介護職の仕事内容とは?男性でもできるの?

男性介護職員
街を歩いていると老人ホームやデイサービスなどの介護事業所を多く見かけます。介護事業所で働く介護職員は、女性が働いているイメージが強いようですが、実際はどうなっているのでしょうか。
「平成29年度介護労働実態調査」のデータでは、介護労働者は女性77%、男性23%(無回答を除く)となっています。「平成20年度介護労働実態調査」のデータでは、介護労働者は女性83%、男性17%(無回答を除く)でしたので、男性の介護職員が増えてきていることがわかります。
しかし、介護未経験の方は、「介護の仕事内容って男性と女性で違うの?」「男性も働きやすい職場なの?」と不安がある方がいらっしゃると思います。
ここでは、介護職員とは実際どのような仕事をするのか、資格がなくても働けるのか、男性でも活躍できるのかについてご紹介します。

1.介護の仕事内容の種類

介護職員の仕事内容は介護事業所によって異なります。
ここでは、介護職員の仕事内容をいくつかに分類してご紹介します。

①身体介護

・食事の介助

食事介助では、お皿などのから食物を運ぶ手伝い、食物を飲み込んだか確認などを行います。

・入浴介助

入浴介助では、浴室での入浴に関わる行為、着替え、洗身、洗髪、入浴、体を拭く清拭を行います。

・移乗、移動介助

移乗介助では、ベッドから車いす、車いすからトイレなど移乗を支援します。
移動介助では、歩行時に付き添い、車いすを押して移動などを支援します。

・排泄介助

排泄介助では、トイレやポータブルトイレでの排泄に関わる行為、おむつ交換などを行います。

・服薬介助

服薬介助では、服用する薬の管理、服用するタイミングでの配薬、服薬の確認などを行います。

②生活援助

・食事の準備

利用者の食事を調理、配膳、後片付けを行います。健康状態や嗜好に合わせ、味付けや硬さ調整する工夫を行います。この他に、食べる前に料理を温めることも含まれます。

・掃除

掃除の援助は、ご利用者の居室など生活スペースの掃除を支援します。

・洗濯

洗濯の援助はご利用者の衣類を洗う、干す、たたむ、収納するなどの支援をします。

・買い物代行

日用品の買い物等ができないご利用者に代わり、買い物を代行します。

③送迎

・通院の送迎

介護事業所の車両にご利用者を乗せて通院を支援します。具体的には、車への乗車・降車時の介助、通院先までの運転、院内での受診手続きや支払い、薬の受け取りなどを支援します。

・自宅までの送迎

デイサービスやショートステイなどの介護事業所では、サービスを利用する際の送迎を介護職員が担当することがあります。通院と同様に車両の乗降り、運転業務を行います。

④イベントやレクリエーション

・レクリエーション

介護事業所では、社会的な交流を持つ機会、楽しみながら機能訓練を行うために、様々なレクリエーションを実施しています。体を動かす取り組み、折り紙や塗り絵のように指先を使用する取り組み、クイズのように頭を使う取り組みなど、事業所によって参加者が飽きないように趣向を凝らしています。

・イベント

ご利用者に楽しんでもらうために、定期的な外出や食事など、季節を感じるためイベントが実施されています。企画を立て、準備し、イベント当日の運営をします。

2.介護の仕事のやりがいとは?

介護職員はどのような時にやりがいを感じるのでしょうか。ここでは、介護職員がやりがいを感じることについてご紹介します。

①ご利用者から感謝・お礼の言葉を貰う

人から感謝されることで仕事にやりがいを感じます。介護事業所では、ご利用者、ご家族から笑顔で「ありがとう」と言われると、やってきた仕事が相手の生活に役立っていることを実感でき、やりがいを感じるでしょう。

②成果が認められる

人から成果が認められることで仕事にやりがいを感じる方は多くいます。介護では、目に見える成果というよりは、仕事への取り組み、研修受講や資格取得など、自身の努力を評価されることでやりがいを感じるでしょう。また男性職員の場合は、力のいる仕事やちょっとした修理など自分の得意なことを評価されることがあり、やりがいを感じやすい職場だと言えます。
研修受講や資格の取得は、将来的に管理職への昇進、昇給につながるため、成果を認められたことを実感できるでしょう。

③自身の成長を感じられる

自身の成長を感じられることで仕事にやりがいを感じます。自分の行った介護でご利用者の心身の状況が改善したり、ご利用者からの笑顔、感謝で、仕事を通して自分自身が成長していることを直に感じることができます。また、周りの職員からの評価で自分自身の成長を感じることもあります。

3.資格なしの人が介護で働く場合の仕事内容

介護職員の仕事内容は、資格の有無でどう変わるのでしょうか。
介護職員の仕事は、無資格の方でも行うことができる業務が多くあり、仕事内容は変わらないということになります。そのため、無資格で働いている方も多くいます。しかし、介護サービスを提供する相手は、介護を必要とする高齢者のため、介護に関しての知識や技術を身につけることは必要となります。
また、それぞれの介護事業所で、無資格の方の業務を分類していることがあります。例として、介護職員初任者研修修了までは他の介護職員のサポート業務を行うなどの独自ルールを設けていることがあります。

4.介護職の仕事内容は男性だと変わる?

冒頭でも述べたように、介護職員は女性が多いという統計結果があります。このように男性職員の比率が低い職場で、男性と女性の仕事内容に違いがあるのかをご紹介します。
介護事業所では男性、女性の性別による仕事内容の違いは基本的にありません。しかし男性の方が力や体力があることから、力や体力が必要な介助、男性職員ならではの視点での気づきなど、活躍できる場面が多くあります。
また、現在では介護職員の4人に1人が男性となりますので、気になる方は、就職先を探す時に見学等で男性職員の働き方を参考にすると良いでしょう。

5.まとめ

自分が経験したことのない職業や詳細がわからない職業に就職することは、不安があり、勇気がいることです。この記事でご紹介した内容は、その不安を和らげるのに役立ちましたか?
介護事業所では、男性女性問わず、ご利用者のことを考える、思いやりがある方を求めています。介護の仕事に興味がある方は、これを機会に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
この記事が、皆様の就職の後押しになれば幸いです。参考になった方は、ぜひシェアをお願いいたします。

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