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飲食業から介護職に転職する人って多いの?実は介護に超役立つ?飲食の○○スキル!

更新日:2022/4/14

飲食業から介護職に転職する人って多いの?

実は介護に超役立つ?飲食の○○スキル!

長引くコロナ禍の影響で仕事を失い転職活動されている方は少なくありません。
特に飲食業では、事業縮小やコロナ倒産で収入が減少するなど新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きかったのではないでしょうか。

そんなコロナ禍の中で飲食業からの転職先として注目されているのが介護職です。
なぜ介護職が選ばれるのか、今回は飲食業から介護職へ転職するメリットや活かせるスキル、介護職との違いなどを説明します。
飲食業界から介護職へ転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

飲食業から介護職へのキャリアチェンジ!得られるメリット5つ

コロナ禍の打撃を受け介護職への転職を考えた飲食業の方は、これから未知の世界に飛び込む不安がつきまとっているかと思います。

しかし介護職は必要とされる仕事であり、これまで培った接客の経験を活かせる仕事です。
飲食業で働いていた方が介護職に転職することで得られるメリットは5つあります。

1.飲食でのスキルや経験を活かすことができる

飲食業は食事を作って提供する、だけではありませんよね。
オーダーを受け調理、そして提供して会計をする、のが一連の流れですが、お店の準備や誘導、環境整備、接客、売り上げの管理など様々な業務を行います。

お客様に選んでもらえる店舗造りのための環境整備や接客の中をして身に着けたスキルで、介護職で役立つのは、(1)コミュニケーションスキルと(2)ホスピタリティです。


(1)コミュニケーションスキル

介護職の業務は直接的な介助だけでなく、大きくウエイトを占めているのはコミュニケーションです。
コミュニケーションは利用者の自立促進や、居心地のよい環境つくりには欠かせないスキルとして重視されています。

飲食業を経験された方は、意識せずに接客=コミュニケーションが養われているので、自然な挨拶や笑顔での対話などが自然にできている人が多いもの。
コミュニケーションの基礎は、介護現場での大きな強みとして役立つでしょう。


(2)ホスピタリティ

飲食業も介護職もサービス業ですあり、介護の仕事はその人にとって必要な介助をもとに、介護職が付加価値をつけてケアを提供していきます。
例えば、居心地のよく過ごしていただくために必要なケアだけでなく、気持ちのいい声かけや笑顔、その人らしく過ごせるような配慮です。
このような気配りや心配りは、飲食業で得たホスピタリティの精神につながっています。

2.未経験から正社員も目指せる

介護職はニーズが高く、求人募集が途切れることはなく未経験・無資格からでも正社員採用が積極的に行われています。

年齢や経験を問わず、知識やスキルをもって活躍できる人を採用したいと思っている職場が多く、有資格者は無資格に比べて正社員として採用されやすい傾向があります。


介護未経験の方は、介護職員初任者研修を受講すれば正社員採用+資格手当を目指すことができる
でしょう。

3.キャリアアップしやすい

介護職は、これからどんなスキルや専門性を身に着けていくかの道しるべとなるキャリアパスが明確です。
まずは介護の基礎的なスキルや知識を身に着ける介護職員初任者研修からスタートし、実務者研修を受講、実務経験3年で国家資格である介護福祉士を目指すルートが一般的です。

そして、介護福祉士を取得した後は認定介護福祉士やケアマネージャー(介護支援専門員)へとステップアップ、仕事の幅を広げることができます。

介護職になった方が資格的なキャリアアップだけでなく、ポジションアップや給与アップも目指せるので将来性も高い仕事ですね。

4.安定した需要がある

少子高齢化の影響により、働く介護人材は少ないのに介護を必要とする高齢者は増え続ける一方でどの業種よりもニーズが高いのが介護職ということです。

これまでも無資格・未経験でも転職しやすい業種とされてきましたが、不安定なコロナ禍でより求職者が注目したのは安定して働くことができる業種ということ。

求人数が多く、資格さえあれば全国どこへ行っても働き口に困ることはありません。
また、年齢を重ねても働き方も選べますので職場選びをすれば、安定して長く働きやすい
メリットがあります。

5.給与水準が上昇傾向

「給料が安い」といわれている介護職ですが、介護人材定着や介護職の待遇改善が推進され給与水準は年々上昇傾向です。

厚生労働省の『令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要』介護従事者等の平均給与額の状況(月給・常勤の者、職種別)をみてみましょう。

介護職の平均給与額は以下の通りとなり、平成31年2月から令和2年2月にかけて18,120円増額していることが分かります。

平成31年2月(307,430円)
令和2年2月 (325,550円)

また、介護職の給料を上げる施策である介護職員等特定処遇改善加算では、給与改善が行われ、キャリアを積み重ねるごとに収入アップにつながります。
また、給与は資格によっても給与額は大きくことなります。
介護職員初任者研修・介護福祉士などの資格を取得すると資格手当が加算されるので、ご自身の努力でスキルアップすれば給料アップを目指すことができます。

