介護職員初任者研修を働きながら取得するには?取得方法と無料の土日講座もご紹介
介護職員初任者研修(以下、初任者研修)は、働きながら取得を目指す人が多い資格です。
この記事では、初任者研修が働きながらでも取得しやすい理由や取得のメリット、働きながら無料で取得する方法、働きながら土日のみで取得する方法などを紹介します。仕事と資格取得を両立させるためのポイントや注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※都道府県によって価格が異なります
- 約1 ~ 4ヵ月
- 通信 + 通学
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
目次
介護職員初任者研修は働きながらでも取得可能!
初任者研修の資格は働きながらでも取得を目指せます。仕事と勉強を両立できる理由は主に5つ。ひとつずつ解説します。
1.約3分の1は自宅で学べる「通信併用講座」が主流
初任者研修の受講時間は合計130時間。すべてのカリキュラムを通学で学ぶ「通学講座」もありますが、カリキュラムの約3分の1となる40.5時間までは通信講座で学習する「通信併用(通信+通学)講座」が主流です。自宅で約3分の1のカリキュラムを学習できるため、仕事と両立しやすいメリットがあります。カイゴジョブアカデミーも仕事と学習が両立しやすい「通信併用(通信+通学)講座」を開講。働きながら初任者研修の資格取得を目指す人を応援しています。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
2.通学課程は豊富なコースから選びやすい
初任者研修は働きながら受講する人が多い資格です。そのため、多くのスクールでは働きながらでも通いやすいコースを設定しています。カイゴジョブアカデミーでも「平日(週1日)コース」「土曜コース」「日曜コース」など複数コースを開講。皆さんのライフスタイルに合わせて無理なく学べる仕組みを整えています。
3.短期間で取りやすい
初任者研修は週1回の通学で約4ヵ月、週2~3回の通学では約1.5ヵ月で取得を目指せる資格です。長くても4ヵ月以内の短期間で修了できるのです。
カイゴジョブアカデミーは週3日の通学で資格取得を目指す「1.5ヵ月の短期コース」もご用意。いそいで資格を取得したい人におすすめです。
4.振替しやすい
初任者研修は働きながら受講する人が多いため、急な仕事の都合などで通学できなくなった際に、授業を振替えられるスクールが多いのも特長です。振替には費用が掛かる場合もありますが、カイゴジョブアカデミーでは無料で何度でも授業の振替が可能です。
5.難しい試験勉強は不要。合格率もほぼ100%!
初任者研修は講義の最終日に筆記試験(修了試験)があります。試験の合格率は高く、仕事や家庭の都合で試験勉強の時間を確保しづらい人でもチャレンジしやすい資格です。カイゴジョブアカデミーでの合格率はほぼ100%。試験前に振り返りの時間を設けているので、特別な試験対策をしなくてもほとんどの人が合格しています。
働きながら介護職員初任者研修を取得するために必要な期間
働きながらでも無理なく初任者研修を取得するために必要な期間は、一般的に「通学週1回のコースで約4ヵ月」でしょう。初任者研修の取得期間は、週に何回通学できるかによって変わります。初任者研修の講座は、一般的に以下2つのコースが用意されています。
- 一般的な初任者研修のコース
- 通学週1回のコースで3~4ヵ月程度
- 通学週3回のコースで1~1.5ヵ月程度
1.通学週1回のコースで3~4ヵ月
週に1回、特定の曜日に通学し3~4ヵ月程度で修了を目指します。
例)「土曜コース」「日曜コース」「火曜コース」など
土日に通いたい人や、特定の曜日が固定休の人、希望休を取りやすい人におすすめです。
2.通学週3回のコースで1~1.5ヵ月程度
週に3回、平日の特定の曜日に通学し1~1.5ヵ月程度で修了を目指します。
例)「月・水・金コース」「火・水・木コース」など
仕事と両立しながら受講するには少しスケジュールがタイトになりますが、短期間で修了を目指せます。
通学回数 | 平均受講期間 |
---|---|
週1回通学 | 3~4ヵ月 |
週3回通学 | 1~1.5ヵ月 |
カイゴジョブアカデミーを例に初任者研修の一般的なコースと取得期間を紹介しました。
短期間で取れる通学週3回コースでは土日の両日開催は少ない傾向にあります。働きながら受講する場合、仕事と両立しても無理なく通学しやすい「通学週1回のコース」、とくに土曜または日曜コースの利用者が多いです。仕事と両立するためには週に何回、何曜日に通学できるかを考えてコースを選択しましょう。
仕事と両立を目指す人の中には「できれば独学で取りたい」「仕事と両立できるカリキュラムかどうか不安」という人も多いようです。独学では取れない理由や具体的なカリキュラムについての詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
介護職員初任者研修を取得するタイミングのおすすめは?
