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家族介護の経験をもとに介護の仕事をスタート!日曜休み、夜勤なしで働きやすい職場に出会えた40代子育て中女性のリアル

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初任者研修から踏み出した一歩

「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役はTさんです。人と接するのが好き、そして高齢者も好きというTさんは、今後役に立つことを仕事選びの基準としているそうです。ご自身の大病をきっかけに初任者研修を取得し介護職へ転身したお話をしてくださいました。

Tさん(43歳)

2023年7月~8月 介護職員初任者研修(短期コース)/柏校
2023年8月 病院の看護助手として就職

記事の監修者:藤井寿和(介護福祉士)

人と接するのが好きで人と関わる仕事をしてきた

藤井:まずは、これまでのお仕事について教えてください。

Tさん: 短大卒業後に銀行に就職し、窓口や後方業務などをしていました。数年勤めて銀行はやり切ったと感じ、その後は営業、受付業務などをしてきました。

藤井:銀行でやり切ったと感じたのは?

Tさん: もともと窓口業務がやりたくて銀行を志望しましたが、後方業務から経理、窓口と幅広く経験し、最終的に「窓口業務コンテスト」で1位を獲ることができて達成感を感じました。

藤井:それはすごいですね。その後は営業の仕事が長いですが、なにか理由が?

Tさん: 人と関わる仕事をすることが自分の仕事選びのベースなんです。人と接するのが好きなのと、やるなら将来役に立つ仕事をしたいという思いもあって決めてきました。例えば保険についてもまったく知識がなかったので、働きながら知識が得られるなら魅力的だなと思いました。

Tさん手作りのお子さんのためのお弁当

藤井:介護へのきっかけはなんでしょうか?

Tさん: 元々年配の方が好きで、お話するのも好きなんです。義父が認知症になってそばで見てきましたが、同じ話を何回されたりしてもイライラしたりしないんです。ずっと話したりそばにいても苦にならないし、それで介護の仕事も良いんじゃないかと思って主人に相談したら「合っているんじゃない」と後押しをしてくれました。実家が自営業で仕事づくめの父母に代わっていつも祖父母が一緒にいてくれました。それで自然と年配の方々が好きになったのかもしれません。

自身の大病が介護の仕事のきっかけに

藤井:介護を仕事にしてみようと思ったのはいつ頃ですか?

Tさん: 数年前、私自身が大病を患って長期入院をしたときに、看護助手さんにすごく勇気付けられて「こういう仕事も良いな」と思って調べたのが最初です。

藤井:そうだったのですね。資格を取るかどうか、どのように考えましたか?

Tさん: 病気療養中は専業主婦だったので色々自分なりに調べてみたら、初任者研修を持っていると訪問介護などでも働くことができるとわかったので、資格を取ってみようかなと思いました。

藤井:訪問介護というワードに引かれたんですね。

Tさん: 認知症の義父の介護時や義母のときも訪問介護ヘルパーさんが来てくれていました。料理するヘルパーさんの姿を見て、私も料理が好きなのでそういうことを仕事としてしながら年配の方々と接することができるのは良い仕事だなと。

Tさん手作りのお子さんのためのお弁当

藤井:介護は色々とネガティブな報道もありますが、どんなイメージでしたか?

Tさん: ネガティブなイメージはまったくありませんでしたし、今も思ってないです。

藤井:カイゴジョブアカデミーを選んだ理由はなんですか?

Tさん: 資格を調べたときに見つけたんですが、料金もリーズナブルで教室も自宅から近く、通学しやすいと思いました。

藤井:初任者研修で印象的だった授業はありましたか?

Tさん: 実技が難しくて本当に資格を取れるかなと思いました。特にベッドのシーツ交換は自宅で何度も練習しました。クラスメートが5人しかいなくてすごくアットホームな雰囲気で、先生もすごく丁寧に教えてくださいました。

藤井:初任者研修で学んだことによって、介護に対する考えに何か変化はありましたか?

Tさん: かなり変わりました。認知症の方だけが入居しているグループホームにすごく興味がわきました。亡くなりましたが義父のときのことを思い出して、こうだったのかな、こんな気持ちだったのかなと想像できるようになりましたので、知っていたらもっと楽しく話せたかもしれないと後悔しました。

藤井:それだけ、今後も役に立ちそうと感じられたんですね。

Tさん: はい、今後、身内に介護が必要になったとしても必ず役に立つと思っています。

応募者側でも面接と見学で事業所を判断するべき

藤井:就職活動でポイントにしたことはありますか?

