介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修
介護の資格取得ならカイゴジョブアカデミー

ハードすぎる飲食業から夢が広がる介護の道へ!5人の子育てと離婚を経て、第二の人生を充実させる50代女性のチャレンジ

更新日:2023年6月30日

「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役はM.Mさんです。16年間、ショッピングセンターのフードコートで飲食業に従事し、5人のお子さんも育て上げた、とてもパワフルな女性です。「やったことがない仕事で、今の自分にできること」として選んだ介護職でしたが、始めてみたら無限に広がる可能性に気づき、毎日が楽しくてしょうがないと語ってくれました。読めば40~50代の女性がとても前向きになれること間違いなしです。

M.Mさん(56歳)

2023年3~4月 介護職員初任者研修(短期コース)/柏校
2023年4月 有料老人ホームに就職

記事の監修者:藤井寿和(介護福祉士)

16年間飲食を「やりきって」、新しい世界にチャレンジ!


藤井:「飲食」のお仕事に携わってこられたそうですが、具体的にはどんなことをされていましたか?

M.Mさん: ショッピングセンターのフードコートで、16年間、社員として勤めてきました。フードコートのオープンキッチンで中華や和食、たい焼きやクレープなど様々なものをお客様に提供してきました。私は調理師免許も持ってますので中華鍋を振ったりもしながら、主にフロアの接客を得意としていました。


藤井:かなり幅広くお仕事をされていたのですね。なかでも接客が得意というのは、人とコミュニケーションを取るのがお好きなのでしょうか?

M.Mさん: そうですね、私、お年寄り受けが良いんです(笑)。会社が運営する店舗を5つほど経験してきましたが、最後の店舗は大型店舗ではなく、家族連れやお年寄りの常連さんが来てくださるお店でした。昔、営業職も経験していたので、人と話すことは苦手ではありません。例えば高齢者の方が券売機で困っていたらピュンっと飛んでいって教えてあげたり、セルフサービスでも料理をテーブルまで運んであげたりしていました。「料理、おいしかったよ」「また来るよ」という言葉が励みになって、楽しい16年間でした。フードコードを辞めたのも、嫌で辞めたわけじゃないんです。

藤井:嫌で辞めたわけではないということは、何かあったのですか?

M.Mさん: 昨年、父を亡くしたのですが、亡くなるまでの2週間だけお休みをもらえたので、父と最後の時間を過ごしました。その時に、これまでの人生や、今後のことをじっくりと考えることができました。私には19歳から30歳までの、5人の子どもがいるのですが、一番下の息子がこの4月に大学生になって、長かった子育てから卒業したわけです。実は37歳のときに離婚していて、16年間フードコートでがむしゃらにがんばってきて、色んなことを「やりきった!」と感じたんですよね。それで今後10年、20年のことを考えたら、「これまでとは全く違う世界で、肉体的に無理なく、長く働ける場所で、安定した仕事をしていきたいな」という答えにたどり着きました。

藤井:その条件を満たす仕事として、介護を選択されたのですね?

M.Mさん: 最初から介護に絞っていたわけではありませんが、父の看取りを経験したときに介護に興味がわきました。コロナで思うように面会ができず、満足した看取りができなかったんですよね。残された母にはこんな思いをさせたくないと思いましたし、父のお世話をしてくれた介護士さんの献身的な様子を見て、素敵な仕事だなと思ったのがきっかけです。

藤井:なるほど。介護以外のお仕事も考えられたりしましたか?

M.Mさん: 息子は「どうせ資格を取るなら簿記2級とかがいいんじゃない」と言いましたが、未経験でいまから事務職で雇ってもらえるかどうか……。私は、どうせやるならこれまでとは全く違う世界で「ワクワク感を味わいたい」と思っていたんですよね。ただ、この年齢だと未経験の仕事はハードルが高いのも事実ですし、それでハローワークに行ったら、「介護はどうですか?」と勧められたんです。でも、周囲に相談すると「介護は大変、大変」しか言われなくて、どうしようかと……。

藤井:迷っていたんですね。最終的に決めた「一押し」は何でしたか?

M.Mさん: これまで何でも相談してきた私の大親友のご主人が、介護施設で調理師をしているんですよ。その夫婦から「介護士良いよ!なったほうがいい。あなたがケアマネジャーになる未来が見える。そのコミュ力と行動力で絶対にやっていける!」と力強く言われたんです。「介護施設は若い子より、そのぐらいの年齢の人のほうがいい」とも。それで、「私にもできるかも!」と前向きになりました。これまでとは全く違う業界で、かつ、今の自分にできること」、しかも、これから先も長く働けるのは、「介護」だと思いました。
実際、仕事を始めてみて思うのは、介護は休みがしっかり取れるので、ワークライフバランスを大事にしたい人なら、介護職オススメですね!

親子で受験勉強。子育て卒業の良い思い出に

藤井:介護に転職することに決めて、先に資格を取るのか、それとも就職するのか、そのあたりはどんなふうにお考えでしたか?