初任者研修を取得するタイミングは主に3つあります。
- 介護業界に転職する前に働きながら取得する
- 介護業界に転職する前の離職期間で取得する
- 介護業界に転職してから取得する
各タイミングのメリットやデメリットを解説するので、取得のタイミングが分からない人は参考にしてください。
介護業界に転職する前に働きながら取得する
メリット
介護職として働いている人は、現在の職場を退職する前に初任者研修を取得することで転職がスムーズになるでしょう。転職がスムーズになる理由は、介護への理解の証として履歴書の資格欄に初任者研修を記載できるからです。介護事業所は有資格者の採用を積極的に行っており、資格保有が有利に働くことは事実。資格を取っていることで介護職としての“やる気”もアピールできます。スムーズに転職できれば離職期間を最小限に抑えられ、社会保険の切り替えや離職期間中の生活費などの心配も減ります。
他業種から介護職への転職を迷っている人も、離職前に初任者研修を取得することは効果的です。事前に介護業界について知ることで、後悔のない転職を実現できるでしょう。
デメリット
働きながら初任者研修を取得する場合、一般的には「通信併用(通信+通学)講座」を受講することになるでしょう。「通信併用(通信+通学)講座」は多くの場合、仕事の合間に通信講座に取り組み、休日に通学します。カイゴジョブアカデミーのように「曜日固定」のコースを採用しているスクールが多いため、固定休でない場合は通学に充てる休日の調整が難しい場合があるかもしれません。
介護業界に転職する前の離職期間で取得する
メリット
現在の職場を退職してから初任者研修を取得するメリットは、短期間で取得可能なことです。離職中はまとまった時間が取りやすく、週3回ほど通学できれば1~1.5ヵ月程度で取得を目指せます。また、時間的余裕があれば学習に集中しやすく、働きながら学習するよりも学習効率は上がるでしょう。転職活動に専念できることもメリットのひとつです。
デメリット
現職を退職後に初任者研修を取得するデメリットは、転職先が不確定のため受講費用をはじめ生活費などに不安が残ることです。資格取得の目的が「就業」であれば、受講料の負担がない「就業支援制度」のあるスクールを選ぶと安心です。
カイゴジョブアカデミーの就業支援制度「介護職デビューキャンペーン」なら、初任者研修の受講費用を心配する必要がありません。就業サポートも全て無料ですので、お近くに校舎があればぜひキャンペーンをご利用ください。
-
受講費用*&
テキスト代 -
振替受講や
再試験代 -
就業
サポート
*初任者研修 または 実務者研修
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
介護業界に転職してから取得する
メリット
介護の仕事は無資格からでも始められます。先に介護職に転職し、働きながら初任者研修を取ることも可能です。
転職してから初任者研修を取得するメリットは、現場経験があるため介護の知識や技術の理解が深まりやすく、先輩介護士から資格取得に向けたアドバイスなどが得られることです。
また「実務経験ルート※」で介護福祉士国家試験を受験する場合、3年以上の実務経験が必須になります。資格を取ってから転職するよりも介護福祉士国家試験の受験資格を満たしやすくなります。いち早くキャリアアップしたい人や、早く働きたい人は介護業界に転職した後の初任者研修の取得をおすすめします。
介護福祉国家試験の4つある受験資格のうちのひとつ。介護職として3年(540日)以上の実務経験があること・介護福祉士実務者研修を修了していることが要件。詳しくは以下を参考にしてください。
デメリット
介護職はシフト勤務が多く、通学日の確保が難しいこともあるでしょう。ただし介護業界は資格取得に協力的なので、通学を優先するシフト調整にさほど気を遣う必要はありません。注意すべき点は、夜勤です。夜勤があると体力的な面で厳しさを感じるかもしれません。
