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家族を支えたい!シングルマザーを経験し2児の母として介護業界で奮闘中

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実務者研修を取得し、さらなるスキルアップへ!

「みんなの介護転職ストーリー」、今回の主役は髙橋陽菜(はるな)さんです。元々人と話すのが大好きだという髙橋さん。現在2児の母として育児をしながら介護職としても仕事をこなす日々を送っています。これまで色々な仕事を経験してきましたが「いつかは資格を持って働きたい」と考えていたそうです。髙橋さんのこれまでと介護職への思いをお聞きしました。

髙橋陽菜(はるな)さん(29歳)

2024年4月~7月 介護福祉士実務者研修/横浜校
2024年6月 介護老人保健施設(※)に転職
※病状が安定していて入院や治療の必要がない、要介護度1以上の方が入所可能な施設。

手に職をつけたい!自力で登録販売士の資格を取得

藤井:まずはこれまでのお仕事について教えてください。

髙橋さん: 高校の学費を賄うため奨学金を借りていたので、その返済のために卒業後に少しだけ水商売のアルバイトをしました。まとまった金額が稼げたのでその仕事は辞め、ケアマネジャーをしていた母の勧めもありデイサービスで介護のアルバイトをしていました。一人目の子を出産してからはコンビニや飲食店でアルバイトをしながら育児中心の生活をしていました。

藤井:お母様がケアマネジャーをされていたのですね。デイサービスでの介護職経験もおありだったとは。

髙橋さん: そうなんです。とはいえ、デイサービスのアルバイトは職場がいい環境とは言えずすぐに辞めました。

藤井:今回改めて介護のお仕事につながった経緯をお聞きしてもよろしいですか?

髙橋さん: 当時の夫と離婚することになって、一人で生活する力をつけたくて正社員として働ける仕事を探していました。手に職をつけようと考えていたところに、通信教育で登録販売者(ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品の販売ができる医薬品販売の国家資格)の資格が取れることを知って、興味があったのでがんばって取ったんです。
近所の薬局で登録販売士を募集していたので応募したら「経験者であること」が条件で、採用はしていただけませんでした。でも面接してくだったそこの社長が「医療系で興味があるなら」と近くの病院を紹介してくれたんです。そこで看護助手として働けることになりました。

もっと高齢者の日常を支えたい!介護業界へ

藤井:看護助手の仕事に就かれたんですね。

髙橋さん: はい。未経験でも医療関係の仕事につけたので、「働く意欲さえあればなんとかなるんだ」と思いました。その頃今の夫と出会い、再婚して2人目となる子どもを出産しました。

藤井:看護助手の仕事はいかがでしたか?

髙橋さん: 私は人と話すのが好きなので患者さんとコミュニケーションが取れるのが楽しかったです。ただ勤務していた病棟が療養型病棟で、元気になって退院するというよりも身体機能が徐々に落ちて亡くなる患者さんもたくさんいらっしゃいました。そんな日々を過ごすうちに、一度病院以外でも働いてみたいと思うようになり、転職を考え始めました。

藤井:弱っていく患者さんを見るのはつらいですよね。

髙橋さん: そうなんです。つらくて仕方がないのに、自分では何もできなくて……。「もっと自分にできることがあったら」と歯がゆい思いをしました。そこからだんだん、病気になる前の、もっと元気な方のお世話をしたいと思うようになったんです。

藤井:それで転職活動を始められたんですか?

髙橋さん: はい。何気なくネットを検索していたら、カイゴジョブアカデミーのサイトにたどり着きました。介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修の資格が取れると知り、登録してみました。

藤井:カイゴジョブアカデミーとどんなやり取りをされたんですか?

髙橋さん: 担当のキャリアパートナーさんとは電話やLINEでたくさん話しました。介護職デビューキャンペーンを使って初任者研修か実務者研修のどちらかを無料で受講できると聞いたので、実務者研修を選びました。看護助手を経験して基本的なことはある程度わかっているので、実務者研修から始めても大丈夫かなと。そのほうが最短で介護福祉士に近づけてコスパも良いなと思ったんです。

毎日が綱渡り!子育てと両立させた実務者研修

藤井:実務者研修はいかがでしたか?

