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ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事はきつい?

更新日:2019/09/30

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事はきつい?

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事はきつい?

高齢者の自宅を訪問し、介護サービスを提供するホームヘルパー(訪問介護員)。ホームヘルパーの仕事は、やりがいがあるという声や、大変・きついという声を聞くことがあります。

今回の記事では、ホームヘルパーの仕事の大変・きついと感じることとやりがいについてご紹介しています。これからホームヘルパーとして就職する方、現在ホームヘルパーとして働いている方はぜひご一読ください。

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ホームヘルパーの仕事はきつい?

結論から言えば、どの業界の仕事でもきついと感じることがあるように、ホームヘルパーの仕事で「きつい」と感じる場面は存在するでしょう。
ここでは、ホームヘルパーの仕事はどのような点で「きつい」と感じるのかを「肉体的なきつさ」と「精神的なきつさ」から説明します。

肉体的なきつさ

ホームヘルパーの仕事には、身体介護(排泄や入浴、食事の介助など、直接利用者の身体に触れるような介護)があります。その中でも、移乗(ベッドと車いすの乗り移りなど)や入浴介助などでは、利用者の身体を支えることや持ち上げることがあるため、体力面できついと感じる方が多いようです。
また、ホームヘルパーは1日に複数の利用者の自宅を訪問するなど、移動時間を含めてタイトなスケジュールで働いています。夏の暑さや冬の寒さの中、徒歩、自転車などで次の現場に移動するほか、階段の昇り降りや冷暖房がない場所で介護サービスを提供するなど、肉体的に「きつい」と感じることがあります。

精神的なきつさ

ホームヘルパーの利用者には、自宅の掃除を自力でできない方や認知症の進行で片付けができない方がいます。そのため、訪問先でごみが散乱している、悪臭がするなどの精神的に「きつい」を感じることがあります。また、ホームヘルパーは、利用者とマンツーマンの状況で介護サービスを提供します。
利用者と良い人間関係が築けない場合には、訪問することが精神的に「きつい」を感じる時間になってしまいます。

実際の声

ここではホームヘルパーとして働いている方が、実際に現場できついと感じた意見をご紹介します。

「介護度1の独居の利用者様です。腰痛があり、掃除や買い物の生活援助に入っています。たまにゴミ捨てもやっています。毎回訪問するたびに悩んでおります。初回訪問時は何もなかったのですが、2回目の訪問時にはマンションのベランダ掃除の依頼。保険者と相談して、これはできないと話をしたら、文句を言いつつ、訪問に2時間かかりました。その次の訪問時には現在大規模修繕中のために8月中に玄関扉とその脇の部屋のサッシの交換のために机などの家具の移動の依頼。これも到底できませんと話をしたら、再び文句を散々言われました。今月の訪問時には玄関の掃除の依頼。ほうきで簡単に掃くことのみかと思ったら、新聞をぬらしたものを撒き、その後きれいにホコリ一つ残さないような掃除とのこと。これが本人曰くたった5分の掃除とのこと。でもそこまでやれば簡単に5分でできるわけがない。そのような掃除はできないといったら、介護保険は何をやる保険なんだと再び文句。」

このように、利用者とのコミュニケーションがうまくいかないことを「きつい」と感じていいる事例は多いようです。

ホームヘルパーの仕事をきついと感じたら?

実際にホームヘルパーとして働いていて、現在仕事がきついと感じている方はどうすれば良いのでしょうか?
どんな仕事も楽ではないことがわかっていても、自分がきつい状態に置かれていると「なぜ自分ばかり…」「この仕事だからかも…」と考えてしまうでしょう。

ここでは、解決に向けた取組例をご紹介しますので、参考にしてみてください。

資格取得を目指す

ホームヘルパーとして働いている方は介護職員初任者研修以上の資格を取得しているでしょう。その中で、介護職員初任者研修を取得してホームヘルパーとして働いている方は、次のステップである実務者研修の受講することで解決に向かうことがあります。
実務者研修では、介護職員初任者研修で学習した内容よりも実践的な内容を学習します。利用者の状況の理解やコミュニケーションなど問題を解決する方法を学習することで、「きつい」と感じる状況を変えることができるでしょう。
また、資格を取得することで、給与アップにつながるだけでなく、サービス提供責任者へのキャリアアップを目指すことができます。

