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失敗はしたくないから本音で勝負!安定した職場を求めて介護業界にチャレンジ

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初任者研修から踏み出した一歩

「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役は藤(とう)由起子さんです。歯科助手として10年勤められてきた藤さんは資格の有無で待遇や評価が異なる現実に直面。介護業界にチャレンジする際には「労働条件にすごくこだわった」とお話しくださいました。転職活動中にはカイゴジョブアカデミーの担当キャリアパートナーに本音でぶつかり、希望通りの転職先へキャリアチェンジされました。

藤(とう)由起子さん(41歳)

2024年2月~5月 介護職員初任者研修/福岡天神校
2024年5月 特別養護老人ホームに就職

周囲の言葉に背中を押されて

藤井:まずはこれまでのお仕事経験について教えてください。

藤さん: 短大卒業後にスイミングスクールのインストラクターとして4年ほど勤め、その後歯科医院に転職して歯科助手として10年ほど勤務してきました。

藤井:歯科助手から介護業界へ転職しようと思われたきっかけは何ですか?

藤さん: 祖母の介護です。実は、長年歯科助手として働く中で資格の有無で待遇や評価が全然違うことを実感していたんです。「資格を持って働きたい」と思い始めた矢先に祖母の介護が重なったのと、親戚から「性格的に介護職が合ってるんじゃない?」と言われたこともあって、介護業界で資格を取って働くのもいいかもしれないと思いました。

転職のきっかけとなったお祖母様と

藤井:歯科助手の資格ではなく、介護業界に転職して資格を取ろうと思ったんですね。

藤さん: そうです。私が勤めていた歯科医院は勤務条件や人間関係が思った以上にハードで、いわゆるブラックな職場だったんです。10年間、有給休暇は1度しか取ったことはなかったですし、安心して働けるところではありませんでした。せっかく資格を取っても長く働けないのは嫌だなと思っていたんです。そこに親戚の言葉と、介護でも資格を取れるということを知って、この際転職してみようかな、と思ったんです。

慎重にならざるを得なかった転職活動

藤井:それで介護業界への転職活動を始められたんですね。

藤さん: はい。なんとなく介護職のイメージは持っていたものの、周囲に介護職の人もおらず何もわからなかったので、就職先を紹介してくれるエージェントを探そうと思いました。スマホで「介護 転職エージェント」などで検索して……。でもこれまでの経験から、転職エージェントが紹介してくれたからといって必ずしもいい職場ばかりじゃないと思っていたので、すごく慎重になりましたね。

藤井:エージェントと言っても規模やサポート体制、求人数など様々でしょうし、相性といった部分もありますよね。

藤さん: そうですよね。40歳を越えての転職ですし、次は絶対にいい職場にいきたいという気持ちが強くて。たまたま見つけたカイゴジョブアカデミーに登録して担当のキャリアパートナーさんがついてくれた時、これまでの職場のことや、転職に関する不安などを正直に話したんです。そうしたらすごく親身に話を聞いてくれて安心できて、私の中で信頼度が高まったんですよね。それで「よし、介護職に挑戦してみよう」と思えたんです。

藤井:担当のキャリアパートナーと具体的にどんな話をしたんですか?

藤さん: 以前の職場の労働条件が良くなかったこととか、転職はまだ迷っていること、でも祖母のこともあって介護職には興味があることなど、本音を話しました。転職先についても「貴社から紹介してもらった介護施設の労働条件が悪かったら、すぐ辞めてしまうかもしれません」とお伝えしたんです。

藤井:率直な気持ちを伝えたんですね。

藤さん: 今思うと少しストレートすぎたかなと思いますけど、この年での転職だから失敗できないし、前の職場の方が良かったなんてことになったら困るじゃないですか。だから自分の気持ちは包み隠さず伝えさせてもらいました。それを快く受け入れて下さった担当の方には感謝しかありません。

藤井:その結果、希望通りの職場が見つかったんですね。

藤さん: はい。いくつか紹介してくれた求人の中に、もう一人の祖母が入院していたホスピスと同じ系列の特別養護老人ホームがあったんです。これはもう「ここに縁があるんだ」と思い、その特養に転職することを決めました。

みんなで一致団結して乗り越えた初任者研修

藤井:介護職員初任者研修も受講されていますが、受講しようと思われた理由はなんですか?