Tさん: なるべく自宅に近いこと、公共交通機関で通えること、扶養範囲内で働けるところで探していただきました。あと日曜は休めることと、夜勤もできないこともお伝えしました。

藤井:キャリアパートナーから条件に合う就業先は紹介されましたか?

Tさん: 4つほど紹介していただきました。最初に面接したのはサービス付き高齢者向け住宅の中にある訪問介護、次はデイサービスでした。デイサービスはとても楽しそうだなと思いましたが、他の方に先を越されしまい求人が締め切られてしまったのでご縁がなかったんだなと。あと特養と病院を受けました。病院の面接は、師長さん、部長さんがとても朗らかで優しさがあり、人間関係の良さを感じたのでこちらに決めました。

藤井:他の事業所の面接はいかがでしたか?

Tさん: 実は1つ圧迫面接だと感じたところがあり、カイゴジョブアカデミーの先生にも相談しました。先生が「面接で圧迫する必要はないし、面接の雰囲気は職場の雰囲気に通じることもある」とアドバイスしてくれたんです。他方、病院は見学ができて実際に働いている方々ともお会いすることができたので、自分の肌で感じることは大切だなと思います。

藤井:就職活動と資格取得の通学を同時に進められましたが、大変ではなかったですか?

Tさん: それほどでもありませんでした。先程も言ったように就職活動で生じたことも先生に相談できたりしましたし、結果的に良かったです。ただ、先に働いてから資格取得でも良かったかなと今では思います。

藤井:それは、より実践に繋がるということでしょうか?

Tさん: 働いているとわからないことだらけになるので、その時学びの場があればより実践に近い形で教えてもらえて演習ができたのかなと。

藤井:専任のキャリアパートナーが付いたことで良かったことはありましたか?

Tさん: 介護事業所にどんな種類があるのかまったくわかっていませんでしたが、丁寧に各サービスの特徴を踏まえた説明があり、比べながら自分に合った職場の提案をいただけたのは助かりました。

藤井:資格を学んだことで役に立っていることはありますか?

Tさん: 専門用語の「褥瘡」「仰臥位」などは現場の会話に普通に出てくるので、学んでおいてよかったなと思います。

藤井:介護を仕事にしてTさんのお子さんたちの反応はいかがでしょうか?

Tさん: 2人の子どもがおむつ交換の実技練習のための練習台になってくれたりしてサポートしてくれました。いまは主人も練習相手になってくれています。

ある1週間のスケジュール
ある1週間のスケジュール

藤井:とても素敵なご家族ですね。転職を考えている人に、介護の仕事はお勧めできますか?

Tさん: 介護の仕事に興味がある方はきっと楽しいと感じるはずです。ただ、体力面では重労働で腰痛に悩む方も多いので、筋力や体調も含めて気を付けるのは大切だと思います。

藤井:最後に、これからの目標や挑戦したいことを教えてください。

Tさん: いまの病院でずっと働き続けたいです。また介護福祉士を取って、時期が来たらケアマネジャーにも挑戦したいです。

インタビューを終えて

自身の大病の経験、家族介護の経験がきっかけで介護に転身したTさん。仕事選びの基準は人と接すること、今後の役に立つことだとのお話は納得でした。終始笑顔で丁寧にお話をしてくれる様子は、本当に人が好きなんだなと伝わってきました。介護はいつか誰にもやってきます。その時を想定して、今から介護の仕事に挑戦するのも良いなと感じました。

構成、執筆:鈴木純子


「みんなの介護転職ストーリー」でご紹介している方々は、無資格・未経験から介護業界に挑戦したカイゴジョブアカデミーの卒業生です。皆さんが活用された「特待生キャンペーン」なら、自己負担なしで「介護職員初任者研修」の資格を取得でき、さらに介護職専門のキャリアアドバイザーによる就職先の紹介も受けられます。資格が1つあるだけで、給与や待遇がアップし、就職・転職時にも大変有利です。下記リンクからそれぞれ詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

>>自己負担なしで介護職員初任者研修を取得できる!「特待生キャンペーン」についてもっと見る

>>介護の最初の資格といえばコレ!「介護職員初任者研修」についてもっと見る

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