サービス提供責任者とは、ケアマネジャーの作成したケアプランに基づき訪問介護計画書を作成、ホームヘルパーの調整業務を担います。このサービス提供責任者には以下のような任用要件があります。

  • 実務者研修修了
  • 介護福祉士
  • (旧課程)介護職員基礎研修修了
  • (旧課程)ホームヘルパー1級修了

環境を変える

もう耐えられないという方は、他の職場に転職し、環境を変えることを考えてみましょう。自分に合わないと感じる環境に無理をして身を置くことは、心も体も疲弊させる原因となります。環境を変えることで新しい気持ちで仕事をスタートできます。
ホームヘルパーの求人情報は多くあります。介護業界や介護職に特化した専用の求人情報サイトがあるので、スマホから簡単に条件を絞り込んで検索できます。

介護に特化した求人情報サイトの中でも「カイゴジョブ」が特におすすめです。求人情報数、会員登録数が多く、実際に働くスタッフの声や職場風景などさまざまな情報を得ることができます。
また、気になった求人情報について、介護業界の知識が豊富なスタッフに電話で相談することも可能です。新しい就職先を探している方は、ぜひ一度カイゴジョブで求人を検索してみてください。

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ホームヘルパーのやりがい

ホームヘルパーの仕事は「きつい」と感じることがありますが、大きなやりがいを感じる仕事でもあります。ここでは、ホームヘルパーの仕事のやりがいについてご紹介します。

日々の仕事の中で「いつもありがとう」「助かります」などの感謝の言葉をかけてもらうことが多い仕事です。感謝の言葉をかけてもらうことで、人の役に立っていることが実感できるので、やりがいを感じるでしょう。
また、ホームヘルパーの仕事では、1人の利用者へサービスを提供します。
1人の利用者に集中して向き合うことができる介護がやりがいにつながっている方もいます。

ホームヘルパーになるのは大変?

それでは、ホームヘルパーとして働くためにはどうすれば良いのでしょうか?

ここでは、これからホームヘルパーとして働くことを考えている方へ就職までの流れをご紹介します。

資格取得

ホームヘルパーとして働くためには、生活援助従事者研修、介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士などの資格を取得しなければなりません。これらの資格は、取得するために必要な期間や費用などが異なります。
未経験・無資格からホームヘルパーを目指している方が受講するのが「介護職員初任者研修」です。ホームヘルパーの求人情報の資格欄にも介護職員初任者研修と記載されています。介護職員初任者研修とは、介護職における基本的な資格で、2週間~3カ月で修了できるため、多くの介護職として就職する方が就職前に取得しています。

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就職

ホームヘルパーの就職までの流れは、資格取得→求人情報を探す→応募→面接→採用となっています。社会の高齢化が進み、介護業界ではニーズが増えていますが、担い手である介護職の不足が問題になっています。その中でも、地域で生活する高齢者を支えるホームヘルパーの需要は特に高い状況です。そのため、ホームヘルパーの求人情報は多くあり、皆さんの希望条件を満たす求人情報もきっと見つかるでしょう。

まとめ

ホームヘルパーの仕事について理解を深めていただけましたか?ホームヘルパーは「きつい」というイメージがあったり、仕事が「きつい」と感じることがあったりするかもしれませんが、とてもやりがいがある仕事です。ホームヘルパーの求人情報は多いので、職場環境、人間関係、給与、労働時間など皆さんの希望の条件を満たす職場を探してみるのも良いでしょう。

ご紹介した通り、介護業界では資格を取得することで給与アップ、キャリアアップを目指すことができます。就職・転職を考える時には、資格の取得を合わせて考えることで、自己成長と有利な条件での就職・転職に結びつきます。

皆さんがホームヘルパーとして活躍し、希望の職場へ就職・転職するための参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。