藤さん: もともと資格は取りたいと思っていましたし、キャリアパートナーさんから介護職デビューキャンペーンを使えば無料で受講できると聞いたので、受講したいと思いました。

初任者研修受講時のクラスメートと

藤井:初任者研修はいかがでしたか?

藤さん: 楽しかったですよ。受講生みんな仲良くて和気あいあいとした雰囲気でした。卒業後は飲みに行ったりLINEグループを作って近況報告しあったりしています。実はいま初任者研修で通ったのと同じカイゴジョブアカデミー福岡天神校で実務者研修も受けているんですが、そちらも受講生みんな仲良くてLINEグループでやり取りしています。

藤井:実務者研修も受けられているんですね。初任者研修修了後に続けてですか?

藤さん: そうです。休みを全部受講にあてているのでハードではあるんですが、現場でやったことを研修で先生に聞けるのでとても良いですね。みんなと仲良くなれたので、もうすぐ終わってしまうのが寂しいくらいです。

介護の仕事は体力勝負

藤井:現在お祖母様とのゆかりもあった特別養護老人ホームで働いているんですよね。お仕事はいかがですか?

藤さん: ちょうどコロナが再流行している時期に入職したので、通常業務に加えて感染対策もしなくてはならずで大変でした。特養では利用者さんの生活のありとあらゆることをお世話しないといけません。特に入浴介助は体力勝負です。でも周りの先輩方に支えられて頑張っています。

藤井:転職前は不安な気持ちが大きかったとおっしゃっていましたが、入職後はいかがでしたか?

藤さん: とてもいい職場を紹介してもらえたと思います。周りはいい方ばかりですし、毎日楽しいです。何かあったらすぐ聞ける環境だし「無理しなくていいよ」などと言っていただけて、アットホームな職場ですね。キャリアパートナーさんに伝えた希望通りの職場に出会えたと思っています。

藤井:転職されて印象的だったことは何かありますか?

藤さん: 大柄で怖がりの男性入居者さんがいらっしゃるんですが、私が不器用ながらも毎日接しているうちに段々とスムーズに介助ができるようになってきて、最近は「身をゆだねてくれているな」と感じます。もっとがんばらなきゃ!って思いますね。

藤井:授業で学んだことの中で、現場で役に立っているなと感じることはありますか?

藤さん: 認知症の方への接し方でしょうか。施設には認知症の方が多いのですが、研修で学んだおかげでスムーズに対応できていると思います。認知症って単なる物忘れとは違うので、やはり知識を得たうえで対応しないといけないなと痛感しています。

藤井:最後に、今後の目標や目指しているものがありましたら教えてください。

藤さん: まずは無事に実務者研修を終えること。介護業界に入ろうと思ったきっかけとなった祖母は残念ながら亡くなりましたが、祖母が生きていたらどんなケアをしてあげていたかなってよく考えます。これからもこの業界でがんばって、介護福祉士の資格を取りたいと思っています。

インタビューを終えて

資格の有無で職場の選択肢や待遇が違うことを肌で感じた藤さん。介護業界も無資格で就職することができますが、資格があると様々な面で有利になるのは間違いありません。資格を取得して理想の転職をかなえたいという方は、藤さんのように介護職デビューキャンペーンを活用し、キャリアパートナーに胸の内を相談してみるのもよいかもしれません。

構成、執筆:秦佐起代


「みんなの介護転職ストーリー」でご紹介している方々は、無資格・未経験から介護業界に挑戦したカイゴジョブアカデミーの卒業生です。皆さんが活用された「特待生キャンペーン」なら、自己負担なしで「介護職員初任者研修」の資格を取得でき、さらに介護職専門のキャリアアドバイザーによる就職先の紹介も受けられます。資格が1つあるだけで、給与や待遇がアップし、就職・転職時にも大変有利です。下記リンクからそれぞれ詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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