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「介護の仕事はプライベートを充実させやすい」クラブの支配人から看護助手に転身した30代男性が語る“介護の働きやすさ”

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初任者研修から踏み出した一歩

「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役はY.Sさんです。自動車工場から、レストラン、夜の飲食業での支配人を経て、初任者研修を取得し病院の看護助手へと転身されました。仕事がきつそう、離職率も高そう、おまけに人出不足……介護業界って一体どんな業界なんだろう、自分で確かめてみたい!と強い興味を持ってのご転職です。

Y.Sさん(35歳)

2023年6月~7月 介護職員初任者研修(短期コース)/新宿校
2023年8月 病院の看護助手として就職

記事の監修者:藤井寿和(介護福祉士)

ネガティブなイメージの介護職に強い興味を持った

藤井:まずはこれまでのお仕事経験について教えてください。

Y.Sさん: 地元の名古屋で高校卒業後に自動車工場に就職した後、料理に興味がわいてレストランに転職しました。その後、知人のつてで夜の飲食店で働き始め、東京に来てからは六本木のクラブで支配人をしていました。

藤井:名古屋から上京されたんですね。

Y.Sさん: やはり夜の仕事は東京が中心みたいなところがあるので、名古屋のキャバクラで4~5年働き、東京でもやってみたいと思って上京しました。

藤井:そこから介護業界へ興味を持たれたのはなぜですか?

Y.Sさん: 夜の世界はある程度経験してもう十分かなという気もしていましたし、年齢的なこともあってそろそろ今後のことも考えて仕事を変えようと思ったのがきっかけです。
子どもの頃に祖母が認知症のようになって少しお世話したことがあるんですが、その時に祖母から「ありがとう」と言ってもらえたことが頭に残っていて、「そういえば介護の仕事ってどうなんだろう」とふと思ったんです。早速情報収集してみたら、高齢者は増えているのに人手不足であること、仕事がきつくて離職率も高いことなどを目にしました。ただ「実際のところはどうなんだろう」と興味がわいたんです。

パーソナルトレーナーと初任者研修

藤井:転職活動はどのように進められましたか?

Y.Sさん: 最初は資格の学校に通いながら仕事もしようと思ったんですが、同時にやると大変かなと思って先に資格を取ることにしました。カイゴジョブアカデミーをネットで見つけて、自宅から近いし、短期コースですぐに資格が取れそうなこと、さらに条件に当てはまれば学費が免除される特待生キャンペーンを知ってすぐに申し込みました。

藤井:Y.Sさんは体を動かすのがお好きでパーソナルトレーナーの資格も勉強中だそうですね。そちらへ進む選択肢もあったんですか?

Y.Sさん: もちろん考えました。ただパーソナルトレーナーの資格は取れるまで時間がかかりそうだったので、先に資格が取れそうな介護業界でまずは働いてみようと決めました。

藤井:初任者研修の授業はいかがでしたか?

Y.Sさん: 色々な年齢層の方がいて、とてもいい雰囲気の中で受講できたと思います。受ける前はもっと暗いイメージだったんですが、皆さん明るくてコミュニケーションが取りやすかったですね。終わった後もみんなでお疲れ様会をして仲良くなりました。

藤井:ご転職先に病院を選ばれたのは?

Y.Sさん: キャリアパートナーさんに紹介していただいた中で「一番きつそう」と思ったからです。介護度が高い方が多そうだったし、そこから始めれば今後やりやすいんじゃないかと思いました。

藤井:収入面で気になったことはありましたか?

Y.Sさん: 夜の世界と比較してしまうと減りますが、自分は家庭があるわけではないし一人食べていくだけなら大丈夫かなと。残業もないので、万が一足りなくなったらほかで働けばいいことかなと思ってます。

今はとにかく目の前の仕事に向き合う

藤井:まだ転職されて間もないですが、お仕事のほうはいかがですか?

Y.Sさん: 周囲に恵まれているなと感じます。看護師の方も質問すればすぐ教えてくれますし、もっときついイメージでしたが違いました。寝たきりの方が多いのでおむつ交換や配膳、トイレ誘導、ナースコール対応などが仕事の中心です。今は無我夢中といったところです。

藤井:これまでのお仕事経験が役立っていると感じることはありますか?

Y.Sさん: 接客業が長いのでそのへんは役立っていると感じます。夜のお店は女性が多い環境ですので、介護業界にも通ずるところがありますね。

藤井:夜のお仕事と比べると働きやすさなどで変化はありましたか?

Y.Sさん: 時間外に連絡が来ることはないのでプライベートを充実させやすいこと、オン・オフの切り替えがしやすいことですね。自分の時間が増えたので研修動画とか無料で学べるコンテンツを探して勉強しています。

ある1週間のスケジュール
ある1週間のスケジュール

藤井:もし同年代の方で介護に興味がある人がいたらおすすめしますか?

Y.Sさん: 環境によるとは思いますが、私がいる職場でしたら仕事とプライベートをきっちり分けたい人や育児中の方などには特におすすめしやすいのかなと感じます。残業がないので終業したらすぐ帰れますし、育休も取りやすそうに思いますね。

藤井:最後に今後挑戦してみたいことがあれば教えてください。

Y.Sさん: 欲を言えば健康運動指導士の資格なども興味があるのでどこかでやってみたいと思ってますが、まずは目の前の仕事を安心して任せられるようになりたいですね。

インタビューを終えて

夜の世界から介護の世界に飛び込んできたY.Sさん。趣味の「体を動かすこと」を活かして介護の現場でもきっと何か成し遂げられるのではないでしょうか。介護の仕事は就業先によって変わってきます。業務内容や特長を聞いてみたいと思ったら、プロのキャリアアドバイザーに相談にのってもらうと心強いですね。

構成、執筆:岩本亜矢子


「みんなの介護転職ストーリー」でご紹介している方々は、無資格・未経験から介護業界に挑戦したカイゴジョブアカデミーの卒業生です。皆さんが活用された「特待生キャンペーン」なら、自己負担なしで「介護職員初任者研修」の資格を取得でき、さらに介護職専門のキャリアアドバイザーによる就職先の紹介も受けられます。資格が1つあるだけで、給与や待遇がアップし、就職・転職時にも大変有利です。下記リンクからそれぞれ詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>自己負担なしで介護職員初任者研修を取得できる!「特待生キャンペーン」についてもっと見る

>>介護の最初の資格といえばコレ!「介護職員初任者研修」についてもっと見る

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