髙橋さん: 子どもが保育園にいる時間を使って受講したので、お迎えに間に合うかどうか毎回ドキドキだった……というのが正直な感想です(苦笑)。他の受講生は講義が終わった後にみんなで食事に行かれたりしていたようですが、私にはそんな余裕はありませんでした。

藤井:小さいお子さんがいながらの受講は大変ですよね。

髙橋さん: そうですね。でも、クラスにはいろんな年齢層の生徒さんがいて面白かったです。独身の方、既婚者の方、訪問介護で働いている方、介護施設で働いている方などバックグラウンドが様々で、たくさん刺激をもらいました。

ある1週間のスケジュール
ある1週間のスケジュール

藤井:研修を受けてよかったことや、印象に残っていることはありますか?

髙橋さん: 一番勉強になったのは利用者さんに対する姿勢です。病院では患者さんに対して「こうしてください」と指示したり、「これはダメですよ」と制限したりすることもあったのですが、介護では利用者さんが主体で私たち介護職がそこにどう関わっていくか、というスタンスが大事だと学びました。それを教わったときハッとさせられましたね。

藤井:医療と介護は、似ているようで違いがあるかもしれませんね。

髙橋さん: そう思います。医療はあくまでも病気を治すのが目的ですが、介護は必ずしもそうではありませんから。利用者さんがやりたいことを一緒にやったり、何がしたいのか一緒に模索したりしていくのが介護なんですよね。

藤井:研修で難しかったことや苦労したことはありましたか?

髙橋さん: 座学には苦労しました。特にアセスメントの勉強は、利用者さんにどういう介護を提供するか根拠を考えなくてはいけないので難しかったですね。でも先生が質問に丁寧に答えてくれたこともあり、スムーズに学習できたと思います。

藤井:キャリアパートナーがついて良かったと思うことはありますか?

髙橋さん: キャリアパートナーさんとは何度もコミュニケーションを取る中で、いつでも私の気持ちを理解し、丁寧な口調で接してくれたので本当に嬉しかったです。転職先も私の希望に寄り添って子ども第一で探していただけたのは有難かったですね。

息抜きはツーリング!

藤井:実務者研修修了後に看護助手を辞めて、転職されたんですね。

髙橋さん: そうです。今年の6月に転職したばかりなのでまだまだ新人なんですが、プリセプター(一般的に、先輩看護師が一定期間新人看護師に対してマンツーマンで指導する方法)の方が細かく教えてくださいます。私も、それこそ金魚のフンみたいにくっついて回って(笑)、勉強させてもらっています。

藤井:教育体制がしっかりしているんですね。

髙橋さん: 日常的に業務を教えてくれるプリセプター以外にも、主任が定期的な面談を通じて、困っていることはないか、悩みはないかなど話を聞いてくれるので安心感がありますね。

藤井:仕事の息抜きはどうしていますか?

髙橋さん: 実は私バイクに乗るのが趣味で、大型バイクの免許を持っているんです。妊娠中や出産してからは乗れない時期もありましたが、今は休みの日に主人とツーリングに出かけたりして、ストレス発散しています。

藤井:最後に、これからのことについて聞かせてください。

髙橋さん: 最終的にはケアマネジャーの資格を取ってキャリアアップしたいです。私はおじいちゃんやおばあちゃんたちの笑顔を見るのが好きなので、介護業界で元気に働き続けて、高齢者の笑顔を守っていきたいです。

インタビューを終えて

「資格を取って安定した仕事をしたい」と強く願っていた髙橋さん。子どものため、そして、誇りを持てる仕事をしたいという思いを胸に、自分自身で介護業界への道を切り開いていきました。子育てもキャリアアップも頑張りたいという方は、髙橋さんのように資格をとることも視野に入れて将来像を描いてみてはいかがでしょうか。

構成、執筆:秦佐起代

記事の監修者:藤井寿和(介護福祉士)


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