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どうしても高齢者介護の仕事がしたい」強い思いを胸に新卒で介護の仕事を選択!丁寧に接する心を大切に、新たな挑戦へ

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初任者研修から踏み出した一歩

「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役は戸田恭平さんです。高校時代、高齢者福祉施設での体験学習をきっかけに福祉に興味を持ち、大学は福祉学科に進学。放課後デイサービス(※)の内定をもらっていたものの「やっぱり高齢者介護がしたい」との強い思いから内定を辞退し、認知症の高齢者の方々が入居するグループホームの介護職として就職されました。

※放課後デイサービス:支援を必要とする障がいのある子どもや発達に特性のある子どものための福祉サービス

戸田恭平さん(23歳)

2024年4月~5月 介護職員初任者研修(短期コース)/新宿校
2024年6月 グループホームに就職

介護の体験実習をきっかけに

藤井:戸田さんは大学を卒業されて新卒として介護職になられたんですね。介護に興味を持ったきっかけは何ですか?

戸田さん: 高校のとき老人ホームの体験実習があって、食事介助とか排泄介助とかを体験して、それが興味を持ったきっかけです。「誰でもできる仕事ではない」「自分もやってみたい」と感じました。その後祖父や曾祖母が入居している施設で介護職の方が働いている姿を見たりするうちに、自分もしっかり資格を取って介護職として働きたいと思うようになりました。

藤井:藤井:それで大学の福祉学科に進まれたんですね。

戸田さん: はい。ただこの時は高齢者介護に限定せず福祉全般の仕事をイメージしていたんですよね。

藤井:就職活動では放課後デイサービス(支援を必要とする障がいのある子どもや発達に特性のある子どものための福祉サービス)の内定をいただいたとか。

戸田さん: そうなんです。でもやはり高齢者介護の介護職として働きたいと思い直して、内定は辞退することにしました。

藤井:そういえば、大学在学中に資格は取らなかったんですか?

戸田さん: 私が進学した大学には幼稚園教諭を目指す課程で取れる資格しかなかったので、資格は取りませんでした。

藤井:それで大学卒業後、すぐに初任者研修を受講したんですね。

戸田さん: はい。無資格で就職しようという気持ちにはなれなくて。どうしたら介護系の資格を取れるのかなと思い、「介護資格」などのキーワードでネットを検索したら、カイゴジョブアカデミーにヒットしたんです。

藤井:なぜカイゴジョブアカデミーを選んだんですか?

戸田さん: ネットの口コミがすごくよかったことと、初任者研修だけでなく実務者研修も取得できるのがいいなと思ったからです。

クラスメートと助け合った介護実習

藤井:初任者研修はいかがでしたか?

戸田さん: 「楽しかった!」のひと言です。クラス全員仲が良くて和気あいあいとした雰囲気で研修が進みました。わからないこともみんなで助け合って乗り切った感じです。一人で黙々と勉強するよりもみんなで教え合った方が理解しやすいし、気持ちの面でも救われましたね。

藤井:印象的な講義があったら教えて下さい。

戸田さん: 介護技術の実習です。ベッドから車いすの移乗の介助など初めてやってみることばかりで、最初は「自分にできるのかな」「うまくできるのかな」と不安もありましたが、やはり「習うより慣れろ」といわれるように実際に体を動かして練習するうちに徐々に身に付いていきました。

藤井:移乗介助は介護の中でよく使われる必須の技術ですよね。

戸田さん: そうですね。介護実習はクラスメートとペアを組んでやるんですが、相手との体格差が大きい時に難しさを感じました。でもペアの方から「ここはこうしたらどう?」「こうしたほうがやりやすいよ」などアドバイスをもらえたので有難かったです。仲間がいたから研修を乗り越えられたといっても過言ではないです。

面接ではド緊張!でもすべて合格

藤井:就職先はどのように探されたのですか?

戸田さん: カイゴジョブアカデミーのキャリアパートナーさんに相談し、私に合いそうな就職先をいくつか紹介していただきました。キャリアパートナーさんの存在がすごく有難かったです!一人で就職活動をするよりも断然スムーズでした。

藤井:どんなところが良かったと感じましたか?