受講費用の面でもデメリットがあります。すでに就職していることによって、各スクールでの「就業支援制度」対象外になる可能性が高く、受講料の負担が発生します。カイゴジョブアカデミーの「介護職デビューキャンペーン」も転職した後では適用外になってしまいます。少しでも受講費用を抑えたいときは、転職先に資格取得費用を補助してくれる制度があるかどうかを確認する必要があるでしょう。
また、訪問介護事業所では初任者研修の資格が必須です。つまり資格取得前の転職では、訪問介護事業所は選択肢から外れるということ。転職前に資格を取得する方が仕事選びでの選択の幅は増えるでしょう。
介護職員初任者研修を働きながら無料で取るには就業支援を使おう!
初任者研修を無料で取得できる制度は主に以下の2つです。
- 民間の就業支援制度
- ハローワークの職業訓練
対象者は、いずれも介護職への就職・転職希望者です。ただし「2.ハローワークの職業訓練」は「働きながら」受講することが難しい制度です。その理由を解説します。
働きながら取るにはなぜ「1.民間スクールの就業支援制度」が良いの?
基本的に「2.ハローワークの職業訓練」は「雇用保険被保険者(会社などに雇用される労働者)でないこと」が条件の一つになります。フリーランスや自営業など一部の人を除き、基本的に一般的な会社員は対象外になるのです。
※例外もあります。詳しくはハローワークにお問い合わせ下さい。(2024年11月現在)
「働きながら」かつ「無料で」初任者研修を受講する場合は「1.民間スクールの就業支援制度」の利用が現実的です。
参照元 厚生労働省:求職者支援制度のご案内
「1.民間スクールの就業支援制度」とは?
「民間スクールの就業支援制度」とは、カイゴジョブアカデミーのような民間のスクールが独自に設けている制度です。スクールあるいはスクールの運営企業が提供する「就業支援」を受けると、初任者研修の受講料が実質無料になります。これは多くの民間スクールが行っている一般的な制度で、介護職として就職・転職を検討中の求職者を対象にしています。
民間スクールが提供する「就業支援」は主に以下の2種類があります。
- 民間スクールの関連企業(特定の介護事業所)で働く
- 民間スクールが紹介する介護事業所で働く
カイゴジョブアカデミーが提供する就業支援「介護職デビューキャンペーン」は「b.民間スクールが紹介する介護事業所で働く」に該当します。求職者の希望に寄り添った就業先を柔軟に紹介できる点がメリットです。介護未経者も大歓迎。ぜひお気軽にお問い合わせください。
-
受講費用*&
テキスト代 -
振替受講や
再試験代 -
就業
サポート
*初任者研修 または 実務者研修
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
介護職員初任者研修を働きながら取るメリットは?
「働きながら資格を取るのは大変そうだな…」と心配な人もいるかもしれません。しかし、初任者研修は働きながら取得する人が多く、仕事と学習を両立させやすい特長があります。
ここでは、初任者研修を働きながら取るメリットを「現在、別業界で働いていて介護業界への転職を考えている人」と「現在介護職として働いている人」に分けてお伝えします。働きながらの資格取得を考えている人はぜひ参考にしてください。
介護業界への転職を考えている人が介護職員初任者研修をとるメリット
「土日休みの場合は土日に」「平日休みの場合は平日に」通学することで、初任者研修は無理なく取得できるでしょう。働きながら初任者研修を取得するメリットは以下の通りです。
メリット1.収入面が安定する
働きながら初任者研修を取得することの大きなメリットは「収入面が安定する」ことです。
仕事を辞めると失業手当を受け取れる場合もありますが、手当が支給されるのは基本的には数ヵ月後。支給額は前職の給与の8割以下になってしまいます。収入が途切れたり減ったりするのを避けたい人は、働きながら初任者研修の取得をおすすめします。
未経験でも初任者研修を持っていると有利?