M.Mさん: 自分の性格は、先に予習して知識を付けてから動くタイプなので、まずは資格取得から考えました。

藤井:学校探しなどはどうされましたか?

M.Mさん: 介護の転職サイトにいくつか登録しました。一括登録したら、いっぱいエージェントが出てきましたが、そのなかでマメに連絡をくれたのがカイゴジョブアカデミーともう一社でした。ほかのサイトでは、「給料がガクンと下がりますよ」とか、ネガティブなことしか言わない人もいて、嫌気がさしてその会社からの電話はブロックしたぐらいです。連絡を取り合った二社の担当者は、私の性格も見抜いてくれて、親身になってくれました。

藤井:最終的にカイゴジョブアカデミーに決めた理由は何でしょうか?

M.Mさん: 介護に転職して給料が下がるのはわかっています。でも「資格を取って、1年後、2年後にはこういう金額になります」と明確に教えてくれたのがカイゴジョブアカデミーのキャリアアドバイザーさんでした。5社ぐらい面接を組んでくれましたが、それぞれのサービス形態の特徴や具体的な働き方も丁寧に教えてくれて、直接面接相手に聞きづらいようなことも、代わりになんでも先方に聞いてくれました。スクールの通い方も、2月頭から3月末までの有給休暇の間に短期コースで終了するように調整してくれて、なんやかんや忙しい私にとってはとても有り難かったです。

藤井:有給期間に通学できると便利ですよね。久しぶりの勉強はいかがでしたか?

M.Mさん: ちょうど末の息子の大学受験の時期と重なって、息子と一緒に勉強できました。離婚後、養育費は元夫が出していましたが、予備校などの臨時出費はすべて私が賄っていたので、一浪した息子がお金の心配をして「夏期講習は行かない」と言ってがんばってくれていました。通学期間中は息子の受験のことでとても忙しかったものの、予備校への送り迎えをしながら車中でたくさん会話もできて、良い時間を過ごせました。フードコート時代は寝る間もないくらい忙しくて、親子の時間もままならなかったので、本当に貴重な時間でしたね。

藤井:M.Mさんにとって、子育て卒業へ向けた良い時間だったんですね。通学中、講師の話で介護への見方が変わった瞬間があったそうですが、どんなお話だったんですか?

M.Mさん: そうなんです。介護は資格さえ取れば、介護現場で働くだけじゃなく、自分で事業所を開くこともできると聞いて、「なんて夢のある話だろう!」と思ったんです! 例えば、介助を必要とする方が旅行するときの添乗員になれたり、講師の先生の中には72歳の方もいたんですが、「先生にもなれますよ!」って教えてくださって。私もあと4年で60歳ですが、まだまだ色んな可能性が広がってるんだと思ってワクワクしてます。介護は、資格さえ取れば出口はいくつもあるんですよね。

藤井:可能性は無限にありますね! 最初の就職先はどう決めたんですか?

M.Mさん: カイゴジョブアカデミーのキャリアアドバイザーさんに教えてもらいながら、相談して決めました。私の長所であるコミュニケーション力を活かして、「訪問介護」もいいと思ったのですが、キャリアアドバイザーさんから「介護だけでなく家の中のことも関わるので、決められた時間内で全部こなすのはかなりの技術が要りますよ」と言われました。特養(特別養護老人ホーム)は介護度が高い方が多いし、グループホームだと認知症に特化していて広範囲な介護技術は学びにくいようで、「有料老人ホームなら介護技術も幅広く学べるし、比較的軽度な利用者さんが多く、会話する時間もたくさん取れますよ」と勧めてもらいました。

自分の時間ができて、趣味や将来の夢が広がった

藤井:現場で働き始めて、資格を先に取って良かったと思ったことはありましたか?

M.Mさん: 先に勉強しておいたので、現場で飛び交う専門用語はすぐ理解できました。例えば「仰臥位(ぎょうがい)」、「側臥位(そくがい)」、「端坐位(たんざい)」など、現場の人はどんどん言ってきますが、「わかる、わかる!」と。ただ実技に関しては、現場によって学んだことと違っていました。授業では健常者が利用者役をするので、どうしても健常者的な動きをしてしまいます。実際は身体が不自由だと重くてブラ~ンとして立てない方がいて、そこに学んだこととのギャップがありました。

仕事内容
ある日の仕事内容

藤井:確かに、授業では現場を忠実に再現するのは難しいですね。現場で困ったりわからないことがあったら、相談できる人はいますか?

M.Mさん: 現場では先輩方にお聞きするのはもちろんですが、頼ったのがカイゴジョブアカデミーでお世話になったキャリアアドバイザーさん。話を聞いてもらえただけでもスッキリしましたし、「入居者60人の名前を1週間で覚えたんですか!? やっぱりすごいですよ。こんなことできるなら何だってできますよ!」とすごく褒めて励ましてくれました。

藤井:キャリアアドバイザーのフォローはありがたいですね。

M.Mさん: キャリアアドバイザーさんから言われたことで印象に残っているのは、「今はとってもレアな時期なんですよ。普段は見ることができない、ほかの人の介護技術が見られるチャンスなんだから、有効に使いましょう」という言葉。「そうか、そう思えば良いんだ!」と思って、先輩の介護技術を盗む気持ちでなんとか乗り切ることができました。その後も「私がいつでも相談に乗りますから」と言ってくれて、それからは朝起きても「よしっ、行ってこよう」と思えました。 

藤井:介護職としての働きやすさ、待遇などはいかがですか?

