ガイドヘルパーの仕事内容は?

介護職員と外出する老人
介護の職種に、「ガイドヘルパー(移動介護従事者)」という仕事があるのをご存知でしょうか?ガイドヘルパーは、視覚障害者、全身性障害者、知的障害者、精神障害者等に対する移動支援のプロフェッショナルです。
今回は、障害サービス事業所や介護事業所で活躍しているガイドヘルパーという職種についてご紹介しますので、ぜひご一読ください。

1.ガイドヘルパーとは

ガイドヘルパーとは移動支援のプロフェッショナルです。移動支援とは、一人で移動や外出が困難な方へ、移動の支援、排せつ、食事等の支援、移動先での手続き代行等を行うことです。

2.ガイドヘルパーの仕事内容・一日の流れ

ガイドヘルパーは移動支援業務を担いますが、利用者が持つ障害によって提供するサービスが異なります。ここでは、同行援護と行動援護について説明します。

ガイドヘルパーの種類 仕事内容
同行援護 視覚に障害のある方の外出に同行し、移動をサポート・援護したり、代読や代筆、排泄や食事等の必要な援助を行います。
行動援護従業者 知的・精神障害のある方が外出する際に、行動や性格上の特徴から問題が発生しないようコミュニケーションの支援や、必要となる援護・サポート等を行います。

【ガイドヘルパーの一日の流れ(例)】
8:00 事務所へ出勤
8:20 ご利用者宅から施設や学校へ外出支援
9:00 ご利用者宅へ行き、病院や買い物へ外出支援
12:00 休憩
13;00 ご利用者宅での訪問介護
15:00 施設や学校からご利用者宅への外出支援
16:00 事務所に戻って事務業務
17:00 退勤

移動支援を専門として行うケースは少なく、訪問サービスの一環としてガイドヘルパー業務を行うケースが一般的です。

3.ガイドヘルパーの仕事のやりがいや辛さは?

・やりがい

もし皆さんが病気や怪我で外出することができないことを想像してください。何らかの障害を持ち、自ら外出(移動)することができない方は、そのような想いを抱いています。
移動を支援するということは、身体的な支援はもちろんのこと、精神的な支援にも結び付いています。銀行や市役所等の日常生活を送る上で必要な手続きを支援するだけでなく、買い物や旅行といった日常生活を充実させる支援も行います。
外出で生き生きとしているご利用者の様子を見た時、外出後の感謝の言葉を受けた時に、やりがいを感じられるのではないでしょうか。

・辛さ

外出支援は、楽しいことばかりではありません。障害を抱えているご利用者は、自らその危険を回避することが難しいケースが多くあります。そのためガイドヘルパーは、ご利用者の安全を第一に考え、周りのリスクに敏感となるよう、神経を研ぎ澄ませて支援する必要があります。
神経を研ぎ澄ますこと、突発的に起きたことに対する対応等で精神的な疲れを感じ、辛いと思うことがあると思います。

4.ガイドヘルパーになるには

ガイドヘルパーになるためには、ガイドヘルパーとして働くために必要な知識や技術を習得する為に都道府県や市町村が指定する各種研修を受講する必要があります。この研修は、障害福祉サービスの種類によって学ぶべき内容が異なります。ここでは、必要とされる研修とその学習内容をご紹介します。

・同行援護従業者養成研修

【一般課程】
 [研修内容]
 視覚障害者(児)福祉の制度とサービス
 同行援護の制度と従業者の業務
 障害・疾病の理解①
 障害者(児)の心理①
 情報支援と情報提供
 代筆・代読の基礎知識
 同行援護の基礎知識
 基本技能
 応用技能

 [受講条件]
 特になし

 [受講費用]
 約30,000円

【応用課程】
 [研修内容]
 障害・疾病の理解②
 障害者(児)の心理②
 場面別基本技能
 場面別応用技能
 交通機関の利用

 [受講条件]
 同行援護従業者養成研修一般課程修了者

 [受講費用]
 約20,000円

・行動援護従業者養成研修

 [研修内容]
 障害の理解
 障害者(児)の心理
 移動介助の基礎知識
 コミュニケーション実習
 外出介助実習

 [受講条件]
 特になし(スクールによって設定されている場合があり)

 [受講費用]
 約30,000円

5.まとめ

ガイドヘルパーは、障害のある方のサポートを通して、ご利用者の笑顔を見ることができる、喜びを共有できる、とてもやりがいある職業です。
この記事をお読みいただき、ガイドヘルパーの資格に興味を持った方は、受講期間が3~5日間と比較的取得しやすい資格ですから、ぜひ受講をご検討ください。
今回の記事が参考になりましたら、シェアをよろしくお願いいたします。

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