生活援助従事者研修をとるには?受験資格や受講内容、取得方法や条件について

「やりがいのある仕事がしたい!でも、高齢者の身体のお世話をするのは少し不安…」と、介護業界への就職や転職を迷われている方もいらっしゃいますよね。
そんな方に今回は、介護資格の中でも生活援助に特化した資格として、生活援助従事者研修をご紹介したいと思います。

目次

1.生活援助従事者研修の受講内容とは

生活援助従事者研修のカリキュラムは、介護職員初任者研修と同じ科目で構成されていますが、受講する時間は介護職員初任者研修の130時間に対して、生活援助従事者研修は59時間と約半分の受講時間です。そして、すべてのカリキュラムを受講後に、別途修了評価(30分程の筆記試験)があります。

[生活援助従事者研修の受講内容(合計59時間)]

No. 学習項目 受講時間 受講目標
1 職務の理解 2 職務の範囲、緊急時の対応の理解
2 介護における尊厳の保持・自立支援 6 ご利用者の尊厳と、自立を支える仕事であると自覚し、サービス提供に当たっての基本的視点の理解
3 介護の基本 4 介護職としての倫理、生じるリスクを理解した上で職務を行う必要性の理解
4 介護・福祉サービスの理解と医療の連携 3 介護保険制度や社会福祉制度の最低限知っておくべき目標、サービス利用の流れと役割、責務についての概要の理解
5 介護におけるコミュニケーション技術 6 サービス提供時に必要な観察・記録・報告を含めたコミュニケーションの方法を理解
6 老化と認知症の理解 9 老化による心身の変化、疾病および認知症ご利用者を支援する時の基本的な視点の理解
7 障害の理解 3 障害の概念および障害者福祉の基本的な考え方の理解
8 こころとからだのしくみと生活援助技術 24 人体の構造および機能等の知識の習得、指定訪問介護の提供方法等の理解その習得状況の確認※移動、移乗関連の実習を2時間
9 振り返り 2 学習内容の振り返り
合計 59

2.生活援助従事者研修の受講条件とは

2018年4月から新設された生活援助従事者研修は、介護事業所等の生活援助サービスの担い手を育成し、介護職の人材確保の裾野を広げる目的で導入された研修です。受講条件として、学歴、介護経験、年齢(未成年の受講制限を設けているスクールあり)はなく、生活援助中心のサービスに従事したいと考えている人であれば誰でも受講することができます。

3.生活援助従事者研修の受講方法とは?どこに行けばいい?

生活援助従事者研修をすぐにでも受講したいと考えている人もいると思いますが、2018年8月現在では、受講するための詳細が決まっていない状況となりますので、開講の詳細が発表されるまでお待ちいただくことになります。
開講スケジュールが決まっていない生活援助従事者研修を待つよりも、介護業界で働きたいと考えているのならば、介護職員初任者研修を受講することを検討されてはいかがでしょうか。介護職員初任者研修は生活援助、身体介護の両方の業務に従事することができ、生活援助従事者研修を修了するよりも仕事の幅が広がります。
また、介護職員初任者研修を修了しても「やはり身体介護はちょっと苦手…」という人も就業形態にこだわらなければ、生活援助中心の仕事に調整していただくことは不可能ではありません。

4.まとめ

生活援助従事者研修について、ご理解いただけましたでしょうか?
生活援助従事者研修が開講されるまでの期間は、介護職員初任者研修を受講していただくことをおすすめします。
高齢化が進む社会で、生活援助も含めた様々な介護サービスの需要が増えています。その中で生活援助業務は日常のお手伝いだけでなく、ご利用者とのコミュニケーションをとる重要で、やりがいのある仕事だと思います。
現在、資格を取得し介護業界で就職を希望する方へ参考になれば幸いです。参考になった方はぜひシェアをお願いします。

こちらで、介護職員初任者研修を受講することができます。
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