M.Mさん: 今までがハードすぎたのもありますが、7~8時間働いて「こんな明るい時間に帰っていいの?」と申し訳なく思うときもあります。シフトは4交代で、月に9日の休みがあって、夜勤の次の日はお休み。フードコートのときの倍は休めて、オンとオフがはっきりしていて、「なんて働きやすいんだろう」と思っています。昔、介護から飲食に転職してきた人がいて、「介護のほうが楽だから」と介護業界に戻っていった人がいて、その時は「何言ってるの?」って感じでしたが、今なら理解できますね。

藤井:飲食で働いている人には介護職の働きやすさをぜひ知ってもらいたいですね。自分の時間が増えたことで、M.Mさん自身に何か変化はありましたか?

M.Mさん: 自分らしさを取り戻しましたね。ジム通いを始めて、スイミングやヨガなどにも参加しています。去年、庭付きマンションを購入したので、ガーデニングも楽しんだりして、「したかった生活」ができています。あと自分の夢の実現のために、ときどきYouTubeも見てます。実は前から「自分で事業がしたい、店を持ちたい」と漠然と思っていましたが、フードコート時代は少ない休みは身体をただ休めるだけで終わってしまって、ゆっくり考える時間もなくて……。最近は夢の実現について考える時間がもてるようになりました。そういう意味で時間がとても足りないです(笑)。

ある1週間のスケジュール
ある1週間のスケジュール

藤井:M.Mさんから「夢」という言葉が何度も出てきていますが、今の時点での「夢」を教えてください。

M.Mさん: 利用者さんがいつも「足腰が痛い、痛い」と言っているので、何とか痛みを取ってあげるサービスを自分でできないかなと考えています。例えば訪問介護と同時に提供できるサービスとか……。子どもたちが社会に出て、それなりに社会の波にもまれてきたら、一緒に起業できたら最高だなー、なんてことも考えますね。まずは実技をしっかり学んで、近い将来は外に出て、自分で何かやってみたいという思いが強くなっています。

藤井:お子さんと起業、それは素晴らしい夢ですね。直近でチャレンジしてみたいことはありますか?

M.Mさん: 知り合いのケアマネジャーに言われたのは、「あなたのファンを増やすことよ」という言葉。コミュ力を発揮して、皆さんと仲良くなりたいですね。実はいま施設に右麻痺の気難しい男性がいて、ほかのスタッフは苦労していますが、「その人を絶対に克服するぞ!」という目標をもっています。克服できれば、もっとファンができるだろうと思っています!

インタビューを終えて

16年間のフードコートでの就業経験で培われたM.Mさんのコミュニケーション能力は、きっと介護の世界でも発揮されるだろうと思います。離婚して、5人のお子さんを育て上げて、これからは自分のために第二の人生を歩もうとしているM.Mさんが選択したのが「介護」。「自分で何かやってみたい」と生き生きと夢を語ってくれた姿が印象的です。カイゴジョブアカデミーのキャリアアドバイザーに「いつでも相談に乗る」とまで言わせたのは、この転職の成功に二人三脚の充実した道のりがあったのだと想像します。

構成、執筆:谷口のりこ


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>>自己負担なしで介護職員初任者研修を取得できる!「特待生キャンペーン」についてもっと見る

>>介護の最初の資格といえばコレ!「介護職員初任者研修」についてもっと見る

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この記事の監修者

藤井寿和


1978年 静岡県西伊豆生まれ。
18歳~24歳まで陸上自衛隊の救急隊員(衛生科)を経験し、 三宅島噴火に伴う災害派遣をきっかけに介護の仕事に転身。
医療法人で在宅医療に特化した介護を学び、介護施設の介護職員、生活相談員、管理者、事業部統括マネージャーに就任した後に、株式会社にて超都心型デイサービスの管理者を経験後、36歳で独立。
2015年に合同会社福祉クリエーションジャパンを設立。
介護福祉士現場コンサルタント、商品開発アドバイザー、講師業を経て、2017年、テレビ朝日の“スーパーJ チャンネル”にて自身への特集、密着取材が全国放映された経験から、介護業界の情報発信とスポットライトが当たる重要性に気づき、自主メディアの制作を志す。
介護専門誌のフリーペーパー発行人、編集長を歴任し、2021年9月にメディア事業へ注力する株式会社そーかいを設立し、代表取締役に就任、現在に至る。

・一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会 公認講師
・合同会社福祉クリエーションジャパン 代表
・株式会社そーかい 代表取締役
・ものがたりジャーナル 編集長
・NPO 16歳の仕事塾 社会人講師
・映画「ぬくもりの内側」プロモーションディレクター

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