介護経験の有無に関わらず、無資格者よりも有資格者の方が採用では有利になります。正しい介護の知識やスキルがある有資格者は、無資格者と比べて業務の理解度が早く、任せられる業務内容も異なるからです。
応募可能求人は3.5倍!
以下は初任者研修以上の資格保有が必須の求人数と、保有資格なしで応募できる求人数のデータです。初任者研修以上の資格を持っているか持っていないかでは介護の求人数は3.5倍も差が出ます。
月5千円の資格手当が付く!
初任者研修を持っていれば、介護職未経験者でも事業所によっては月に5,000円~10,000円の資格手当が付く場合があります。転職後のお給料を見据えると、働きながらの取得にメリットがあることが分かります。
介護資格なし | 資格手当なし |
---|---|
介護職員初任者研修修了者 | 5,000円~10,000円/月 |
参照元 厚生労働省:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
メリット2.自分が介護職に向いているか判断しやすい
介護経験のない人が介護業界への転職を考える際に気になることの一つは「介護の仕事が自分に合うかどうか」ではないでしょうか。
もし現職を退職後に介護業界で働く場合、介護の仕事が自分に合わなかった際はリスクが大きくなります。
そうしたリスクを避けるためにも、転職前にまずは初任者研修の受講をおすすめします。
初任者研修の授業は実際の介護現場を想定したカリキュラムなので、介護の仕事をリアルに想像できて、向き不向きを判断しやすくなります。
異業種で働きながら土日だけで初任者研修を取った人の介護転職ストーリーはこちら▼
現在介護職として働いている人が介護職員初任者研修をとるメリット
基本的にシフト制の介護職でも、週1回通うコースであれば無理なく初任者研修を取得できます。固定休が取りにくい職場であっても、介護業界は全体的に資格取得に協力的なので、シフト調整に融通をきかせてくれるでしょう。
介護職として働きながら初任者研修を取るメリットは以下の2つです。
メリット1.効率良くキャリアアップを目指せる
将来的に介護職でキャリアアップしたいなら、実務経験年数が重要になってきます。理由としては、介護職唯一の国家資格である介護福祉士国家試験の受験要件のひとつ※に、実務経験が問われるからです。介護の実務経験を積みながら資格を取得するのは効率の良いキャリアアップ方法と言えるでしょう。
3年(540日)以上の実務経験+介護福祉士実務者研修修了
事業所によっては初任者研修などの研修費用を負担してくれる場合があります。介護事業所に入職してから初任者研修の取得を考えている人は「資格支援制度」がある事業所を選ぶと良いでしょう。
メリット2.学習した内容が仕事と結びつきやすい
介護職として働きながら初任者研修を取得するもうひとつのメリットは、実際の業務と初任者研修で学んだ内容が結びつきやすいことです。学習内容をすぐに実践できるため、研修で得られた知識やスキルが定着しやすくなります。業務への理解が深まり、利用者に対して安全性の高い良質な介護を行えるでしょう。
介護職として働きながら土日だけで初任者研修を取った人の介護転職ストーリーはこちら▼
初任者研修を取得するメリットについては以下の記事で詳しく解説しています。
介護職員初任者研修のスクールの選び方
初任者研修のスクールの選び方は主に3つあります。
- 通学できる曜日を考慮する
- 通学しやすい場所を選ぶ
- 費用面を考える
ひとつずつ見ていきましょう。
通学できる曜日を考慮する
働きながら初任者研修を取得するには、通える曜日に開講しているスクールを選ぶことがポイントです。初任者研修は「月曜日コース」「水曜日コース」など“曜日が固定されたコース”が一般的ですので、現職が固定休の場合は通いやすいでしょう。シフト勤務の場合でも「振替受講」に柔軟に対応してくれるスクールであれば無理なく修了を目指せます。
