全身性ガイドヘルパーとは?
ガイドヘルパー(全身性)とは
1・地域社会への橋渡し
ガイドヘルパーとは、障がいのある人の活動そのものの自立性を向上させつつ、外出される際の支援をする専門職です。たとえば、冠婚葬祭、ショッピング、旅行、お仕事等障がい者の外出を介助するヘルパーがいれば行動範囲も広がります。 単なる外出の介助にとどまらず、地域社会への参加を支援する大切な役割を担うことになります。
2・大阪府移動支援従業者養成研修の指定講座
基本的に全国で通用する資格で、障害者自立支援法に基づく居宅介護サービスでの通院介助や通院等乗降介助に従事することができます。ただし、従業者要件は各市区町村により異なりますので、お仕事をお考えの方は勤務希望地域の勤務要件・従業者要件を必ずご確認ください。
3・科目免除で資格取得がより便利に
開講日の時点で、他の大阪府指定の移動支援従業者(ガイドヘルパー)養成研修を修了してから1年未満の方は、一部科目を免除にすることができます。 該当される方は、お申し込み用紙またはお申し込みフォームに【免除あり】としてください。その際修了証のコピーも添付ください。
ガイドヘルパー(全身性)のカリキュラム
日程 | 課程 | 内容 |
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1日目(①②) | 全身性 | オリエンテーション/障がい者の人権/ 障がい者福祉制度と移動支援事業/移動支援従業者の業務/ 移動支援従業者の職業倫理 |
2日目(③) | 全身性 | 障がいの理解/障がい者の心理/移動介助の基礎知識/移動介助の基本技術 |
3日目(④) | 全身性 | 移動介助の基本技術/交通機関利用の介助演習/まとめ~修了証授与 |
※1 開講日の時点で、ほかの大阪府指定の移動支援従業者(ガイドヘルパー)養成研修を修了してから1年未満の方は、科目の「共通―②」を免除にすることができます。 該当される方は、お申し込み時にお申し込み用紙に記入するかお申し出ください。その際修了証のコピーも提出を お願いいたします。
※2 全課程に出席しないと修了できません。また、日程④に限っては、次回開催クラスへの振替が可能です。
次回開催は2~3カ月後の予定ですので出来るだけお申込みのコースですべて修了できるようご調整願います。
「視覚障がい課程」について
平成23年10月より、障がい者介護において「同行援護」というサービスが始まりました。これは視覚障がい者の外出に同行するサービスで、今までは「ガイドヘルパー」の視覚障がい課程修了者が従事してきた仕事です。この「同行援護」のサービス開始に伴い、新たに「同行援護従業者養成研修」という資格が新設されました。
また、上記サービス開始に伴い、ガイドヘルパー講座の視覚障がい課程は平成23年9月末を持って終了しました。
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この記事の監修者
カイゴジョブアカデミー
編集部
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