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介護福祉士の資格の登録料とは?

財布を持つ女性介護職員国家試験に合格しただけでは、介護福祉士として働けないことは知っていますか?介護福祉士として正式に働くためには所定の登録が必要となります。この記事では登録方法、登録料、必要な書類など、合格後の手続きをご紹介します。

介護福祉士国家試験の合格発表について

まず、介護福祉士国家試験の合格発表について説明します。

いつどのように合格発表される?

合格発表は筆記試験の約2ヶ月後に行われます。 確認方法は、厚生労働省および社会福祉振興・試験センターに掲示された受験番号を確認するほか、社会福祉振興・試験センターのホームページでも確認ができます。

実務経験証明書・従事日数内訳証明書

合格発表に先駆けて、「見込み」受験した方は、実務経験証明書と従事日数内訳証明書を提出します。 実務経験証明書と従事日数内訳証明書は社会福祉振興・試験センターのHPから書式をダウンロードし、従事していた事業所の所長や施設長などの責任者に記入してもらいましょう。

介護福祉士国家試験に合格したらやること

それでは合格後の流れについて見てみましょう。

介護福祉士の登録手続きとは?

試験に合格した後は登録手続きを行わなければなりません。 合格しただけでは、介護福祉士を名乗ることはできないので注意しましょう。

介護福祉士の登録手続きについて

では、実際の登録手続きの流れを見ていきましょう。 合格後の手続きは、登録料を支払って、その控えを含めた登録に必要な書類を郵送する流れになります。

必要な登録書類と作成方法

合格通知と共に郵送される「登録の手引」を参考に、必要書類を記入します。

登録料はいくら?

登録料は登録免許税9,000円(『収入印紙』の原本が必要)と登録手数料3,320円(郵便局等で払い込み)を合わせ、合計で12,320円です。

登録証について

ここでは介護福祉士の資格を証明する登録証について説明します。

登録証とは?

「介護福祉士登録証」とは、資格登録の手続きが全て完了した後に送られるものです。 この登録証を手にして初めて正式に「介護福祉士」を名乗ることができます。

登録証はいつ届く?

登録証は申請から約1カ月で届きます。

もし登録証を紛失したらどうすればいい?

登録証を紛失した場合は、登録証の再交付手続きを行います。 まず社会福祉振興・試験センターのホームページから「登録証再交付申請書」をダウンロードし、記入しましょう。 同時に、戸籍の個人事項証明書原本、戸籍抄本原本、本籍地を記載した住民票原本のいずれかを用意しておいてください。 その後、社会福祉振興・試験センターのホームページで確認できる記入例及び様式を参考に「貼付用紙」を作成し、「貼付用紙」に『振替払込受付証明書(お客さま用)』の原本を貼り付けます。振替払受付証明書の手数料は1,200円です。 すべてを封筒に入れて、郵便局から簡易書留で発送しましょう。 登録証の再交付についての詳細はこちらをご覧ください

介護福祉士として働く準備をする

最後に、介護福祉士として働く準備について説明します。 現在の職場で継続して就業する方、合格後に転職する方がいらっしゃると思いますので、それぞれについて説明します。

今の職場で給与条件や雇用形態について交渉する

介護福祉士の資格取得後の待遇について、今の事業所の就業規則や給与規程を確認しましょう。就業規則、給与規程で待遇が明確になっていない場合は、事業所の管理者に確認します。ここでウヤムヤになってしまうと、せっかく取得した資格が評価されないことになります。もし話を聞いてくれなかったり、条件に納得できなかったりした場合は、転職も考えるのが良いでしょう。

転職活動を行う

労働条件、給与条件に納得できない、心機一転したいなど様々な理由があると思いますが、介護福祉士の資格は転職の際有利に働きます。そのため、資格取得を機に転職を考えるのも一つの手です。介護の求人情報では、介護福祉士に限定した待遇や募集の求人情報があります。求人サイトなどを利用することで簡単に求人情報を検索できますので、ぜひ検索してみましょう。 >>「カイゴジョブ」で求人情報を探してみる

まとめ

介護福祉士は国家試験合格後の資格登録が必須です。登録に期限がなく、手続きが面倒に感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、合格後に登録をして「介護福祉士登録証」が届いてから、初めて介護福祉士を名乗ることができます。この登録証があることで資格手当の支給などのメリットを受けられますので、最後までしっかりと手続きをしましょう。 介護福祉士の受験対策講座をみる

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