カイゴジョブアカデミーは「曜日固定のコース」を設けています。「月・水・金コース」や「土曜日コース」などです。都合の悪い日は何度でも無料で振替ができるので、シフト勤務の人にはとくにおすすめです。
通学しやすい場所を選ぶ
働きながら初任者研修の取得を目指す場合、週1回の通学で少なくとも3~4ヵ月程度かかるため、通いやすい場所にあるスクールを選びましょう。自宅や職場から通いやすく、最寄り駅からアクセスの良い立地にあるスクールがおすすめ。カイゴジョブアカデミーは受講生のみなさんが通いやすいように、全校舎をアクセスの良い主要駅徒歩10分圏内に構えています。以下はカイゴジョブアカデミーの校舎一覧ページです。通いやすい校舎があるかぜひ探してみてください。
費用面を考える
初任者研修で学ぶ内容はどのスクールでも同じですが、受講料はスクールやエリアによって違いがあります。受講費用を抑えたい人は、割引キャンペーンを実施しているスクールや、教育訓練給付制度を利用できるスクールを選ぶと良いでしょう。カイゴジョブアカデミーは、地域最安値の受講料で運営しており、教育訓練給付制度も利用できます。さらに「介護職デビューキャンペーン」を利用すれば、費用は当校が全額負担します。介護業界への転職を検討している人はキャンペーンの適用条件などを以下よりご確認ください。
-
受講費用*&
テキスト代 -
振替受講や
再試験代 -
就業
サポート
*初任者研修 または 実務者研修
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
介護職員初任者研修を働きながら土日で取るには?
仕事や家事で忙しい人が初任者研修を土日で取るには、以下のような講座とコースをおすすめします。
- 「通信併用(通信+通学)講座」を選ぶ
- 土曜もしくは日曜コースを選ぶ
ひとつずつ見ていきましょう。
通信併用(通信+通学)講座を選ぶ
初任者研修の講座には「通信併用(通信+通学)講座」と「通学講座」の2種類があります。
「通信併用(通信+通学)講座」の場合、全130時間のカリキュラムの内、40.5時間までは自宅で学習を進められます。そのため、働きながら初任者研修を取るのであれば、自宅学習ができる「通信併用(通信+通学)講座」を選ぶと良いでしょう。
初任者研修の全カリキュラムと通信学習可能な上限時間は以下の通りです。
項目 | 総学習時間 | 通信学習可能な上限時間 |
---|---|---|
1. 職務の理解 | 6時間 | – |
2. 介護における尊厳の保持・自立支援 | 9時間 | 7.5時間 |
3. 介護の基本 | 6時間 | 3時間 |
4. 介護・福祉サービスの理解と医療の連携 | 9時間 | 7.5時間 |
5. 介護におけるコミュニケーション技術 | 6時間 | 3時間 |
6. 老化の理解 | 6時間 | 3時間 |
7. 認知症の理解 | 6時間 | 3時間 |
8. 障害の理解 | 6時間 | 1.5時間 |
9. こころとからだのしくみと生活支援技術 | 75時間 | 12時間 |
10. 振り返り | 4時間 | – |
合計 | 130時間 | 40.5時間 |
他にも初任者研修の取り方など詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
土曜、もしくは日曜コースを選ぶ
スクールによっては、土曜もしくは日曜コースを用意している場合があります。
週に1回、土曜か日曜にスクーリング(通学)し、約3~4ヵ月で初任者研修を修了するコースです。
まれに土日の両方でスクーリングするコースもあり、約2ヵ月で修了できますが、短期集中で内容も少々ハード。ライフスタイルやスケジュールに合わせ、無理なく学べるコースを選びましょう。
カイゴジョブアカデミーでは土曜もしくは日曜コース(週1回通学)を用意しています。ご参考ください。
介護職員初任者研修を働きながら土日だけで取る場合の学習スケジュールは?