飲食業と介護職の違い

飲食業から介護職へキャリアチェンジを考える方は、働き方や給料にどんな違いがあるか気になっているのではないでしょうか。

介護職は3K・4Kともいわれブラックのイメージがありますが、飲食業出身の方からは労働時間は長く、休みも給料も少ないと聞きます。

では、飲食業と介護職の違いをみていきましょう。

働き方の違い

飲食業では長時間労働や不規則な休み、繁盛期の忙しさ、急なシフト変更など労働環境の負担が大きいケースが多くみられます。
一方で介護職は雇用形態が幅広く、職場によってシフトの融通も利きやすいメリットがあります。

例えば24時間365日稼働している入所施設の特別養護老人ホーム。
早出・日勤・遅出・夜勤のシフト制になっており、パートで働く場合は希望するシフトのみ勤務できる職場もあります。

労働時間は、利用者の急変や突発的なトラブル、スタッフの急な欠勤などがある場合は残業することもあり、長時間労働が常態化している職場もあります。
しかし、多くの施設や事業所では、適正な労働時間で運営し、シフト勤務なので「後に働く人がいない」ということはほぼありません。

また、訪問介護事業所で働くホームヘルパーでは、ケアプランで決められたサービス提供の時間(週2回、1日1時間/週3回、1日2時間など)でシフトに入り短時間で働くこともできます。

女性が多く働く職場なので、子供の急な体調不良や参観日などの学校行事ではお互いに配慮する環境が整い、ライフスタイルに合わせて働き方を選べるのもメリットですね。

給料の違い

飲食業は主な産業の中でも賃金水準が低く、サービス残業も多い業種で労働に見合った給与が得られないケースも少なくありません。

一方介護職では、国の施策により給与が上昇傾向であることや明確なキャリアパスが提示されています。
積み重ねたスキルやキャリアをベースに給与が支払われるので、不透明になりにくいのです。

筆者の体験談

介護の現場には異業種転職された方が多く、その中には飲食業から介護の世界に飛び込んだ方も少なくありません。
35歳のAさんも飲食店から介護職へ転職された方でした。

飲食店の事業悪化により、介護職員初任者研修を受講し未経験でグループホームへ入職。
働いていた飲食店は個人経営のレストランで、調理・ホール・在庫や売り出し管理・環境整備と様々な業務に携わっていました。

介護技術については未経験なので実務を通じて身に着ける必要がありましたが、生活援助については、こちらが学ぶことがたくさんありました。
職場によって異なりますが、グループホームでは調理や配膳も業務のひとつになり、利用者に合わせてきざみ食やミキサー食など食事形態を変え提供します。

すごいと思ったのは手際の良さ!丁寧に素早く食材を刻み、そして盛り付け。
同じ食材を盛り付けているのに、Aさんが盛り付けた方は見た目が華やかで美味しそう!

食事摂取量が少ない利用者が「今日は美味しそうね」と言い、完食!

Aさんにとっては普通のことを普通にしただけですが、飲食業のスキルは大きな強みになります。

また飲食店でマルチに仕事をこなしていた経験があるからこそ、見守りをしながら記録をしたり食事介助をしたり、スキマ時間に残っている仕事を片付けたり…

介護の現場でのマルチタスクに対応できる
こともありました。

そんなAさん、介護職員初任者研修からスタートしましたが実務経験3年を経て見事介護福祉士取得、チームリーダーとして活躍中です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
飲食業から介護職へ転職するメリットや活かせるスキル、介護職との違いなどをお伝えしました。


コロナ禍をきっかけに異業種から転職する方は7割を超え、特にサービス業からの転職者が多い
とされています。
未経験から介護の世界に飛び込むのは「自分にできるのか」という不安も多いでしょう。

排泄介助や入浴介助などの介護技術は実務から身に着けることができますが、相手への配慮やマインド面は、介護資格を取ったからといって身に着くものではありません。

人に寄り添う仕事である介護職は、飲食業経験者の強みは介護現場で大いに重宝されます。


“相手の気持ちを汲み取り、人を笑顔にする仕事”として共通点が多い介護職は、飲食店のスキルを活かし安定した将来を得られることができる仕事です。

withコロナの時代に、需要が高く生き残れる仕事としてもおすすめの業界である介護職。
カイゴジョブアカデミーで開講している介護職員初任者研修で介護の知識とスキルを身に着ければ、安定して長く活用できるので一生の武器になります。

ぜひご自身の魅力を活かせる介護の世界で、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

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この記事の著者

吉田あい


大阪府出身 現役のケアマネージャー
専門は「高齢者介護論」「社会福祉援助技術論」
「介護現場におけるリスクマネジメント」

特別養護老人ホームや居宅介護支援事業所などの現場で、
介護職を10年以上経験。介護講師経験3年。
WEBライターとして、
介護・医療・転職・健康などのジャンルで執筆700本以上。

カイゴジョブアカデミーにて、介護の仕事や資格について、
実体験を踏まえたお役立ち情報をお伝えします。

【所持資格】
・介護支援専門員(ケアマネージャー)
・介護福祉士
・社会福祉士
・メンタル心理カウンセラー
など