていたので不安もありました。ところが、一緒に囲碁や将棋をしているうちにすっかり慣れて楽しくなりました。その頃、実はメンタルが弱っていて過敏性腸症候群と診断され、心配で急行電車にも乗れなかったほどでしたが、利用者さんと楽しく関わっているうちに症状が和らぎました。気持ちが楽になって体調も良くなったんです。

その後、荒川さんは人と関わる仕事を求めて転職した。「代行サービス」という全国各地に出張して機械のメンテナンスをする仕事に就いた。

荒川さんいろいろな県に行って、その土地の人に接して、その土地の美味しいものを食べて……楽しかったです! 東北の人は穏やかだったり、九州の人は勢いがあったりと、地域性があるんですよね。

そんな荒川さんが強く魅かれたのが九州の福岡市だった。その頃交際中だった現在の奥様の実家に何回か遊びに行って、食べ物も美味しく、1時間ぐらいで海にも出られる福岡という土地を気に入った。「仕事辞めて、福岡行くわ!」。荒川さんは沸き起こるワクワク感のまま、移住を決意した。そして結婚。新天地で新たな生活が始まった。

30歳を機に、介護の資格取得を思い立つ

荒川さん_滝壺

移住、結婚を経た荒川さんは、気がつけば30歳という年を機に、新たなキャリアを考え始めた。「三十にして立つ」という言葉もあるが、やはり節目の年には何かしらの変化を感じるものなのだろう。

荒川さん「30歳で何かをやりたい!」とも思っていたので、結婚して共働きになったことだし、どんどん自分のやりたいことをやってみようという気持ちになりました。子どもが好きなので保育士にあこがれていたのですが、保育士をしている妻の大変そうな様子を身近で見て、「やっぱり違う道を選ぼうかな」と……。保育士について調べているなかで、介護福祉士を知り、子どもと触れ合える仕事ができるとわかりました。しかも、介護の資格は大学に行かなくても取れると知って、「よし、介護の資格を取ろう!」を思い立ちました。

ネットで「介護者 資格」で検索し、ヒットしたのがカイゴジョブアカデミー。直感で「ここだ!」と決めた。天神校は自宅から自転車で20分、運動不足の解消になりそうな距離感もプラス要因になった。だが、この時点では介護職として働こうと決めきっていたわけではなかった。

荒川さんカイゴジョブアカデミーの担当者に「就職先も一緒に探しましょう」とアドバイスを受けたんです。「たしかに、まずは現場での経験を積むことが重要だな」と思い、現在の職場への就職を決めました。学校は楽しかったですよ。いろいろな年代の人がいて、学生時代のような雰囲気の中で学べました。

荒川さんにとって2回目の介護現場は、障がい者向けのグループホーム。主に生活支援を担っている。以前、無資格でデイサービスで働いたときは、「歩けない人のどこを支えたらいいのだろう?」「入浴時の危険は?」など不安はあったが、いまは専門知識を身に付けた。人と関わる経験も積んで、人の表情を見て気持ちがわかるようにもなってきた。

荒川さんやりがいを感じています。利用者さんができないことをできるようになること、例えば「皿洗いを1週間後にはできるようになった」とか、理解をしてそれを継続してくれているとか、そういった変化が見えたときには、より成果を実感できます。

製造業の経験は、意外なところで多いに役立っている。施設内でモノが壊れると荒川さんの出番だ。

荒川さん椅子や洗濯物の室内物干しとか、いろいろなモノを専門的な道具で修理できます。利用者さんも少ないお小遣いでやりくりしているので、修理して長く使えるようにしてあげたいです。

経験を積んで、いつかやりたかったことを!

荒川さん_滝壺

荒川さんはちょっと特徴的な働き方も取り入れている。製造業時代の高収入に比べると少し減少した収入を補うために、別の仕事をすることがある。単発のバイトを探すサイトで、空き時間を有効利用できる仕事を探すのだ。イベント関係、レンタカーの洗車、飲食業……、いろいろな仕事で隙間時間を埋めながら収入を得られる。

荒川さん家でじっとしているより、働くことが好きなんです。自分の好きな時間に新しい仕事を経験できます。新しい経験をすることで、また、新しい世界が見えてくるかもしれませんからね。

自分の好奇心に素直に従うのが荒川さん流。新しい世界を知ることに喜びを感じる。だが同時に、昔からやりたかったことへの思いも残っている。

荒川さん初任者研修の受講で学んだこととして、一口に介護業界といっても、支援の対象はなにも高齢者だけではなく、子どもから大人まで幅広く、働き方も 様々あるということでした。ぼくは子どもが好きだから、将来は放課後等デイサービスなどの子どもに関わる世界に行きたいという思いがあります。そのためにもいまは介護業界での経験を積むことが大切だと思っています。最近は介護の軽度、中程度の人に対する接し方の難しさを感じていて、日々勉強しています。

「将来の展望は? 例えば40歳のときにはどうなっていたいですか?」という質問に柔軟な考え方をもつ荒川さんならではの答えが返ってきた。

荒川さん10年先のことなんかわかりませんよ。だって、小学生の子どもたちがスマホを使うようになるって10年前に想像できましたか? 未来は自分の想像をはるかに超えていると思うので、あまり先を考えすぎないようにしています。時代の変化に合わせていきます。まずは目先のことをしっかりやります!

では、近い将来の目標は?

荒川さん直近の目標としては、9~10月で実務者研修を取るつもりです。それから現場で3年間経験を積んで、介護福祉士を取得したいと思っています。生活支援という仕事がいまは充実していますが、何年後かに壁にぶち当たるかもしれません。いろいろ経験して、やっぱり子どもの世界に行くかもしれません。でも、「人と接する仕事」ということは変わらないと思います。

自分が動けば、必ず新しい世界が見えてくる。見えた世界から、また自分がやりたいことが見えてくる。そして、また目標に向かって動き出す……。人生はそんな繰り返しで切り拓いていくのかもしれないと、荒川さんの選択が教えてくれる。

荒川さん人生一度きり。行動してみないと何も始まりません。気になることはやったほうがいいです。やらなかった後悔よりも、やった後悔のほうがいい。失敗も経験。迷っている人がいたら、「やりたいことがあったら、まず行動しましょう!」と言ってあげたいです。

構成、執筆:谷口のりこ


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この記事の監修者

藤井寿和


1978年 静岡県西伊豆生まれ。
18歳~24歳まで陸上自衛隊の救急隊員(衛生科)を経験し、 三宅島噴火に伴う災害派遣をきっかけに介護の仕事に転身。
医療法人で在宅医療に特化した介護を学び、介護施設の介護職員、生活相談員、管理者、事業部統括マネージャーに就任した後に、株式会社にて超都心型デイサービスの管理者を経験後、36歳で独立。
2015年に合同会社福祉クリエーションジャパンを設立。
介護福祉士現場コンサルタント、商品開発アドバイザー、講師業を経て、2017年、テレビ朝日の“スーパーJ チャンネル”にて自身への特集、密着取材が全国放映された経験から、介護業界の情報発信とスポットライトが当たる重要性に気づき、自主メディアの制作を志す。
介護専門誌のフリーペーパー発行人、編集長を歴任し、2021年9月にメディア事業へ注力する株式会社そーかいを設立し、代表取締役に就任、現在に至る。

・一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会 公認講師
・合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
・株式会社そーかい 代表取締役
・ものがたりジャーナル 編集長
・NPO 16歳の仕事塾 社会人講師
・映画「ぬくもりの内側」プロモーションディレクター