「土曜もしくは日曜コース(週1回通学)」や「土日コース(週2回通学)」を選んだ場合の取得期間やスクーリング(通学)時間、一週間の学習スケジュールはどうなるのでしょうか。ここでは土日を絡めたコースでのスケジュール例を挙げていきます。ただし1日のスクーリング時間はスクールによって異なるため、あくまでもコース選びの参考にご覧ください。
土曜もしくは日曜コース(週1回通学)
取得期間:約3~4ヵ月
スクーリング:土曜日または日曜日 9:30~17:00
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
お休み | 自宅学習 1時間 |
自宅学習 1時間 |
お休み | 自宅学習 1時間 |
通学 9:30~17:00 |
お休み |
土日コース(週2回通学)
取得期間:約2~3ヵ月
スクーリング:土曜日と日曜日 9:30~17:00
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
お休み | 自宅学習 1時間 |
自宅学習 1時間 |
自宅学習 1時間 |
自宅学習 1時間 |
通学 9:30~17:00 |
通学 9:30~17:00 |
介護職員初任者研修の資格取得と仕事を両立させるための5つのポイント
初任者研修のカリキュラムで学ぶ内容は厚労省が決めているので、どのスクールで受講しても内容に差はほとんどありません。
「働きながらスムーズに資格を取得したい!」「無理なく受講したい!」という人は、以下5つのポイントを押さえたスクール選びが重要です。
- 通学しやすいか
- 「通信併用」の講座があるか
- 振替は無料か
- 修了試験の再試験は無料か
- 就業支援は充実しているか
1.通学しやすいか
初任者研修では少なくとも15回程度の通学(スクーリング)が必要になります。働きながら通うにはスクールの立地が重要なポイント。仕事終わりや休日の通学を想定して、勤務先や自宅から無理なく通える立地のスクールがベストです。
2.通信併用(通信+通学)講座があるか
初任者研修には先述の通り「通学講座」と「通信併用講座」の2種類があります。働きながら受講する場合は後者がおすすめです。それぞれみていきましょう。
a.通学講座
130時間のカリキュラム全てを養成校やスクールに通学して学びます。全てのカリキュラムを講師から直接学べるので理解が深まりやすく、わからないことをその場で質問できるなどのメリットがあります。ただし、多くの通学講座は平日の午前中から夕方までの時間帯に週3~5回のぺースで開講しています。働きながら受講するとなると、スケジュール調整が難しいかもしれません。
b.通信併用講座
130時間のカリキュラム中、40.5時間までを自宅で学習し、残りはスクールに通学して受講します。知識と実践スキルを身につけるために通信と通学が効率よく組み合わせられており、学習時間が限られている人にはぴったりです。
「通信併用講座」の中でも週1回コース、週3回コースなどコースはさまざま。働きながら無理なく修了できるコースを選びましょう。
3.振替は無料か
仕事をしていると急な出勤や残業などで、スクールを休まなければいけないときがあるかもしれません。そうしたときに授業の振替ができるスクールは仕事と両立しやすく安心です。振替授業が無料であればお財布にも優しいですね。
4.修了試験の再試験は無料か
「仕事が忙しくて試験勉強に手が回らないかも…」と不安に思う人もいるでしょう。ただ、修了試験は“落とすための試験”ではなく、理解度をはかるもの。働きながら受講している人でも、授業をしっかり聞いていれば合格できる内容になっています。
しかし仕事の都合や急な体調不良で修了試験を受けられず、不合格になってしまう可能性も。そうしたときに再試験が無料で受けられると安心です。
5.就業支援は充実しているか
転職を考えている人にとっては就職支援が充実しているかも大きなポイントです。働きながら資格取得を目指す場合、転職活動に割ける時間は限られてきます。そんなとき頼りになるのが就職支援制度です。学習内容だけでなく、介護の仕事について気軽に相談できることも仕事と学習を両立させるポイントです。
カイゴジョブアカデミーでは介護業界に精通した転職専任のスタッフが、お仕事探しだけでなく履歴書の書き方や面接などを無料でサポートします。転職をスムーズに、かつより希望に近い就職をかなえるためにも積極的に利用してください。
働きながら初任者研修を受講する際は、上記5つのポイントを押さえたスクール選びがカギになります。ぜひ参考にしてください。
たとえばカイゴジョブアカデミーは、各校舎が駅チカで通いやすく、授業の振替や修了試験の再試験が何度でも無料です。
学習スタイルは、通信併用講座。合計15日間の通学(スクーリング)で知識や技術を学びつつ、並行して自宅学習を行います。
講師と就職・転職専任のスタッフ(キャリアパートナー)によるWサポート体制も整っています。資格取得はもちろん就職・転職もスムーズですので、仕事と両立させながら資格取得を目指す人は、ぜひ検討してみてください!
