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職業訓練で介護福祉士を取得できる?

介護福祉士の研修を受ける若者介護福祉士は介護職として唯一の国家資格であり、取得すると就職や給料、キャリアアップなど多くの点で有利になります。介護福祉士の取得方法にはいくつかのルートがあり、ハローワークの職業訓練を利用して、介護福祉士養成施設を卒業する方法もその一つです。 この記事では、これから介護福祉士の資格を取得したいと考えているけど、どのルートが自分に合っているのか迷っている方へ、介護福祉士の資格取得までの流れをご紹介します。ぜひご一読ください。

職業訓練で介護福祉士になるまでの流れ

冒頭で記載した通り、ハローワークの職業訓練を利用して介護福祉士の資格を取得することができます。資格取得までの流れは以下のようになっています。
  1. ハローワークで相談、説明会への参加
  2. ハローワークで相談、説明会への参加
  3. 受講申込書をハローワークへ提出
  4. 介護福祉士養成施設の選考会
  5. 介護福祉士養成施設へ通学
  6. 介護福祉士国家試験の受験(合格)
  7. 介護福祉士養成施設の卒業

介護福祉士の職業訓練とは?

職業訓練は、求職者が再就職するために必要なスキルを身につけられるようにハローワークが実施している制度です。 介護福祉士の場合は長期の職業訓練となり、介護福祉士養成施設である福祉の専門学校で2年間学習します。

受講の条件とは

ハローワークの職業訓練は誰でも利用できるわけではなく、いくつかの条件があります。都道府県によって多少の違いはありますが、以下のような条件が設けられています。
  • 高等学校卒業以上の学歴の方
  • ハローワークで求職活動をして、ハローワークから受講指示・受講推薦を受けられる方
  • 国家資格等を取得して正社員就職を希望している方
  • 国家資格等を取得する意思がある方
  • 訓練開始日前の1年以内に「公共職業訓練」又は求職者支援制度の「求職者支援訓練実践コース」を受講していない方
  • ハローワークでジョブカードを活用したキャリアコンサルティングを受け、訓練の受講が必要と認められた方
  • 有期労働契約などによる非正規雇用労働者など、就業経験において不安定就労の期間が長いことや安定就労の経験が少ないことにより能力開発機会が乏しかった方や、出産・育児等により長期間離職していた女性等
  • 概ね45歳未満の方

どうやって申し込むの?

まずは住所地のハローワークへ行き、窓口で相談しましょう。介護福祉士養成施設の入学は年に1回のタイミングなので、事前に時期を調べておきましょう。窓口では、申し込み条件を満たしているか、今後の手続きに関する説明を受けます。 その後、キャリアコンサルティングを受けて、ジョブカードを作成します。キャリアコンサルティングは事前予約制となっていることが多いので、期間に余裕を持って日程調整しましょう。そして受講申込書とジョブカードをハローワークへ提出します。

期間と費用はどのくらい?

介護福祉士養成施設での訓練期間は2年間で、留年や休学をすることはできません。授業料は無料ですが、各校が定めるテキスト代や実習費用など約10万円は自己負担となります。

カリキュラムを紹介

介護福祉士養成施設のカリキュラムは、学科と実技があります。学科では「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」などを学習し、演習・実習では「介護過程」「介護実習」「医療的ケア」などを学習します。

職業訓練で介護福祉士を目指すメリット・デメリット

職業訓練で介護福祉士を目指すメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

養成施設ルートでは2年間で介護福祉士の資格取得を目指せます。一方、介護の仕事をしながら介護福祉士を目指す実務経験ルートでは、受験資格を得るのに3年間の実務経験が必要となります。できるだけ早く国家資格を取得したい方にとってはメリットになります。 また、自己負担で養成施設に通う場合と比較すると、ハローワークの職業訓練を利用することで大きく費用負担を軽減できるメリットがあります。

デメリット

職業訓練を受講するためにはハローワークが定める条件を満たす必要があり、全員が利用できるわけではないことがデメリットとして挙げられます。 また、養成施設(専門学校)に通学しなくてはならないため、家庭や仕事との両立が難しいこともデメリットです。通学している期間の収入をどうするのか考えておく必要があります。

別の方法で介護福祉士を目指す

ハローワークの職業訓練以外の方法でも、介護福祉士の資格取得を目指すことができます。ここでは受験資格として多くの方から選ばれている「実務経験ルート」について説明します。

実務経験ルートとは?

実務経験ルートは、「介護の現場で3年以上の実務経験」と「実務者研修の修了」で介護福祉士の受験資格を満たすルートです。介護業界で働きながら資格取得を目指せるので、多くの方がこのルートから介護福祉士を取得しています。 このルートのメリットは、介護福祉士の資格取得後に実務経験がある介護福祉士として働けること、働きながら資格取得を目指すことができるので生活が安定することなどが挙げられます。

実務者研修とは?

実務者研修は、介護福祉士を取得するために必要な知識や技術を学ぶ研修として位置づけられています。受講時間450時間、受講期間約6ヵ月ですが、仕事と学習が両立しやすいように「通信+通学コース」で受講する方が多いです。 弊社が運営する「カイゴジョブアカデミー」では、実務者研修を開講しています。実務者研修の受講を検討中の方は、ぜひ一度チェックしてみてください。 >>実務者研修を詳しくみる

介護福祉士国家試験の受験対策

ハローワークの職業訓練で養成施設ルートから受験する方も、実務経験ルートから受験する方も、介護福祉士国家試験に合格するという目標は変わりません。介護福祉士国家試験は年に1度きりのため、試験対策をしっかりとしましょう。 弊社が運営する「カイゴジョブアカデミー」では、介護福祉士国家試験の対策講座も開講しています。4日間の短期講座で重点ポイントを押さえて試験対策を行います。試験対策に不安を感じている方は受講を検討してみてはいかがでしょうか。 介護福祉士の受験対策講座をみる

まとめ

ハローワークの職業訓練を利用する流れやメリット・デメリットについて説明しました。皆さんの今の生活状況などに合わせて、どのルートから、どの制度を利用して介護福祉士を目指すのか、参考になったでしょうか? 介護福祉士の資格を取得することで、介護分野を始め、様々な分野で「介護の専門職」として活躍できます。この記事を読んでいただいた皆さんが、介護福祉士の資格を取得できることをお祈り申し上げます。 介護職員初任者研修(旧:ヘルパー2級)を詳しくみる 実務者研修(旧:ヘルパー1級)を詳しくみる 初任者研修の受講料を当社が実費負担するキャンペーン

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