介護職員初任者研修を取得すると月給・年収ってどれくらいもらえる?
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は、介護業界の基本的な知識や技能を身につけられる資格として大変人気があります。近年、高齢化の進行により、両親の介護のために、介護福祉業界へ就業するためになど、さまざまな目的で取得する方がいます。 ここでは、介護職員初任者研修(以下、初任者研修)を取得し、介護業界で就業すると月給・年収がどれくらいもらえるのか解説します。
※都道府県によって価格が異なります
- 約1 ~ 4ヵ月
- 通信 + 通学
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介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)修了者の月給・年収は?
保有資格等 | 月給 | 年収 |
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初任者研修修了者 | 302,910円 | 3,634,920円 |
無資格者 | 270,530円 | 3,246,360円 |
介護職員の平均 | 318,230円 | 3,818,760円 |
厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」より、処遇改善加算を算定している事業所でのデータを引用しています。処遇改善加算を算定していない事業所もありますのでご注意ください。
出典 厚生労働省:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
初任者研修修了者と無資格者の年収の差は約39万円
上の表の通り、初任者研修修了者の平均年収は3,634,920円で、無資格者の平均年収は3,246,360円です。その差は年間約39万円です。
介護業界の平均年収は約382万円
参考までに、無資格の方から介護福祉士の方まで含めた介護職員の平均年収は3,818,760円です。初任者研修以上の資格を取得することで、年収が増えることが分かります。
保有資格で月給・年収に差が生じる理由って?
基本給・資格手当が違うから
初任者研修を取得すると身体介護を一人で行うことができるようになるなど、業務の幅が広がります。そのため、無資格者とは基本給や資格手当で違いを付けている場合が多くあります。
その他にも、初任者研修を取得するメリットや無資格者との差を以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
介護職員初任者研修とは
初任者研修の前身は、旧ホームヘルパー2級です。2013年度の介護保険法改定でホームヘルパー2級が廃止され、同等の資格として初任者研修が位置づけられました。資格の詳細や取得方法、費用などは以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
初任者研修修了者と無資格者の月給・年収の違いを解説しました。保有資格の違いで月給・年収に大きく差がつくことから、これから介護業界へ就職を検討されている方は、ぜひ初任者研修を受講していただきたいと思います。
また、カイゴジョブアカデミーでは、介護職にご興味のある方を対象に、受講料の負担なしで初任者研修を受講できる介護職デビューキャンペーンを実施しています。介護職にご興味のある方はぜひお気軽にお問合せください。
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*初任者研修 または 実務者研修
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この記事の監修者
カイゴジョブアカデミー
編集部
- 介護専門の資格講座学校「カイゴジョブアカデミー」の編集部です。
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