-
受講費用*&
テキスト代 -
振替受講や
再試験代 -
就業
サポート
*初任者研修 または 実務者研修
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
介護職員初任者研修を働きながら取る上でのその他の気にすべきポイント
一概に“初任者研修を働きながら受講する”といっても、介護職への転職が目的なのか、介護職として働いていてスキルアップやキャリアアップが目的なのかでお伝えしたい内容は変わってきます。
ここでは初任者研修の代表的な受講目的別にアドバイスしていきます。
「介護職への転職」が目的の方は転職前に初任者研修を取ろう!
異業種から介護職へキャリアチェンジする人は、介護職への転職前に初任者研修を取得しておくことがベストです。
介護職未経験であっても資格を取得していることで介護の知識や技術の基礎は学習済み。転職後にいち早く業務を理解できますし、担える業務の幅も広がります。
さらに、初任者研修修了者は無資格者に比べて採用率が高く、資格手当によるお給料のベースアップも期待できます。
初任者研修の修了前、受講中に転職をする場合でも、学習をある程度進めておくと、実際の現場でもスムーズに働き始められるでしょう。
スムーズ&お得に初任者研修を取得する方法
カイゴジョブアカデミーの就業支援制度を一例に紹介します。
カイゴジョブアカデミーの就業支援「介護職デビューキャンペーン」は、初任者研修を自己負担なしで受講できるだけでなく、介護転職専任のキャリアパートナーと一緒に転職活動を行える制度。初任者研修の受講中や修了直後に就職すれば、学んだ知識や介護スキルの記憶が新しいうちに即現場で活用できます!
就業支援のサービスには初任者研修の資格手当など待遇アップの条件交渉なども含まれます。
介護職への転職が目的の人は、カイゴジョブアカデミーの「介護職デビューキャンペーン」のような就業支援制度を利用して、お得なだけでなく有利でスムーズに転職を叶えましょう!
-
受講費用*&
テキスト代 -
振替受講や
再試験代 -
就業
サポート
*初任者研修 または 実務者研修
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
資格取得は転職前に!
無資格・未経験で介護職に転職し、実際に働きながら初任者研修の取得を目指すことも可能です。ですが、先に資格を取得しておくと、求人数や業務内容の幅が増えるため未経験者にはとくにおすすめ。介護の仕事を探す段階である程度介護の知識がある状態がベストです。
働きながらの受講は大変かもしれませんが、先述した5つのポイントを押さえながらできる限り転職前に無理なく修了を目指しましょう。
介護職として働く前に初任者研修を取った人の介護転職ストーリーはこちら▼
現役・介護職の人は職場への周知を忘れずに!
介護現場で働きながら初任者研修を受講する人は、受講することを職場に必ず報告しましょう。基本的に介護の現場は資格取得に協力的。報告することで受講日に合せたシフト調整をはじめ、学習へのアドバイス等、心強いバックアップが得られるでしょう。こっそり受講して、修了後に「取りました!」とサプライズする人もいるそうですが、せっかくスキルアップにチャレンジするのですから、職場の仲間の応援を受けることをおすすめします!
