介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修
介護の資格取得ならカイゴジョブアカデミー

  1. TOP
  2. ホームヘルパー2級の履歴書の正しい書き方や初任者研修との違いを解説

ホームヘルパー2級の履歴書の正しい書き方や初任者研修との違いを解説

更新日:
ホームヘルパー2級の履歴書の正しい書き方や初任者研修との違いを解説
この記事でわかること

●ホームヘルパー2級は現在も履歴書に書ける

●ホームヘルパー2級は現在も資格として有効

●履歴書には正式名称「訪問介護員2級養成講座」と書く

●初任者研修との違いは研修の学習内容

初任者研修ならカイゴジョブアカデミー
地域最安水準の受講料!
31,900円
(税込・テキスト代込)
※都道府県によって価格が異なります
約1 ~ 4ヵ月
通信 + 通学
介護職デビューキャンペーンなら /
当校費用を全額負担

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>

ホームヘルパー2級は履歴書に書いてもいい?

ホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修(以下、初任者研修)」の前身となる資格です。2013年に廃止されたものの、現在でも初任者研修と同等に介護の基礎知識や技術を学んだ証として認められています。修了証に有効期限はないため履歴書には積極的に記載しましょう。ただし「ホームヘルパー2級」はあくまでも通称です。履歴書には正式名称である「訪問介護員2級養成研修課程」と記載してください。

ホームヘルパー2級を履歴書に書くときの正式名称

「ホームヘルパー2級」は通称で正式な資格名ではありません。保持資格として履歴書に書く際は、正式名称で記載しましょう。認定機関が定めた正式名称は「訪問介護員2級養成研修課程」です。初任者研修とほぼ同等の資格ですが、両者には明確な違いがあります。そのため履歴書に「初任者研修」と記載することはNGです。必ず正式名称である「訪問介護員2級養成研修課程」と書くようにしてください。

ホームヘルパー2級を履歴書に書くときの注意点

「訪問介護員2級養成講座」と記載する

履歴書に保持資格を書くときは資格の正式名称を用いるようにしましょう。正式名称を記載することは、介護職としてだけでなく社会人としても基礎教養が身についていることの確認にも繋がります。略称である「ホームヘルパー2級」と書いてしまうと、せっかく資格を持っていても信頼度が下がる可能性があります。注意しましょう。

「介護職員初任者研修」とは書けない

ホームヘルパー2級は初任者研修と同等の資格ですが、資格制度の改定にあわせて研修内容も改正されています。カリキュラムに変更点があるため、ホームヘルパー2級を保持していても初任者研修を修了したことにはなりません。ホームヘルパー2級を履歴書に書くときは必ず「訪問介護員2級養成講座」と記載しましょう。

資格の日付欄には修了証明書に記載された日付を書く

履歴書の資格を記載する項目には日付欄があります。日付は証明書に記載されているものを書きましょう。日付欄がない場合も「訪問介護員2級養成講座(〇年〇月修了)」など証明書に記載された日付を記載してください。なお履歴書の資格欄には“取得見込み”の資格を記載することも可能です。たとえば初任者研修を受講中であれば「介護職員初任者研修過程修了見込み」と記し、日付は空欄にしておきましょう。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違いは?

ホームヘルパー2級と初任者研修の違いは研修内容の違いです。変更点は以下の3つ。それぞれに紹介します。

関連記事

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違いは?

学習内容の追加

初任者研修では新たに「認知症の理解」という学習科目が追加されました。超高齢社会に突入した社会において認知症患者は増加しています。介護施設の利用者にも認知症患者は少なくありません。適切なケアを行うために認知症に対する知識と理解は必須となっています。

施設実習からスクーリングへ

ホームヘルパー2級で実施されていた30時間の施設実習は必須ではなくなりました。代わりに「こころとからだのしくみと生活支援」といった実技を学ぶスクーリング(対面授業)での時間が拡大されています。

修了試験の実施

ホームヘルパー2級は研修を受講するだけで取得できる資格でしたが、初任者研修では研修最終日に修了試験が実施されます。試験と言っても、研修内容を理解できているのか確認するためのもの。合格率はほぼ100%です。研修をしっかりと受けていれば合格は難しくないでしょう。

関連記事

介護職員初任者研修の試験内容は?難易度や合格率、例題もご紹介

ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修に変わった理由

「ホームヘルパー2級」は2013年の介護保険法施行規則改正に伴う資格制度の改定で廃止されました。改定前は介護資格が複数存在し、資格ごとに研修内容が重複するなど煩雑な状態だったことが改正の理由のひとつ。もうひとつの理由は、さまざまな資格があることから、キャリアアップの道筋が分かりにくく介護従事者が効率よくスキルアップできなかったことが挙げられます。現在では介護資格は“介護のキャリアパス”として整備され、段階的にスキルアップできるように体制が整っています。

現在の介護資格のキャリアパス

介護のキャリアパス

ホームヘルパー2級は今は意味がない?

ホームヘルパー2級は廃止され新たに取得することのできない資格ですが、有効期限はなく、資格としては現在でも十分に通用します。ホームヘルパー2級保持者は初任者研修修了者と同等の知識・技術があると見なされ、できることの違いもなく、有資格者として働けるのです。資格のある・なしは、携われる業務内容だけでなく、お給料などの待遇にも影響します。履歴書には積極的に記載していきましょう。

介護職を目指す人へ

介護職は年齢・学歴などいっさい不問で働ける数少ない業界です。介護職で重視されるのは経験と資格。とくに資格は知識と技術が身についているかを示す証拠になるため、ブランクのある人や、介護職未経験者であっても資格保有者は重宝され、就職で有利になります。カイゴジョブアカデミーでは初任者研修だけでなく「介護福祉士実務者研修」講座も開講しています。実務者研修はホームヘルパー2級を保持していれば、130時間が免除されるので、介護職として復職を考えている人、キャリアアップしたい人におすすめです。受講料は地域最安水準。受講生ひとりひとりのライフスタイルに合わせた複数のコースを設置しています。転職希望者を対象に受講料を当校が全額負担するキャンペーンも実施中ですので、この機会にぜひ検討してみてください。

\ 介護職に転職するなら /介護職デビューキャンペーン
カイゴジョブアカデミーならすべて料金はかかりません!
  • 受講費用*&
    テキスト代

  • 振替受講や
    再試験代

  • 就業
    サポート

*初任者研修 または 実務者研修

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の詳細はこちらから>>

まとめ

ホームヘルパー2級の履歴書の書き方、初任者研修との違いなどを紹介しました。社会情勢を鑑みて、今後も介護職の需要はますます増加の一途をたどるでしょう。長く安定して働きたい人に介護業界はピッタリです。キャリアアップの道のりの分かりやすく整っています。ホームヘルパー2級の資格を活かし、これからも介護職として長く活躍してください。

カイゴジョブアカデミー
この記事の監修者 カイゴジョブアカデミー
編集部
介護専門の資格講座学校「カイゴジョブアカデミー」の編集部です。
介護業界のプロフェッショナルが介護の仕事や資格に関するお役立ち情報をお届けします。