介護福祉士の国家資格を取得をするには、年に1度の国家試験を受験して合格しなければなりません。1回の受験で合格したいという方は、勉強の期間や内容などスケジュールをしっかり立てることがとても重要です。とはいえ、どのくらい勉強に時間をかけるか目安が分からなければ計画は立てられません。この記事では合格した方の勉強時間や、その勉強方法についてご紹介します。介護福祉士の国家試験を受験する予定の方は是非読んでみてください。
介護福祉士国家試験とは?
介護福祉士国家試験は、介護福祉士として必要な知識や技能を測るもので、毎年1月下旬に実施される筆記試験、3月下旬に実施される実技試験の両方に合格する必要があります。多くの受験者は、実技試験が免除になりますので、実質は1月の筆記試験に合格することが目標になります。そして、合格後に登録を行った方が「介護福祉士」を名乗ることができます。
この介護福祉士国家試験の合格率は約70%で推移しています。
勉強時間は1日2時間を3か月間が目安
人によって違いはありますが、独学で勉強をする方は、平均して受験の3カ月前から1日1~2時間を勉強に充てる方が多いようです。
実際に合格した人はどのくらい勉強したの?
実際に合格した人はどのくらい勉強したのでしょうか?
ここでは国家試験に合格した方の勉強時間と勉強方法をご紹介します。
合格者の勉強時間や方法①
「試験の3カ月前から勉強を始め、平均すると週4~6時間勉強していました。模擬試験の復習や問題集に多く取り組み、苦手な分野は参考書を使用して重点的に学習する勉強方法をしました。」
合格者の勉強時間や方法②
「試験の1年前から勉強に取り組み、毎日とはいかずとも平日は2時間、休日には3~4時間を勉強していました。勉強方法は、過去に出題された試験問題を重点的に解き、試験日が近づくにつれ、自身の不得手なポイントや出題率の高い問題にポイントを絞り、集中的に取り組む。また、併せて受験対策講座も利用しました」
合格者の勉強時間や方法③
「試験の4カ月前から勉強を始め、平均で平日は1時間、休日は3~4時間を勉強に充てました。問題集を使用し、自身で間違えやすい問題を重点的に繰り返しながら、100点がとれるまで反復して行う方法で勉強しました」
自分に合う勉強のペースで進めよう
上記に挙げた例のように、受験勉強の開始時期や1日に使う時間は人によって様々です。まずは「短期集中型」か「じっくり長期型」かなど、自身の特性を見極めて無理のないペースで進められる計画を立てましょう。勉強方法は問題集や参考書を使いながらも、模擬試験や受験対策講座をうまく活用するといったことも一つです。ただし、基礎知識の習得は早い時期から始めることをおすすめします。加えてもう一つ大切なことは「気持ちが入らない日には無理をせず気分転換も大事」ということです。無理に知識を詰め込もうとするよりは、集中できる時に取り組みましょう。
1回で試験に合格したいあなたに
1回の受験で合格を目指すにはスケジュール管理や勉強方法が重要とお伝えしましたが、合格に向け少しでも不安がある方は、短期間で集中して学習できる受験対策講座の利用がおすすめです。受験対策のプロスタッフが過去の試験問題を分析し、要点をまとめて学習することができます。
数ある受験対策講座の中でも、カイゴジョブアカデミーは科目ごとにプログラムをまとめ4日間で集中的に学ぶことができる講座を提供しています。これから受験勉強の計画を立てられる方は是非ともそのプログラム内容をご覧ください。
また、無料で試験対策動画も公開しているので、こちらもご活用ください。
介護福祉士の試験対策動画
まとめ
介護福祉士資格の受験勉強にあたっては、まずは自身の特性、そして生活サイクルにあった勉強時間を設定し、無理なく集中して行える計画を立てましょう。勉強方法としては過去問題を繰り返し解き、模擬試験を利用することで得意不得意を分析する。更に、自身の得意不得意を補うために受験対策講座を活用することが合格につながるでしょう。この記事が一人でも多くの方の合格の後押しになれば幸いです。