戸田さん: 一番は面接対策です。まだまだ面接などは慣れておらず右も左もわからなかったんですが、担当のキャリアパートナーさんが面接の部屋の入り方からお辞儀の仕方、話し方やアピール方法まで細かく教えてくださいました。

藤井:面接は緊張しますし、どう振舞っていいのかわからなくなりますよね。

戸田さん: そうなんです。恥ずかしながら、ものすごく緊張してしまったんです。「面接でうまく受け答えできなかったらどうしよう」とか「面接で落ちたらどうしよう」とか、かなりマイナス思考になりました。その時もキャリアパートナーさんにありのままを相談してアドバイスをもらい、面接を受けた2社とも無事に合格をいただきました。

藤井:合格した2社のうち、現在の職場に行こうと決めた理由は何だったんでしょうか?

戸田さん: 面接のときに施設見学をさせていただいて雰囲気がとてもよかったのと、利用者さんや職員の方と話す機会もいただきその時の印象に惹かれたからです。利用者さんも職員の方も朗らかだったのが心に残り「私もここで働きたい」と思いました。

藤井:就職してまだ1カ月程度ですが、お仕事には慣れましたか?

戸田さん: 仕事の流れを概ね覚えられたかな、というところです。最初は覚えることがたくさんあったので苦労しましたが、今はだいぶ楽になりました。

藤井:最初は覚えることが多くて大変ですよね。覚えるコツなどはありますか?

戸田さん: やっぱりメモを取ることですよね。口頭で聞いただけでは忘れてしまうので、メモを取って見返すのが大事だと思います。まず大きい流れを覚えて、あとから細かいことを覚えるようにすると覚えやすい気がします。

藤井:お仕事のやりがいはどんなところですか?

戸田さん: 利用者さんから「ありがとう」って言ってもらえると、やりがいを感じますよね。あと利用者さんの中にお食事もお風呂も嫌だとおっしゃる方がいたんですが、その方との関わりが印象に残っています。

藤井:どんなことでしょう?

戸田さん: 私にはその利用者さんの気持ちがただのわがままには思えず、きっと言葉にならないけど何か理由があるんだと思ったんです。なので、とにかく丁寧な態度と言葉、優しい心でもって次にすることを繰り返し説明しました。例えば「〇〇さん、次お風呂ですね。しばらく入ってないですし、今日も暑かったですからお風呂に入ってきれいになりましょうね」とこういう感じです。それを根気よく続けていたら食事をとっていただけて、お風呂にも入ってくださいました。

藤井:仕事に追われているとつい要点だけを話して済ませようとしてしまいますが、きちんと説明するのは大事なことですよね。

戸田さん: そうですよね。介護施設の一日は、食事介助や排せつ介助、入浴介助など、同じことの繰り返しとも言えます。だから「相手もわかってるだろう」と説明せずに介助に入りがちなのですが、利用者さんの体調や機嫌は毎日変わりますよね。どんな時でも利用者さんに説明して納得してもらうのは大事だと思いました。

藤井:最後に、今後の夢や目標があったら教えてください。

戸田さん: 今の職場の施設長が、利用者さんはもちろんご家族や職員に対しても懇切丁寧にお話しくださる方なんです。実は丁寧に説明することの大切さはこの施設長の姿勢から学んだことなんです。これからも尊敬する施設長や先輩方の仕事ぶりをよく見て、多くを学び、ゆくゆくは管理する立場にもなりたいと思っています。

インタビューを終えて

業務に対する慎重さと誠実さが印象的だった戸田さん。新卒で介護業界に飛び込み、施設長を始め、尊敬する先輩を見つけて業務に邁進する姿は責任感に満ち溢れていました。仕事で覚えたことは細かくメモし、自宅で繰り返し復習されているとのこと。戸田さんの実直さやひたむきな姿勢、真面目な性格を感じられるインタビューでした。23歳という若さで介護業界へ飛び込んだ戸田さんのように、もし同年代で興味がある方がいたらぜひ問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

構成、執筆:秦佐起代

記事の監修者:藤井寿和(介護福祉士)


「みんなの介護転職ストーリー」でご紹介している方々は、無資格・未経験から介護業界に挑戦したカイゴジョブアカデミーの卒業生です。皆さんが活用された「特待生キャンペーン」なら、自己負担なしで「介護職員初任者研修」の資格を取得でき、さらに介護職専門のキャリアアドバイザーによる就職先の紹介も受けられます。資格が1つあるだけで、給与や待遇がアップし、就職・転職時にも大変有利です。下記リンクからそれぞれ詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>自己負担なしで介護職員初任者研修を取得できる!「特待生キャンペーン」についてもっと見る

>>介護の最初の資格といえばコレ!「介護職員初任者研修」についてもっと見る

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