筆者の体験談
筆者の職場でも働きながら初任者研修を受講したスタッフがいました。スタッフが選んだコースは週1回の通信併用講座。事前に相談を受けていたので、受講が決まってからは職場の仲間全員で資格取得をサポートしました!具体的には、スクーリングの日は休みにしたり、夜勤の回数を調節したり。
職場に気兼ねせず学習に打ち込んでもらいたいという想いからでした。そうした期待に応え、受講の翌日に出勤した際はさっそく学習した内容や介護技術を実践してくれました。話を聞く私たちも学びが多かったことを覚えています。
最も嬉しかったのは「指導してくれていたことの大切さがより理解できました」と言ってくれたこと。
日ごろ介護現場でインプットしていた実践内容を、実技の学習などでアウトプットすることで、より深い理解につながったそうです。
もちろん介護の仕事は無資格でも働くことができますが、根拠のある介護の実践には正しい知識と技術の修得は不可欠です。初任者研修で基礎的な知識と技術を身につけるところから始めて、より深く学んでいきましょう!
介護職として働きながら初任者研修を取った人の介護転職ストーリーはこちら▼
まとめ
働きながら初任者研修をスムーズに取得する方法やメリット、資格取得と仕事を両立させるためのポイントなどについてお伝えしました。全カリキュラムを働きながら終えるのは大変かもしれませんが、自宅学習と通学を併用できる「通信併用講座」を利用すれば効率よくスムーズに資格を取得できるでしょう。
現在、仕事をしていて土日休みの人は「通信併用講座」と「土曜または日曜コース(週1回通学)」を選べば約3~4ヵ月で初任者研修の修了を目指せます。
さらに、働きながらでも無料で初任者研修を取得できる「民間スクールの就業支援制度」についても紹介しました。求職中であれば費用をかけずに初任者研修を取得できるチャンスです。ぜひ検討してみてください。
カイゴジョブアカデミーの「介護職デビューキャンペーン」
カイゴジョブアカデミーでは、求職中の人を対象に当スクールが初任者研修の「受講料+テキスト代」を実費負担し、無料で就業サポートも行う「介護職デビューキャンペーン」を実施中。
初任者研修講座はすべて「通信併用講座」で「土曜または日曜コース(通学週1回)」も用意しています。「働きながら」かつ「土日だけ」でも初任者研修の修了を目指せます。もちろん振替受講も無料!さらに、介護紹介専門のキャリアパートナーによる就職・転職サポートも無料で受けられます。
介護の仕事は、無資格・未経験からでもできますが、初任者研修で得る基礎的な知識や技術は、待遇アップだけでなく自分の介護観や実践力アップにもつながります。
介護職でステップアップするためにも、ぜひ初任者研修を修了し、実りのある介護キャリアをスタートさせてくださいね!
介護職デビューキャンペーンの詳細は以下よりご確認ください。
-
受講費用*&
テキスト代 -
振替受講や
再試験代 -
就業
サポート
*初任者研修 または 実務者研修
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>
- この記事の著者 吉田あい
- プロフィール
- 大阪府出身。現役のケアマネージャー
専門は「高齢者介護論」「社会福祉援助技術論」「介護現場におけるリスクマネジメント」
特別養護老人ホームや居宅介護支援事業所などの現場で、介護職を10年以上経験。介護講師経験3年。
WEBライターとして、介護・医療・転職・健康などのジャンルで執筆700本以上。
カイゴジョブアカデミーにて、介護の仕事や資格について、実体験を踏まえたお役立ち情報をお伝えします。
- 保有資格
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)、介護福祉士、社会福祉士、メンタル心理カウンセラーなど
-
この記事の監修者
カイゴジョブアカデミー
編集部
- 介護専門の資格講座学校「カイゴジョブアカデミー」の編集部です。
介護業界のプロフェッショナルが介護の仕事や資格に関するお役立ち情報をお届けします。